目白が丘の桜
目白キャンパスの本部棟(西5号館)から大学図書館へと向かう木立の脇に下のような碑が建っています。

碑面には、「目白ヶ丘の 櫻と咲かむ」という、短歌の下の句に当たる部分のみが刻まれています。
この碑は、戦中から戦後の学習院激動の時代に院長を務めた第17代山梨勝之進院長の揮毫によるもので、戦時中、学徒動員により出征していった旧制学習院高等科文科の学生たちのことを記念して建立されました。
学生たちは、
「春されば めぐし乙女ら かざすてふ 目白ヶ丘の 櫻と咲かむ」
など、全員が下の句を「目白ヶ丘の 櫻と咲かむ」とした歌を詠んで、この目白の学び舎に別れを告げ出征していったのでした。
戦後、山梨院長を継いだ第18代安倍能成院長が作詞した「学習院院歌」四番の歌詞の最後は、次のようなものとなっています。
もろともに世にぞ捧げん 常(とこ)照らせ真理と平和
平和を願う学習院の桜。
次の春も、またその次の春も、永久にこの目白が丘に咲きつづけることでしょう。



















