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7月8日、7月9日の2日間にわたり、
高等科3年・選択生物の授業(担当:鍋山 教諭)を取材しました。
この授業では、1年間を通して
大学の生命科学の分野に直結するような実験を行っています。
今回は、「pGLOバクテリア遺伝子組換え実験」を行いました。

紫外線で緑色蛍光に光ることで知られているオワンクラゲは、
GFP (Green Fluorescent Protein = 緑色蛍光タンパク質 )を
つくり出すことによって緑色蛍光の性質を持っています。
今回の実験では、この GFP を組み込んだプラスミドDNAを
大腸菌に組み込みます。
本来、大腸菌のコロニーは白色ですが、
遺伝子導入することでその性質を変え、
オワンクラゲと同様に緑色蛍光に光る性質に変化します。

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(図1)今回大腸菌に組み込むプラスミド DNA

今回の実験には、高等科の3年生18名が参加。
学習のテーマは、遺伝子組換え技術の理解と、
遺伝子発現の制御について学ぶことです。
担当の鍋山教諭より、
実験の流れと注意点についての説明を受けてから、実験スタートです。

<1日目 遺伝子組換え操作>

1日目は、プラスミドDNAを大腸菌に導入する
遺伝子組換え操作を行いました。
大腸菌とプラスミドDNAを混合し、
4℃→42℃(50秒)→4℃
というヒートショック(温度の急激な変化)
を与えることで、大腸菌の内部にDNAが入り込みます。
42℃はたった50秒だけ温めるのですが、
成功するか否かはヒートショック時間の正確さにかかっています。
生徒達もタイマーを構えて緊張の面持ちで行いました。

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(写真)実験に参加した生徒たち

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(写真)プラスミドDNAを混合する操作

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(写真)ヒートショックを与える操作

次に、ヒートショック後の大腸菌を、4種類のプレートに広げます。
+DNA(プラスミドDNAを加えた大腸菌)を、
LB/amp、LB/amp/ara プレートにまきます。
下の図の①、②です。

-DNA(プラスミドDNAを加えていない大腸菌)を、
LB/amp、LB プレートにまきます。
下の図の③、④です。

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(図2)今回の実験で使用する4種類のプレート

4種類のプレート中の①、②に注目します。
(③はネガティブコントロール、④はポジティブコントロールです。)
② で大腸菌の白色コロニーが生えてくれば遺伝子導入が成功したことになり、
②はUVランプで緑色蛍光に光れば、遺伝子組換えの成功と、
大腸菌内で GFP (緑色蛍光タンパク質)がつくられ、
実験が成功したことになります。

結果を楽しみに、翌日まで大腸菌を37℃の
インキュベーターで培養します。
一晩培養することによって大腸菌が増殖し、
翌日コロニーと呼ばれる状態で観察することができるようになります。
さあ、どうなるでしょうか。

4枚中1枚だけ緑色蛍光に光っていれば実験成功です!

<2日目 結果観察>

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(写真)UVランプを照射しながら、結果観察をする生徒たち

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(写真)+DNA LB/amp/ara (②) と +DNA LB/amp/ (①) の比較

上の写真は、+DNA LB/amp/ara (②) と +DNA LB/amp/ (①) の比較です。
①は遺伝子導入は成功していますが、
GFP をつくる遺伝子は OFF になっているため緑色蛍光に光りません。
一方②は遺伝子導入が成功しており、
かつGFPをつくる遺伝子が ON になっているので、緑色蛍光に光ります。

実験は成功で、きれいな緑色蛍光のコロニーを観察することができました!

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(写真)緑色蛍光のコロニー

生徒のみなさんにとっては、
自分の手を動かしながら科学のおもしろさに触れ、
日ごろの学習内容を再確認する貴重な体験となりました。

高等科3年の選択生物では、1年間を通して
大学の生命科学の分野に直結するような実験を行っています。
次回は、動物組織の超薄切片を作製し、染色していく実験を行う予定です。

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平成28年6月、学習院中・高等科にて、
アカデミック・ライティング/プレゼンテーション/ディスカッション
の方法を英語で学ぶ、特別授業が行われました!

中・高等科では、英語圏での授業を体験することを目的として、
毎年この時期に英語でアカデミック・スキルを学ぶ特別授業を行っています。

英語でエッセイを書いたり、口頭発表を行ったりしながら、
英米の文化や時事問題についても学ぶハイレベルな授業を受けることができる
貴重な機会となっています。

今回授業を担当したのは、学習院大学国際社会科学部のマクレガー・ローラ先生。
国際社会科学部ではAcademic Skills、Presentation等の授業を担当されています。

全3回のうち、6月17日に行われたアカデミック・ライティング
(英語での小論文の書き方)の授業の様子をお届けします。

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(写真)マクレガー・ローラ先生

今回の参加者は、高等科1年生13名、中等科3年生 2名の計15名。
まずはウォーミングアップとして、英語でお互いに自己紹介をします。

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(写真)英語で行われる授業に緊張気味の生徒のみなさん

つづいて、英語での小論文の書き方についての講義が行われました。
マクレガー先生は、小論文は

①導入部(Introdution)・②本文(Body)・③結論(Conclusion)

の3つの部分から構成されており、このルールを理解して
小論文が書けるようになれば、どんなに長い文章でも書けるようになる!
と強調されていました。

今回は、Q&A形式の小論文を書くために、まずトピックを選びます。
生徒のみなさんは、

1. Are people less polite than in the past?
(人びとは昔よりもマナーが悪くなっているか?)
2. Should school uniforms be abolished?
(学校の制服は廃止されるべきか?)

