風薫る五月になりました。

都心にありながら緑あふれる目白キャンパスでは、
学問修養の息抜きの散策を楽しむことができます。

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 目にかゝる 時や殊更 五月富士
                       
旧暦五月はまだ先ですが、
このような芭蕉の句碑がキャンパス南西の森の入口にあります。

江戸時代に富士山を眺望する絶好の場所として、
「富士見台」と呼ばれていたこの地に、
雑司ヶ谷の俳人であった金子直徳によってこの碑が建てられたのは、
文化7年(1810)―今から200年前のことでした。

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「富士見」の名は、
この近くに建てられた学生たちの課外活動の拠点
「富士見会館」の名に受け継がれています。

中央教育研究棟の建築に伴い、従来旧中央教室によって若干視線が
遮られがちであった西1号館や南1号館などの建物へのアプローチが
随分と変わってまいりました。

古き目白キャンパスの面影を残す西1号館は、昭和5年(1930)に竣工
され、今年で80年を迎えます。
当初は中等科教場として使用され、終戦前後には、陸軍省医務局が
置かれていた時期もありました。

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現在の西1号館

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中等科教場時代

現在館内には、マルチメディア教室が並んでいますが、2階の214教室
には、往時を偲ばせる照明やストーブ置き場などが残されています。

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いずれも214教室内

古きよきものと新しいものの調和のとれたキャンパスに、
春の爽やかな風が吹き抜けていきます。

4月14日、岩手県の宮古市立第一中学校のみなさんが、
修学旅行の一環として、大学見学にいらっしゃいました。

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東別館では、庇に付いている桜の院章を撮影。

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馬場にて、馬術部の活動を見学。

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緑に囲まれた血洗いの池も散策。
この池の下には、某乳酸飲料の空容器およそ4万8千本を用いた
濾過装置が埋まっており、絶えず水が循環し浄化されています。

水面にはいくつもの桜の花びらが浮かんでいました。
岩手では、桜はまだこれからとのことでした。

校内一周、「グリーン学習院」を実感したあとは、
学生ホールで大学生へのインタビューを実施。
受験勉強のことや、大学での学習内容、卒業後の将来の夢などを質問し、
熱心にメモを取る姿が印象的でした。

新しい年度の始まりに合わせたように目白キャンパスの桜(ソメイヨシノ)が満開に
なりました。

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目白キャンパスには約150種類、4400本の樹木がありますが、そのうち
約360本が桜の木です。
また、院章、校章として使われているように、桜は学習院のシンボルでもあります。

1年間静かにこの日のために準備し、たとえ誰も見ていなくとも、自ら咲くべき時を選んで
開花する―――桜は、流されない、ぶれない生き方の大切さを学生、生徒たちに
教え示してくれているようです。

3月25日、中央教育研究棟の竣工式が行われました。

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地上12階の建物で、1階には、
大学学生センター(教務課・学生課)が入ることになります。

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大教室(3階)

2階には、国際交流センター・
6階には、外国語教育研究センター等が入り、
自習室、閲覧室やコミュニケーションルームなどのスペースが広がります。
また、12階には、国際会議場が設けられます。

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外国語自習室(6階)

こちらは、中央教育研究棟の位置に建っていた
ピラミッド型の中央教室の頂部―
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南側より、新棟を見守っていきます。
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