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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
6月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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6月です。奥日光の花のシーズンの始まりです。
中禅寺湖や竜頭の滝ではトウゴクミツバツツジやアカヤシオ、シロヤシオ、ヤマツツジが、
千手が浜ではクリンソウが、戦場ヶ原でもズミ、ワタスゲ、レンゲツツジが咲き誇っています。

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竜頭の滝上の赤紫のトウゴクミツバツツジ
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竜頭の茶屋では白いシロヤシオとオレンジのヤマツツジ

小屋の周りでもズミが咲き、草地の斜面にはシロバナノヘビイチゴやミツバツチグリ、
湿地帯ではワタスゲの群生がとても可愛いです。そして建物の脇に2本のクリンソウが咲きました。

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小屋の前のズミの木
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ズミの花は近寄ってみると蕾が淡いピンクで、花弁は可愛らしい白です
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草地斜面の黄色のミツバツチグリ
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小屋から少し離れた湿地帯の白いワタスゲの群生。奥は山王帽子山
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小屋の脇に咲いているクリンソウ

花の咲き具合もその年によって違い、
昨年はいろは坂で見事に咲いていたアカヤシオ、シロヤシオは今年は残念ながら余りパッとせず、
その代わりに昨年はゴールデンウィーク時の遅霜で蕾も出なかったズミが、
今年は昨年の分もと、戦場ヶ原や光徳周辺で白い花を咲かせていました。

そして奥日光ならではの音響・・・エゾハルセミです。
セミは夏に鳴くのが一般的でしょうが、奥日光では6月になるとこの小さなセミが一斉に鳴き始めます。
面白い事に天気に敏感で、雨が降りそうになるとピタッと鳴き止むので、鳴き止むと慌てて洗濯物をしまい込んでいます。

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小屋入り口の杭に止まっていたエゾハルセミ。大きさは3~4センチ程です。

今月は光徳小屋にいらした際には是非寄っていただきたい温泉の紹介です。
奥日光ではやはり何といっても湯元温泉で、小屋から車で10分程度で着きます。

25軒以上の宿泊施設の内20軒余りが日帰り入浴をやっていて、料金は500~1,000円。
湯元温泉は乳白色の単純硫黄泉でメタケイ酸が多く含まれ美肌効果に優れているそうですよ。
小屋には日帰り温泉マップがありますので温泉三昧はいかがでしょうか。

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温泉街の外れにある湯元源泉。硫黄の匂いもして地面に湧き出ている湯に手を入れると結構熱いです。
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お寺=温泉寺でやっている珍しい温泉で男女別の小さいながらも少し熱めの温泉です。話のネタに・・・。
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湯元温泉でゆっくりした後は、湯の湖の湖畔で涼んでいきましょう。

そして、小屋のお隣(歩いて15分!)にある日光アストリアホテル。
お湯は湯元温泉から引いている乳白色の温泉です。
利用料金は、学習院日光光徳小屋の利用者には特別に半額の500円にしてもらっていますのでお得です。

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日光アストリアホテル(=光徳温泉)の入り口。

これから梅雨が明けますと都会では猛暑が続くと思われます。
標高1,500メートルの自然のクーラーの中、光徳小屋に涼みにいらして下さい。

今月のゼミ・サークル紹介は「山岳部」のメンバーです。
日光白根山登山に学生1名とOB・コーチ2名の方が小屋を利用され、
登山口でもう1名合流してから日光白根山に登られました。

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この日は他にも山桜会(山岳部OB会)の7名の方々も利用されて、
にぎやかに過ごされていました。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
5月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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GWを迎えて奥日光は一気に様相が変わりました。
4月、小さな春を見つけては心ウキウキ喜びを感じていましたが、
5月になると周りの日々変化する速さに追いつかないほどです。

GW前に日光から咲き始めたピンクの桜は標高に従って中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原、湯元へと駆け上がり、
それを赤紫のアカヤシオ、朱のツツジが後を追うように咲き移っていきます。