の2つのトピックから1つを選択し、先生の助けを借りながら、
自分の答えとその理由を考えていきます。

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(写真)先生も混じってブレーンストーミング

考えがまとまったら、前述のルールを意識しながら、
実際に小論文を書いていきます。先生にアドバイスを受けたり、
隣の生徒と意見交換したりしながら、徐々に完成させていきます。

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(写真)ひとりひとり熱心に指導するマクレガー先生

導入部・本文・結論が書けたら、最後にタイトルを付けて完成です!
タイトルは、シンプルかつ内容をよく表したものでなければなりません。

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(写真)先生のアドバイスを受ける生徒のみなさん

学習院大学国際社会科学部1年生レベルの内容ながら、
日ごろの英語学習の成果を発揮し、
全員が小論文を完成させることができました。

英語を実際に使いながら、
論理的な文章を書くトレーニングを積むことができ、
生徒のみなさんにとって非常に有意義な時間となりました。

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3月8日、目白キャンパスの学習院中等科で、
「国際交流会」が開催されました。

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(写真)会場の様子

これは、中等科を卒業後
海外留学することが決まっている中等科生の意識高揚を目的に、
中等科国際交流主管の教諭を中心に企画された取り組みです。

大学からは留学経験のある、あるいはこれから留学する日本人学生5名と
中国・マレーシア・フランス・イタリア・イギリス・オーストラリアの外国人学生9名が招かれ、
留学経験や留学計画を語り合いました。

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(写真)軽食を取りながら交流する様子

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(写真)留学生の話に真剣に耳を傾ける中等科生

また、交流会では、学習院中・高等科出身で海外留学経験者の大学生から
留学を控えた中等科生へ、励ましのメッセージが送られました。

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(写真)最後の挨拶の様子

中等科生は、身近な先輩たちや留学生から
さまざまなアドバイスを受けることができ、大きな安心感を得られたようでした。

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(写真)参加した学生と教職員の皆さん

「学習院大学と学習院中等科・高等科は、同じ目白キャンパス内にあります。
大学国際交流センターにはたくさんの留学生が訪れているので、
いつでも遊びに来て下さい」と、国際交流センタースタッフは中等科生に呼びかけていました。

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詳しい内容は、学習院大学国際交流センターFacebookで紹介しています。
https://www.facebook.com/cie.gakushuin.ac.jp
ぜひご覧ください!
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2月5日(金)、
目白キャンパスの学習院創立百周年記念会館で、
学習院初等科と学習院幼稚園の合同講演会が開催されました。

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(写真)会場の様子

これは、学習院の一貫教育の一つとして、
児童・園児の父母を対象に、
子育てについて考えるきっかけにしてもらおうと企画されているものです。

20回目の開催となる今年は、初等科元教頭で国語教育が専門の石川恵子氏を講師に迎え、
「子育てに生かすことば」というテーマでお話しいただきました。

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(写真)講師の石川恵子氏

講演では、成長段階に応じた子どもへの声掛けや話の聞き方、
親が子どもに対して言ってしまいがちだが気をつけたほうが良い言葉、
家庭での会話を通じて子どもに教えてあげてほしい言葉などについて、
教員生活の中で感じたことを、具体例を挙げながら説明していただきました。

また、家庭だけで悩まず、幼稚園や初等科の先生にも相談して情報を共有し、
周りの大人が協力して子どもたちを育てていくことが大切だと
父母の皆さんに向けてメッセージを送りました。

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最後に、親が気をつけたい言葉や行いとして、

・さ(指図する)
・し(しかとする)
・す(「すぐしなさい」と言う)
・せ(急かす)
・そ(損得で考える)

の5つを挙げ、
子どもにしてあげたいことや掛けてあげたい言葉を使って、
それぞれが自分なりの「さしすせそ」を作ってみるよう呼びかけました。

時にユーモアを交えながら、語りかけるように話す石川氏の言葉に、
参加した方は、大きく頷いたりメモを取ったりしながら、熱心に聞き入っていました。

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10月15日(木)、
平成27年度教科連絡会が開催されました。

これは、学習院の一貫教育の取り組みのひとつで、
幼稚園から大学までの同じ教科の教員が年に1度、一堂に会して、
成長段階に応じた効果的な教育を考えるとともに
事例紹介などの情報交換を通じて学校間の連携を図っています。

教科ごとに各校が持ち回りで当番校を務めています。
今年度は、四谷キャンパスにある初等科で行われた
4教科の様子をご紹介します。

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(写真)保健体育科連絡会
各学校の運動施設の現状についてそれぞれ報告を行い、
安全に授業や課外活動が実施できるよう、整備等について情報共有しました。

