博学連携 -学習院高等科生によるミニ展示-
学習院高等科の授業では、2年生が1年間を通して履修する「総合」学習の中に、
『博物館を知ろう』という選択科目があります。
この授業は、毎年10数名の高等科生が同じ目白キャンパス内の学習院大学史料館
に毎週通い、歴史的建造物である北別館内の史料館実習室において、普段は見え
にくい博物館の様々な仕事を知ってもらおうというものです。
史料館が収蔵する生の史料の数々を使って、調査・研究をし、そしてその成果を
小さいながらも「展示」という形で公開しますが、高等科生は初めて目にした
史料を毎週調べて約半年の授業を重ねるうちに、徐々にそれらの歴史的価値を
見い出すことが出来るようになります。
今回のテーマは「旧制学習院の歴史地理教材」で、大正から昭和初期に学習院の
地理や歴史の授業で使用されていた古い教材の数々を調べ、展示します。
(展示のタイトルも高等科生の筆によるもの)
これは『一貫教育』の素晴らしいところで、学習院ならではの授業と言えるで
しょう。
そして、同じ組織の中に存在する学校の『博学連携』という理想的な学びの形
です。
高等科生にとっては、自分が学ぶ学校の歴史を物や文書を通して直に触れる
ことが出来、学習院の大先輩方の足跡も知ることが出来ます。
大学史料館の学芸員から毎週直接色々な専門的な話を聞かせてもらえるという
ことは、たいへん貴重な経験でしょう。
また、高等科生の新鮮な発想と地道な努力は、史料館にとっても良いヒント
と刺激を与えてくれているにちがいありません。
(展覧会用冊子作りも授業の一環)
調査・研究に励み、それぞれの項目を分担して皆が「展示」、「展覧会用冊子作り」
という形にまでもっていくこの授業は、きわめて実践的な授業であると感じます。
ご指導くださった高等科、史料館の先生方にもきっと色々なご苦労があったことで
しょうが、高等科生みんなの明るい笑顔で、きっと疲れもどこかへ飛んでいって
しまったのでは?
(館の入口を入り、中の扉を開ければ、そこは明治期の雰囲気を味わえる
空間です。)
※ この授業の今年度の展示は、1月30日(月)が最終日となります。
会 場: 学習院大学史料館(北別館)
開館時間: 平日 9:30~17:30
土曜日 9:30~12:30
(日曜休館)













































































































































