樹々の芽吹きはハイスピードカメラを見ているように日に日に緑を増し、その速さに驚くばかりです。
観光客もめっきり増えて駐車場も久しぶりに車で溢れています。

中禅寺湖では遊覧船が巡りスワンボートも多数浮かび、
赤沼では小田代ヶ原や千手が浜へ行く低公害バスが運行を始め、
戦場ヶ原はバードウオッチングする人たちで賑わっています。

お隣の光徳牧場では牛達が広い牧場に移されてのびやかに草を食んでいます。

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光徳牧場の牛たち
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光徳牧場のオオヤマサクラと男体山

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今回は尾瀬にある至仏山の紹介です。
GW前後の残雪期の至仏山は植生保護の為に入山規制が行われ、
今年は4月28日から5月7日までが登山可能な期間でした。

そんな短い期間の中で天候にも恵まれた快晴の下日帰りで登ってきました。
この時期の至仏山はアイゼンやスノーシューで登るだけでなく、山スキーで登って滑り下りる人、
スノボーをザックに担いで登り滑り降りる人...さまざまなスタイルで残雪の山を楽しむ人たちで賑わいます。

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登山口の鳩待峠からスタートしますが雪はまだ優に2メートルはあります。
私達は各々スノーシューとBCクロカンで登りました。
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絶好の天気の中、目印のテープやトレースはハッキリしていて安心です。
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しばらく登ると見えてきました、奥に見えるなだらかな山が至仏山です。
白い雪の山並みと空の青さが目に染みます。
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樹林帯を抜けて広い雪の斜面を目印に沿って登っていきます。
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山スキーの人たちも快適に登っています。
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子至仏山の頂上直下をトラバースしているたくさんの人。
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眼下の尾瀬ヶ原の先に燧ケ岳が望めます。どこを見ても最高の展望!
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子至仏山のトラバース中の谷側の斜面。スキーやスノボーで滑るには絶好の斜面が広がっています。
分かりにくいですがスノボーの人が一人滑り降りていきました。
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至仏山の山頂は大勢の人で写真を撮るにも順番待ち。
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帰り道、再び子至仏山のトラバース斜面を下って行きます。
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鳩待峠に戻りました。5時間ほどの行程でしたが、たっぷりの残雪と青い空に恵まれた最高の山行でした。

尾瀬はこれから雪が融けるとニッコウキスゲや水芭蕉等の花の季節になります。
光徳小屋から尾瀬の玄関口でもある戸倉までは車で約1時間半で行けて日帰りも可能です。
また、都内からは電車とバスを利用した日光・尾瀬周遊プランもあり、
「はるかな尾瀬~、とおい空~」へ向かわれる方は途中下車して光徳小屋を利用されてはいかがでしょう。

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今月のゼミ・サークル紹介は、秋にも来てくれました「あるける同好会」です。
新人部員も含めて学生8名とOB・コーチ4名の計12名で、
GW期間中に日光白根山、切込・苅込湖、男体山に登るために光徳小屋を利用してくれました。

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フレッシュな新入部員と2・3年生たち。
帰り際には布団も干していってくれました。ありがとうございました。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
4月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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東京の桜は満開という便りが聞かれる頃になっても、
光徳小屋ではまだ最低気温がマイナスを差していました。

でも着実に積雪は減り、晴れる日が増えて最低気温がプラスとなった頃、来ました!春です!
朝方、空がようやく明るくなる頃突然聞こえてきました。小鳥の鳴く声です!

思えば冬の間、雪に埋もれた森の中でシーンと音のない朝を迎えていましたが、
久しぶりに小鳥の声を聞きようやく光徳小屋にも春が来たと感じたのです。

日に日に鳥達の種類も増え、蝶も姿を見せ始めています。
木々の新緑や花が咲き出すのはこれからですが、
青い空の下で川や森や山が春を迎える準備をしている4月です。

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半年振りに屋根の上に姿を見せてくれたキセキレイ。
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管理人棟の窓を開けると目の前の電線に...オハヨウ!