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(写真)社会科連絡会
選挙権年齢の引き下げに関連した主権者教育についての意見交換や、
各学校で行っているアクティブラーニングの事例についての情報交換を行いました。

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(写真)家庭科連絡会
現在新宿区で進められている、江戸時代に現在の新宿区で栽培が盛んに行われていた
内藤とうがらしの復活と普及を目指す活動について、
各学校でどのような活動ができるか意見交換をしました。
また、今年度から初等科で導入した電子黒板について説明があり、情報交換を行いました。

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(写真)理科連絡会
大学理学部が初等科生対象に実験体験を行う「科学のフロンティア」や
中・高等科生と女子中・高等科生対象の「理学部研究室体験」などについて、
今年度の振り返りと次年度に向けての話し合いが行われました。
また、新しい取り組みの実施についても検討されました。

その他の教科の連絡会も、各キャンパスで開催されました。
全体で200名を超える教員が参加し、教員同士が親睦を深める機会となりました。

9月3日(木)、
平成27年度学習院一貫教育理科研究体験
「科学の眼・科学のこころ」が開催されました。

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(写真)南7号館でのガイダンス

これは、学習院初等科5年生を対象に
学習院大学理学部が企画・開催しているもので
今年で15年目を迎えます。

各研究室の学生がサポートしながら、様々な実験を行い、
理科の面白さや楽しさを体験してもらいます。

物理学科・化学科・生命科学科に加え、
今年度から新たに数学科も参加し、
理学部すべての研究体験ができるようになりました。

学科ごとに体験テーマを決めて、全18種類の実験が用意されました。

理学部研究棟(南7号館)で行われた当日の様子をご紹介します。
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【物理学科】「低温の世界の不思議」
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(写真)「風船の奇妙なふるまい!?」
気相-液層転移の体積を減らす実験です。
酸素で満たした風船を液体窒素バスに浸すと、
みるみるうちに体積が減少し、ついには風船がぺちゃんこになります。

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(写真)「超伝導の磁気浮上」
磁石を超伝導体の上に浮かせる実験を行います。
室温において、磁石を液体窒素に浸したら、
磁石が静かに浮く様子が観察できました。

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【化学科】「僕も私も化学の魔法使い」
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(写真)「スライムを作ろう」
同じ量の洗濯のりとお湯を入れたカップに、少しずつホウ砂溶液を加えます。
割り箸でたくさんかき混ぜれば、スライムの完成!
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(写真)「入浴剤を作ろう」
乳鉢に決まった量の試薬を入れてよくすりつぶし、
細かくなったらエタノールを加えてさらに混ぜます。
型につめて上から強く押して形を作ったら、取り出します。
しっかり乾燥させれば、入浴剤のできあがり!

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【生命科学科】「生き物って不思議だな」
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(写真)「プラナリアを顕微鏡で観察しよう」
プラナリアは、切っても切っても元の体に再生する、
という特徴を持ったユニークな生き物です。
赤虫を食べてプラナリア自身の体が赤くなる様子などを観察しました。

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【数学科】「図形の不思議」
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(写真)「ストローで正多面体」
ストローとモールを使って正4面体から正12面体まで、
色とりどりの正多面体を作りました。

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約4時間かけて、すべての実験をやり遂げました!
参加した児童の皆さんに感想を伺いました。

「すごく楽しかった!」
「プラナリアを顕微鏡で見て、とても可愛かった!」
「スライムの触り心地が気持ちよかった!」

夏休み最後の一日、大学生との触れ合いも楽しむことができ、
とても充実した様子でした。

この取り組みは、来年度も継続して行われる予定です。

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9月12日(土)、
戸山キャンパスの学習院女子中・高等科において、
学習院女子大学による「女子中・高等科保証人への女子大学説明会」が行われました。

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(写真)会場の様子

女子中・高等科から女子大学へは推薦による進学制度があり、
例年、5名前後がこの制度を利用して進学しています。
今回の説明会は、同じキャンパス内にある女子大学の概要をきちんと伝えることにより、
生徒の進路を考える参考にしていただければと企画されました。
約40名の保証人の方にご参加いただきました。

まず、石澤靖治学長から、
「日本を学ぶ、世界を知る、英語で伝える」という、
3つのキーワードで表される女子大学の特徴や、
活発に行われている海外留学や海外研修、
丁寧できめ細かい少人数教育や、その成果としての就職力の高さなど、
学校の概要について説明がありました。

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(写真)石澤靖治学長による説明

続いて、畠山圭一副学長と伊藤守幸学部長より、
国際交流の担い手となる人材を育てるためのカリキュラムの特徴や、
各学科の概要、成績評価の仕組みやセメスター制などについて
説明しました。

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(写真)畠山圭一副学長による説明
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(写真)伊藤守幸学部長による説明

保証人の皆さんは、熱心に耳を傾けていました。

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また、説明終了後には、希望者への個別相談も実施しました。

