Study abroad

学習院大学

理学部数学科 2年

広瀬 一樹

現地で体験することは全て貴重な経験。
行ってみて初めてわかることが多くありました。

高校生の時にアメリカでホームステイをした際、海外の人たちは日本人と全く異なる価値観を持っていることに気づきました。大学生になり、ヨーロッパではどうだろうか?という興味を持ち、1年生の時、フランス・アルザス地方での「アルザス欧州日本学研究所連携プログラム」に参加しました。
そのプログラムの一環で訪れたバルトルディ高校の生徒の前で、日本文化をテーマにプレゼンテーションを行い、僕たちのグループは、お正月からクリスマスまでの行事を紹介しました。凧揚げやコマ回しなど日本の遊びも紹介する中で、僕がけん玉をやって見せることになったんですが、得意ではなかったので一生懸命練習しましたね(笑)。緊張しましたが、会場を沸かせることができ、その後の交流会でも話題のきっかけになりました。
第一次世界大戦の戦跡を訪れた時は、元軍人の方から塹壕(ざんごう)での生活がどんなものだったのかお話を伺いました。事前学習である程度の知識はあったのですが、実際に話を聞き、塹壕の中を歩いたことは貴重な経験です。
コルマールでは自由の女神を作った彫刻家のフレデリック・オーギュスト・バルトルディの作品を街の中で多く見ることができ、旧市街の見学ではコロバージュという木組みの建築様式があるのですが、そのカラフルな街並みに感動しました。
驚いたのは高校での数学の授業で、電卓を使って練習問題を計算していたこと。理由を聞いてみたら、卒業後は就職をするクラスなので、計算できることが重要で本質的な意味を知る必要はないという話でした。自分で計算をすることに重きを置く日本との考え方の違いが興味深かったです。
現地の施設に入る時、道がわからない時など、自分で現地の人に聞くしかありません。そんな環境の中、地域について深く知ることができたと同時に、積極性が身についたプログラムだったように感じます。