4月は小屋のオープンに向けての準備があり、
小屋の雪囲いの撤去、水出し、漏電検査、プロパンガスの残量確認、
防災検査、外回りでは林道の目印撤去や砂利道整備等色々な仕事があります。

今回は小屋の雪囲い撤去の様子をご覧にいれます。
先ずは小屋周りの除雪から始まりますが、
今年は雪が深く小屋の除雪機では太刀打ちできません。

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毎年雪囲い撤去をお願いしている工務店さんの
ホイールローダー(タイヤが人の背丈ほどある除雪車)で一気に道路を広げ、
小屋前に作業が出来るほどのスペースを作ることになりました。
ホイールローダーが道路部分を小屋に向かって進んで行く様子です。力強いです。

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スゴイ!気持ちの良いくらい一気に雪をどかしてくれます。
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小屋前には広いスペースが出来ました。
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屋根の下はホイールローダーでは無理なので、除雪機とスコップの手作業で行います。
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除雪後も数回雪が降りましたが、2週間してようやく小屋の周りも雪が融けて
雪囲い撤去が出来るようになりました。
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工務店さん達二人で取りかかり、小屋正面のボードから撤去していきます。
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屋根から落ちた雪が溜まっていて足の下はまだ雪が残っています。
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側面は雪のため足場が悪く大変でした。
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撤去作業の後半からまた雪が降り始め寒くなってきました。

雪がチラチラ降るなか撤去完了です。
長い時間外で作業をしていただいたお二人には、
すぐに小屋のストーブで温まって貰いました。

雪囲いを取り外すと小屋の中は明るく、
外の風を入れて掃除も出来るようになり、これで皆さんを迎える準備が整いました。

おかげさまで私達もようやく一年を迎える事となりました。
大自然の中での生活は驚く事ばかりで大変な事も多くありましたが、
何とか厳しい冬を越して春を迎えられる事に喜びを感じている次第です。

奥日光ではGWの前までにはビジターセンターやレストハウスもオープンし、
地元の人たちは大忙しで観光客を迎える準備をされています。
どうぞ5月の美しい新緑の風景が広がる光徳小屋にいらして下さい。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

3月12日(日)、学習院創立百周年記念会館にて、
蛇子沢小屋譲渡式及び50周年記念式典が行われました。

蛇子沢小屋は、新潟県北魚沼郡銀山平に、
学習院大学輔仁会ワンダーフォーゲル部によって建てられ、
昭和42年3月に学習院大学へ寄贈されました。

越後の山々に囲まれ、春夏秋には銀山湖、奥只見ダム、
尾瀬へのハイキングや登山などのため50年間利用されてきましたが、
このたび、学習院より新潟県魚沼市へ譲渡することになり、
内藤政武学習院長と佐藤雅一魚沼市長により、譲渡契約が締結されました。

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(写真)譲渡契約書に署名する内藤学習院長〔左〕、佐藤魚沼市長〔右〕

譲渡式の後には、50周年記念式典および懇親会が行われ、
関係者一同が蛇子沢小屋の思い出を語り合い、別れを惜しみました。

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(写真)譲渡式・式典の様子
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(写真)集合写真

蛇子沢小屋および土地は魚沼市へ無償譲渡され、
今後は魚沼市より管理を委託された地元管理団体が一般利用者へ貸し出す予定です。

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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3月になると晴れの日が多くなり、
気温は最低温度がマイナス10℃より下がる日も減り、
最高温度もプラス5℃近くまで上がり、
晴れた日中には太陽の暖かさを感じるようになってきました。

晴れた日の青い空と白い雪のコントラストの美しさは、
とても綺麗で何とも言えません。
1~2月中の吹雪の中で除雪していた苦労が吹き飛んでしまいます。

小屋周りの景色は見る見る変わり、
時々降る雪も昼には太陽の熱で消えて雪解けの早さには驚くばかりです!

思わずイソップ物語の「北風と太陽」が頭に浮かび、
太陽は何と暖かいのかと身に浸みて感じてしまいます。

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小屋周辺では積雪は半分となり、
除雪していた砂利道では地面が見えています。

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小屋の前から眺める男体山の景色も春めいてきました。

戦場ヶ原・三本松を走る国道120号線も随分と雪が減り、
除雪された雪で隠れていた道路脇の杭が出てきています。
除雪車の出動もめっきり少なくなりました。

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戦場ヶ原を通る国道120号線。奥に見えるのは三つ岳。
全面凍結していた湯ノ湖も水面が見え始め、冬の終わりを感じます。

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湯ノ湖とまだ白い金精峠

晴れの日が多くなると雪も締まり、天気の良い週末の戦場ヶ原や光徳の森では
スノーシューでのハイカーが多く目立ちます。
雪の上を正規の登山道から外れて思う気ままに歩いて行くのは楽しいもので、
木々の間を登っているとこんなものを見つけました。「サルの腰掛」です。

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ストックの先で突っついてもビクともしません
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手でぶら下がっても取れないほどしっかり木にへばり付いています.