参加された方からは、
「学科の特徴がよくわかった」
「特色ある授業内容や留学の話が興味深かった」
などの感想が寄せられました。

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10月3日(土)13:00~16:30
学習院女子大学のオープンキャンパスを開催します。
詳しい情報はこちらからご覧ください
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10月3日(土)14:00~16:30 
学習院女子中等科に入学希望の方(受験生・保護者)を対象とした
「学校を知る会」を開催します。
詳しい情報はこちらからご覧ください
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学習院女子大学のホームページはこちらから
学習院女子中・高等科のホームページはこちらから

学習院中・高等科、学習院女子中・高等科を対象とした
学習院の「夏休み理学部研究室体験」が開催されました。

この取り組みは、
学習院の一貫教育の取り組みの一つとして、毎年行われています。

今年は10研究室及び工作工場にて開催され、
約90名が参加しました。

研究室体験の様子をいくつかご紹介します。

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【化学科】 稲熊研究室「蛍光体をつくろう」

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(写真)会場の南7号館4階C-1室

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(写真)蛍光体の原料となる試薬を量る

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(写真)試薬を混ぜた後、プレスで固める

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(写真)電気炉で反応させた後、紫外線を当てると、緑色と赤色に光り、実験大成功!

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【化学科】持田研究室「化学のいろいろ実験」

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(写真)リズム反応。時間毎に色が変わります。

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(写真)カフェインの抽出

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(写真)石けんからロウソクを作る

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【物理学科】渡邉研究室「ロケットを飛ばそう」

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(写真)硬式野球場にてロケット発射の準備

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(写真)ロケット打ち上げの様子

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(写真)無事に打ち上げられ、降下するロケット

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【生命科学科】 小島研究室「DNAを体験しよう」

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(写真)南7号館9階9C室にて

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(写真)大腸菌をボルテックスミキサーにかける様子

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(写真)マイクロピペットを扱って作業を進める

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実験では、各研究室に所属する学生が作業の手伝いをし、
中等科・高等科の生徒たちからの様々な質問に
丁寧に答えていました。

今回参加した生徒たちの感想をご紹介します。

「試薬を固めるという作業が意外と大変だった!」
「電子天秤を使うのが初めてだったので、試薬を量る作業が楽しかった!」
「大学生と直接話をすることができて、将来の大学生活が楽しみになった!」
「簡単な材料でロケットが作れることに驚いた!」
「ロケットを作ることはそんなに難しくなかったけど、打ち上げは、風に飛ばされてしまって難しかった!」

大学の研究室での実験を通して、
参加した生徒たちは様々な刺激を受けたようでした。

この取り組みは、来年度も行われる予定です。

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7月7日(火)・8日(水)に学習院女子高等科、
7月13日(月)・15日(水)に学習院高等科において、
学習院大学と学習院女子大学の教員による出張講義を実施しました。

これは、学習院が例年行っている高大連携の取り組みで、
大学の講義がどのように行われ、どのようなことを学べるのかを高校生に知ってもらい、
進路決定の参考としてもらうことを目的としています。

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(写真)心理学科「心は鍛えられるか?」〔担当:伊藤忠弘教授〕

この出張講義には、大学と女子大学のすべての学部・学科が参加しており、
生徒たちは自分の興味のある講義を高等科・女子高等科内で受講することができます。
昨年度からは、法科大学院と、平成28年4月に大学に開設する
「国際社会科学部」も参加し、さらに選択肢が広がりました。

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(写真)国際社会科学部「国際社会科学部の授業とその特徴/
    Learning English in the Faculty of International Social Sciences」
   〔担当:乾友彦教授、マクレガー・ローラ教授〕

今年度は、高等科と女子高等科合わせて82コマの講義が開講され、
533名の生徒が受講しました。

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(写真)化学科「クラスターの科学 -3人寄れば新分子-」〔担当:河野淳也教授〕
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(写真)経済学科「社会保障問題と財政危機」〔担当:鈴木亘教授〕
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(写真)法学科「会社法入門:株主総会を理解する」〔担当:松元暢子准教授〕

講義は通常の大学の講義よりも30分短い60分間でしたが、
高校生にとって身近な話題なども交えながら、
時間が足りなくなるほど盛りだくさんの内容で行われ、
生徒たちは、熱心に聞き入っていました。

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(写真)物理学科「体の中の蛋白質モーター」〔担当:西坂崇之教授〕
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(写真)日本語日本文学科「現代日本語の助詞の分析」〔担当:前田直子教授〕

参加した高等科生と女子高等科生からは、
「大学での授業の様子がわかって面白かった」
「今まであまり興味のなかったテーマだったけれど、
授業を聞いたらもっと知りたいと思った」
などの感想が寄せられました。

日ごろ受けている高校の授業とは違う講義内容や教員の雰囲気に、
生徒たちは刺激を受けたようでした。

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9月12日(土)14:00~
学習院中等科の学校説明会を開催します。
※詳しい情報はこちらから
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10月3日(土)14:00~16:30 
学習院女子中等科に入学希望の方(受験生・保護者)を対象とした
「学校を知る会」を開催します。
※詳しい情報はこちらからご覧ください
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10月10日(土)14:30~
学習院高等科の学校説明会を開催します。
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4月12日(日)、目白キャンパスで
「オール学習院の集い」が開催されました。

この催しは、幼稚園から大学までの在校生や卒業生、父母の方々、
教職員および近隣地域住民の皆様との親睦と交流の場として
毎年開かれている行事で、今年で29回目となります。

当日は好天に恵まれ、1万人を超える方々にお越しいただきました。

創立百周年記念会館では今年も「オール学習院大合同演奏会」が行われ、
各校の在校生・卒業生が合唱や演奏を披露しました。
最後は全員がひとつのステージで一緒に演奏し、その迫力で観客の皆さんを魅了しました。

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(写真)初等科(合唱部)の発表

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(写真)OB管弦楽団による演奏

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(写真)オール学習院合唱団・管弦楽団による大合同演奏

また、キャンパス内では、一日を通して多くの方に楽しんでいただけるよう
様々な催し物やイベントが行われました。

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(写真)復興支援プログラム「アクアマリンふくしま」

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(写真)復興支援プログラム「學習院大學應援團の"福島応援"」

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(写真)お楽しみ縁日

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(写真)新潟県魚沼市物産展のお餅つき

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(写真)ボート部即席マシンローイング大会

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(写真)学習院大学剣道部野試合

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(写真)学習院女子大学ジャズダンス部のステージ発表

キャンパス内にある5ヵ所の文化財にスタンプ台を設置し、
「文化財めぐりスタンプラリー」も行いました。

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(写真)北別館(史料館)前の様子

また、2016年4月、
学習院大学に開設予定の国際社会学部(仮称)が
南2号館で学部紹介のパネル展示と施設見学を行いました。

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(写真)南2号館

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(写真)展示会の様子

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(写真)着任予定の教員による説明

その他にも、各校舎ではクラブやサークル、ゼミごとの同窓会が開催されるなど、
世代を超えた多くの方々に、
目白キャンパスでの一日をお楽しみいただきました。

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

3月6日(金)、目白キャンパスの学習院中等科で、
学習院大学の留学生との国際交流会が開かれました。

この交流会は、
高等科進学後の海外留学を希望している中等科3年生の意識高揚を目的に、
国際交流主管の教員と大学国際交流センターとの協働で、
昨年度初めて企画された催しです。

大学からは、韓国・タイ・フランス・ドイツ・イタリアからの外国人留学生と、
イギリス・フランス・ドイツへ留学が決まっている日本人学生が参加しました。

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(写真)交流会の様子①
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(写真)交流会の様子②

最初は少し緊張気味だった中等科生でしたが、
大学生が積極的に、明るく気さくに話しかけてくれたこともあり、
次第に打ち解け、自分たちから留学に関する不安や疑問をぶつけたり、
それぞれの国や都市の様子などについて熱心に質問していました。

また、外国人留学生の中にはかつて学習院高等科に留学していた学生が。
偶然にも帰国後に進学した大学が新規に学習院大学との協定を締結し、
今度は大学生として再び目白キャンパスに戻ってきてくれたとのこと。
先生方との久しぶりの再会を喜ぶ場面もありました。

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(写真)大学生によるスピーチの様子

交流会の最後には、
大学生が1人ずつそれぞれ実体験から得た「教訓」をスピーチ。
語学力の向上だけではなく、どんどん外に出ていって、
現地の人々の生活に関わりながら留学生活をめいっぱい楽しんで、とアドバイスしました。

さらに、中等科は大学と同じキャンパス内にあるので、
いつでも大学の国際交流センターに来て、何でも相談してほしいと呼びかけました。

故郷を遠く離れて学問を志す大学生の皆さんは、
これから同じ道を志す中等科生には頼もしい存在です。
さまざまなアドバイスを受けて、留学への意欲が更に高まったようでした。


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2月4日(水)、
目白キャンパスの学習院創立百周年記念会館で、
学習院幼稚園と学習院初等科の合同講演会が行われました。

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(写真)学習院創立百周年記念会館

この催しは、学習院の一貫教育のひとつとして、
園児・児童の父母の方々を対象に、
子育てについて考えるきっかけにしてもらおうと企画されているもので、
今年で19回目の開催となります。

遠州茶道宗家13世家元の小堀宗実氏を講師にお迎えし、
「茶道に生きる日本のこころ」という演題でお話しいただきました。

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(写真)講師の小堀宗実氏

講演では、茶道の魅力や楽しみ方について、
また、季節を先取ること、名残を惜しむこと、余白の美、不整調の美など、
茶道が長い歴史の中で大切に受け継いできた「おもてなしの心」について、
プロジェクターを使いながら解説していただきました。

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(写真)講演の様子

その中で小堀氏は、
一律に高価なものであれば良い、古ければ良い、ということではなく、
お客様に合ったものを心を込めて選ぶこと、
最初から完全なものを提供しようとするのではなく、
「完全なものに近づこうという気持ち」が大切であると話しました。