ところで残念な事に、先月紹介しましたシカ達ですが、
小屋前の斜面のもみの木の下から最近姿を見せなくなりました。
雪が減った為なのか、他に安全な場所を見つけたのか
何処かへ行ってしまったようです。

今月は雪国ならではのマラソン大会を紹介いたします。
「第2回全日本山岳スノーシューイング・レースin日光」といい、
大会としては2月から3月にかけて、石川県の白山や新潟県の妙高、
そしてここ日光の3カ所で開催されます。

大会としては10年を経過していますが、
ここ日光での開催は今年で2回目となります。
雪の積もった銀世界の中をスノーシューを履いて走る市民マラソン大会ですね。

日光大会は光徳のクロスカントリーコースを利用して行われ、
15kmの距離を走る2種目の競技に男女総勢70名程の参加者が集まりました。

今回は、主人がコース誘導のボランティアとして参加し、
選手たちにコース指示をしながらの応援です。

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アストリアホテルのスタート地点でアップをする選手たち。
女性の姿も見受けられます。

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スタートです。15km・5kmコースとも一斉にスタートします。
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15kmと5kmのコース分岐点となる3.8km地点でのコース誘導。
青のウエアが主人です。

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後半10.7km地点でのコース誘導

この日は天候にも恵まれて各選手とも楽しそうに走り抜けていました。
ゴールにはなぜかダースベーダー!
最後の選手がゴールするまで、寒い中ずっと選手達を(寡黙に)盛り上げていました。
来年は主人も選手として参加したい!と言っています。

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ゴール地点でダースベーダーと!

このお便りをまとめていたら(3月下旬)、
太平洋低気圧の影響で関東地方に大雪注意報が出て、
小屋でも40センチ以上積もり積雪も再び1mを越えてしまいました。

気温は高めですので融けるのも早いでしょうが、
久しぶりに除雪機の出動となりました。
奥日光の春はまだまだでしょうか!

光徳小屋は4月下旬からオープンします。
それまでに雪が消えて、小屋の雪囲いを取外し、
皆さまをお迎えする準備に取り掛かります。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
2月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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立春を過ぎたとはいえ、奥日光はまだまだ冬です。
毎日、日課である雪掻き、雪下ろし、除雪機...
とにかく雪に埋まらないようにしなくては!と
小屋の周りや林道で頑張っています。

特に天気予報は注意して見ていますが、
こちらに来て分かったのは、テレビの気象情報で見る奥日光の天気や気温は、
中禅寺湖(標高は約1,270mで、ちなみに日本一標高の高い湖です)で観測されたもので、
さらに標高の高い光徳小屋(1,500mに近い)では気温はそこから3~5度は低くなり、
天気も新潟や群馬に近いようです。

2月に入り少し寂しい事に、雪が降っている間は小屋に閉じ込められて、
止みそうになるのを見計らって除雪作業をし、
天気が良い時には食料の買い出しをしなくてはならず、
残念ながら山やスノーハイクに行く時間が出来なくて稀にみる太陽を恨めしく見ています。

さて、そんな中でも朝方に小屋付近を歩いてみると、
シカやキツネ、タヌキ等の足跡が点々と残っていて、何が歩いたのかなと見るのが楽しみです。
面白い事に動物も深い雪の所を歩くのは冷たい様で、
除雪した歩きやすい林道に足跡が続いています。

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(写真)これはシカの足跡
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(写真)分かりにくいですがタヌキかキツネか?