こうした茶の湯の心得は子育てにも通じるところがあるとのこと。
広い意味で親のあるべき姿を学ぶことができました。

小堀氏は平成13年に家元を継承して以来、
「茶の湯を通して心を豊かに」をモットーに、
伝統の継承と精神文化の普及に努め、新時代の茶の湯を創造し、
各界とのコラボレーションや海外での活動にも積極的に取り組んでいます。

青少年育成のための「遠州流茶道こども塾」も全国各地で開校し、
学習院でも幼稚園の年長組を対象に、毎年2月に行われています。


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学習院剣道部の寒稽古は、初等科から大学の現役部員、
剣道部のOBOG組織「剣桜会」の会員が一堂に会し行われる恒例の行事です。

例年1月初旬に行われていましたが、
今年度は中高生の参加しやすい時期に実施時期を早め、
昨年12月15日(日)~21日(土)の7日間にわたって行われました。

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(写真)早朝の目白キャンパス大学体育館入口

大学剣道部主将名で1日のスケジュールが示されます。
日の出前、まだ薄暗い朝6時10分のランニングから始まり、
約2時間かけて切り返し・礼式・地稽古といったメニューをこなします。

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(写真)全員揃ってのランニング
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(写真)礼式の稽古

参加延べ人数は7日間で約1,400名にものぼりました。

剣道部の寒稽古は今年で57年目になります。
OBOGから大学生へ、大学生から中・高等科生、初等科生へ。
『先輩から学び教わったことを、後輩へ教え伝える』という伝統が
長年にわたって引き継がれています。

一貫教育を体現する中で、剣道の技術だけでなく、
礼節を尊び、困難にも耐え抜く「心」と「体」を鍛え、身に付ける。
それが学習院剣道の心髄です。

最終日には、初等科から大学OBまでが全員集合して記念撮影を行いました。
昨年までは最終日に全員そろうことがなかなか難しかったのですが、
実施時期を年末に設定したことで、今回ようやく実現することができました。

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(写真)参加者全員での集合写真

また、納会終了後には大学学生食堂でのお汁粉会も行われました。

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(写真)大学学生食堂でのお汁粉会

剣道部員の保護者の皆さん手作りのお汁粉がふるまわれ、
全員でおいしくいただき、今年度の寒稽古を締めくくりました。


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過去に行われた剣道部寒稽古の様子をGakushuin.TVでご紹介しています。

 ①壮観!学習院剣道部寒稽古「他校の参加者も続々の魅力」
 ②凛!学習院剣道部~歴史と伝統を受け継いで~

ぜひご覧ください!
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★大学ブログSakuLIFE「サクッと情報局」が更新されました★

昨今、「高大連携」の取り組みが注目されています。

「高大連携」とは、文字通り大学と高校が連携して、
高校生に大学レベルの教育に触れる機会を設け、
大学で学ぶ意欲を高校生に持たせるといった取り組みのことですが、
今回は教育ではなくスポーツの高大連携を取材してきました。

しかも、学習院ならではの、大学・高等科・中等科が連携する取り組みです。

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ブログの続きはこちらの大学ブログSakuLIFE「サクッと情報局」から

学習院の一貫教育の取り組みのひとつに
「教科連絡会」があります。

同じ教科の教員が年に1度、一堂に会し、
幼稚園から大学までの一貫教育を行うにあたり、
成長段階に応じた効果的な教育を考えるとともに、
最新の事例紹介などの情報交換をする取り組みです。

10月16日(木)、
今年度の教科連絡会が開催されました。
各校が持ち回りで当番校を務め、幹事の教員が司会進行します。

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(写真)理科教科連絡会の様子
高等科・中等科では貴重な標本を数多く所蔵していますが、
保存・管理の観点から普段は公開していません。
そこで「標本室」をより広く世の中に知ってもらうべく、
標本資料のデジタル展示を計画中とのこと。
進捗状況の報告と意見交換がされました。

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(写真)外国語教科連絡会の様子
「学習院における新しい外国語教育と研究」をテーマに、
4名の教員がそれぞれの取り組みについてプレゼンテーションを行いました。
写真は大学外国語教育研究センターの教員が、
eラーニングシステム「Moodle」とタブレットを連携させた
授業の取り組みを紹介している様子です。
その後、各学校・学科から現況についての報告があり、情報共有が行われました。

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(写真)数学教科連絡会の様子
当日大学史料館にて開催されていた「伊藤 清―確率解析の父-」展を
大学理学部数学科の中島匠一教授のガイドで見学しました。
伊藤清〔1915-2008〕は学習院大学で教授として教鞭を執った経歴を持つ、
世界的に有名な数学者です。


教科連絡会の歴史は昭和49(1974)年にはじまり、
今年で40年目を迎えました。

毎年200名を超える教員が参加し、
教科単位の学校間連携や教員間の交流の場として、
学習院における一貫教育の充実に重要な役割を果たしています。

9月4日(木)、
平成26年度学習院一貫教育
「理科研究体験 -科学の眼、科学のこころ-」が
行われました。

これは、学習院大学理学部の企画による
学習院初等科の5年生を対象とした一貫教育プログラムで、
今年で14回目の開催となります。

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(写真)目白キャンパス南7号館3階 実験室

物理学科、化学科、生命科学科の先生方の指導のもと、
大学生・大学院生が「サポート隊員」として、
子どもたちに理科のおもしろさ、実験の楽しさを伝えます。

各学科ごとに体験テーマを設定し、
合わせて19種類もの多彩な実験が用意されました。

参加した児童64名は3つの大きなグループに、
さらにテーマにより5、6名程度に分かれて、全ての実験を順番に体験していきます。
その様子の一部をご紹介します。

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【物理学科】テーマ「低温の世界の不思議」
液体窒素を使い、日常では接することのない極低温の世界を体験します。

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(写真)「液体酸素の色は?」
風船に閉じ込められた酸素は-196℃の液体窒素によって凝集され、
液体酸素になります。空色の液体酸素を確認できました。

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(写真)「風船の奇妙なふるまい!?」
気相-液相転移の体積減少を検証する実験です。
風船を液体窒素に浸すとみるみる体積が減少し、ぺしゃんこになりました。

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(写真)「酸素を"採集"しよう」
空気中にある酸素を冷やして気体から液体にします。
酸素には「ものを燃やす性質」があるので、集めた液体酸素に線香を入れて確かめました。

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【化学科】テーマ「僕も私も化学の魔法使い」
身近に使っているものを実際に作り、化学の不思議さや素晴らしさを体験します。

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(写真)「積極的に手を挙げる初等科生」
7種類ある実験の中で、どれからやりたいか挙手制で決定しました。

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(写真)「入浴剤を作ろう」
炭酸水素ナトリウムなどの試薬を計って乳鉢に入れ、すりつぶします。
粒が細かくなったらエタノールを少し加えてさらに混ぜ、成型して乾燥させたら、
泡の出る入浴剤ができました!

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(写真)「スライムを作ろう」
家にある洗濯のりに同じ量のお湯を加え、
ホウ砂溶液を少しずつ加えながら割りばしで激しくかき混ぜると、
のばしたりちぎったり、自由自在のスライムになりました!

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(写真)「卵を落としても割れない物質」 ※学生による実演
「アルファゲル」という化合物で作られたマットは、
高いところから落下する生卵を割らずに受け止める衝撃吸収能力を持っています。

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【生命科学科】テーマ「生き物って不思議だな」
生物のDNAや細胞、形態についての観察を行いました。

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(写真)「ブロッコリーからDNAを取り出す」
ブロッコリーの花芽の部分を細かくすりつぶしたものに、
水・塩・家庭用の食器洗剤を混ぜます。
混ぜ合わせた水溶液にエタノールを少しずつ加え、しばらく置くと、
白っぽい半透明のDNAが出てきました。

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(写真)「ショウジョウバエの観察」
ショウジョウバエの持つさまざまな生命現象や生体内物質の構造・働きは、
ヒトを含めた多くの多細胞生物にも共通する問題を解明する糸口となるため、
現代生命科学の研究には欠かせないツールの一つです。

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(写真)「プラナリアってなんだろう?」
切っても切っても元の体に再生するというユニークな特徴を持つ生物。
赤虫を食べさせたり、実際に切ってみたりして、それらの様子を
顕微鏡で観察しました。

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サポート役を務めた学生たちは、実験の目的や方法などについて
初等科生にもわかりやすい言葉で説明していました。
そのため子どもたちもすぐになじんで、
和気あいあいとスムーズに実験が進められました。

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19種類の実験を約4時間かけて完遂!
実験室は、学生たちの「理科の楽しさを伝えたい」という気持ちと、
それに応える初等科生の旺盛な好奇心で、活気に満ちあふれていました。

この日初等科の子どもたちに芽生えた好奇心が、
将来、世紀の大発見につながる可能性も大いにあります。

夢いっぱいの理科研究体験、充実した夏休みの1日となりました。


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学習院の中等科・高等科、女子中・高等科の生徒を対象に
「夏休み理学部研究室体験」が行われました。

この研究室体験は学習院の一貫教育の取り組みの一つとして、
毎年夏休み期間中に行われています。

学習院大学理学部の11研究室および工作工場で
それぞれ実施された研究室体験に、計95名の生徒が参加しました。

その中から、8月27日(水)に行われた
化学科持田研究室での研究室体験の様子をご紹介します。

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(写真)目白キャンパス南7号館 持田研究室
有機化学、有機金属化学を専門分野とする研究室です。

今回は「煎茶からのカフェイン抽出実験」に
中等科・高等科の生徒12名がチャレンジしました。

持田研究室に所属する学生・院生と有井助教の指導のもと、
有機溶媒(クロロホルム)を用い、煎茶からカフェインを取り出します。

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(写真)茶葉に熱湯を加える

煎茶20グラムを入れた三角フラスコに熱湯200mlを加えます。
カフェインは熱湯によく溶ける性質があるので、
抽出の効率がよいとのこと。

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(写真)有機溶媒を加える

煎茶を常温まで冷やしてから分液ロートに移し、
有機溶媒を加えて混ぜます。
このとき、分液ロートの内圧を下げるためにガスを抜きます。

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(写真)分液ロートのガス抜き

有機溶媒を加えて混ぜると、液体が二層に分かれ、
カフェインは有機溶媒の層に移ります。

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(写真)分液ロートの中で二層にわかれる

上が煎茶、下が有機溶媒。
カフェインは下層に溶け込んでいます。

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(写真)カフェインの溶けた有機溶媒のみを取り出す

取り出した有機溶媒に
無水硫酸ナトリウムを入れて乾燥・ろ過し、
「ロータリーエバポレーター」という
蒸留装置を使って有機溶媒の除去を行います。

※蒸留・・・液体混合物を、その成分の沸点の差を利用して分離する操作

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(写真)ロータリーエバポレーターでの溶媒の除去

実験の結果、
20グラムの煎茶の茶葉から、0.26グラムの
カフェインを抽出することができました!

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(写真)白色の粗結晶として、カフェイン0.26グラムを抽出

同じ「学習院」という枠組みの中で、
大学の教員や学生が中学生・高校生に理科の楽しさを伝え、
高いレベルでの実験成功の喜びを共有できるこの取り組みは、
まさに一貫校ならではの体験学習です。

参加した中等科の生徒は、
「学校の実験ではなかなかできないことを体験できた。
ただおもしろいというだけではなく
新しい知識として次へとつないでいけたらいい」と
話していました。


この取り組みは来年度以降も継続して行われる予定です。


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学習院の游泳教育は、
明治13(1880)年、隅田川で始まり、
大正2(1913)年からは静岡県沼津市島郷の海岸で毎年行われている伝統行事です。
今年も、7月終わりから8月にかけて、
中等科、初等科、女子中等科の児童生徒を対象に実施されました。
 ※沼津游泳教育について詳しくはこちらから(学習院広報 第88号)。

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(写真)游泳教育(初等科 2014.7.29撮影)

この沼津游泳教育の実施にともない、
7/20-21の2日間、
高等科生助手、初等科・女子中・高等科・中等科の教員、法人の職員および
男女両高等科時代に助手として参加した経験のある卒業生で
組織する「沼津游泳会」が事前準備を行いました。

まずはじめに、
クレーンで脚立と和船を防波堤の外側へ搬出します。

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(写真)脚立の搬出(防潮堤外側から撮影)

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(写真)和船の搬出(防潮堤内側から撮影)

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(写真)和船の搬出(防潮堤外側から撮影)

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(写真)搬出後の脚立と和船

その後、
海での距離感を把握するために使用される杭を、
15mおきに2列、計10本を打っていきました。

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(写真)杭打ち

昼食後は、技術向上を目的とした漕艇訓練、游泳訓練が行われました。

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(写真)漕艇訓練

17:30ごろに干潮になると、
飛び込み台と見張り台に使用される2基の脚立を設置するため、
全員で力を合わせて脚立を持ち上げ、海へと運びました。

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(写真)脚立入れ

脚立を海中に固定をするため、土嚢袋を脚立の足にくくりつけます。

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(写真)土嚢袋による固定

最後に、
両脚立の沖中央に上級班用のブイを設置して、事前準備は完了です。

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(写真)事前準備後の海岸

翌日も午前中に漕艇訓練、游泳訓練が行われ、
午後からは中等科の游泳教育がスタートしました。
このように、
多くの方々に支えられ学習院伝統の游泳教育は今も受け継がれています。

※GakushuinTVにて游泳教育の様子をご紹介しています。
 ①沼津游泳場 準備編
 ②沼津游泳場 施設紹介編
 ③沼津游泳場 初等科距離泳編

4月13日(日)、
目白キャンパスにて「第28回オール学習院の集い」が行われました。
お天気に恵まれ、暖かな春の日差しが降りそそぐ中、
9,967名の方々にお越しいただきました。

創立百周年記念会館では「オール学習院大合同演奏会」が行われ、
各学校の合唱や演奏が披露されました。
また、幼稚園から大学までの児童、生徒、学生、
そして卒業生の皆さんがひとつのステージで共演し、
「オール学習院」の豪華な演奏が披露されました。

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(写真)幼稚園

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(写真)大学・女子大学音楽部

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(写真)オール学習院合唱団・管弦楽団による大合同演奏

キャンパス内では、
その他にもさまざまな催しが行われました。

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(写真)復興支援プログラム「アクアマリンふくしま」

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(写真)新潟県魚沼市物産展

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(写真)岩手県久慈市・八幡平市合同物産展

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(写真)常磐会教養部作品展

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(写真)お楽しみ縁日

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(写真)応援団リーダー公開

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(写真)桜弓会の模擬射会

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(写真)剣道部野試合

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(写真)体験乗馬会

また、各校舎では、
クラブ・サークル、ゼミなどのOB会や
同窓会なども多数開かれていました。

年代を超えてオール学習院が一同に会した春の一日、
お楽しみいただけましたでしょうか。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。


※写真は全て4月13日(日)撮影

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