そして、今月是非ともお知らせしたいのはシカです。
ふと気づいたら小屋前の雪原斜面の100m程奥にあるもみの木の下を
シカが寝床にしているようなのです。

オスが2~3頭とメス1頭がいますが、特に2頭のオスが立派な角をしていて、
森の王様のような風格が感じられます。

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昼はエサを求めて付近を歩き廻っているのでしょうか、
夕方5時位には戻ってきて、翌朝は10時位まで木の下で座っているのです。
なるべく脅かさないように見守っていますが、
当初は小屋から出て見に行こうとすると、
ドアを開けただけでこちらを警戒して見下ろしていましたが、
最近は主人が毎日のように口笛を吹き続けていたら慣れてきたのか、
全く警戒しなくなりました。

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身近に居てくれてうれしくもありますが、
付近の木々はシカが樹皮を食べてしまってこんな状態です。
シカによる木々の被害も大きく、
どちらも厳しい冬を生きていく事は大変ですね。

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1月下旬から2月にかけて奥日光では数々の雪まつりイベントがありました。
日光湯元では「奥日光氷彫フェスティバル」が行われ、
大きな10数個の、人の背よりも高いカマクラの中に1体ずつ氷の彫刻が飾られました。

作者は一流ホテルのシェフの方が多く、
料理をより映えるように氷の彫刻をされているようです。

彫刻は150cm程はあるのですが、カマクラの中に飾るには、
出来上がったパーツパーツをカマクラの中で組み立てるとの事でした。
水が接着剤になるのですね。

2体ほど紹介しましょう。

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(写真)獅子が吠えている作品
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(写真)酉年にちなんで白鳥が飛び立つ作品

イベントとしては他にも「雪灯ろう」や「湯ノ湖の花火」などもあったのですが、
残念ながら行けませんでしたので来年を楽しみにします。

3月には春めいて来るとの事ですので、
雪の戦場ヶ原や湯ノ湖、雪山も何とかご紹介したいと思っています。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
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明けましておめでとうございます。

日光光徳小屋にきて初めて迎える冬ですが、
今シーズンの雪の訪れは遅く、
日光湯元スキー場では、12月中の営業が出来ないほどでした。

光徳小屋周辺でも、雪が積もったり消えたりで
冬でもこんなものかな...と思っていたら、来ました!

10日過ぎからの大寒波で毎日20㎝近く降り続き、
一気に腰辺りまで積り、周辺の景色は一面真っ白です。

心配していた日光湯元スキー場も、ようやくゲレンデ整備ができて、
修学旅行で来ている子供たちのスキー教室で賑やかになりました。

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(写真)大寒波後の光徳小屋

そして、光徳牧場やアストリアホテル周辺では
スノーシューのツアーやクロスカントリースキーを楽しむ人が増えて、
土日の光徳公営駐車場は他県ナンバーの車で一杯です。

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(写真)光徳沼からの男体山。スノーシューや写真を撮りに来る人も沢山います。

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(写真)アストリアホテルと太郎山。
ホテルではクロスカントリーやスノーシューのレンタルもあります。

毎日降る雪に、生活のリズムもまだまだ慣れませんが、
一日の始まりは除雪から始まります。

小屋周りの動線確保や、光徳小屋から舗装道路までの林道の除雪で
3~4時間ほど掛かりますので、結構な肉体労働です。

日中でもマイナス10℃の野外での仕事では、
冬山用の手袋やソックス、毛糸の帽子、ゴーグル等が役に立っていますが、
一番便利なのは長めのベンチコートです。持っていて良かった!

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(写真)管理棟と本棟を結ぶ道を作るために雪スコップで除雪に奮闘中。

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(写真)5mもある雪掻き棒で管理棟裏の屋根の雪下ろし。遠く離れていますので安全です。

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(写真)初めて経験する除雪機ですが毎日フル活動で扱いにも慣れてきました。林道での除雪です。

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今月は、雪遊びに欠かせないスノーシューとBCクロカンを紹介します。

<スノーシュー>
雪が深いシーンで、登山靴等に装着してストックを使って歩きます。

左の赤い方は、小屋に備え付けのもので、平地の散策に適しています。
右は、私が使っている登山向けのもので、結構急な斜面でも使えます。

戦場ヶ原や光徳周辺のスノーハイクでしたら、左のスノーシューで充分です。
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靴に装着して歩きますが、踵が上がりますので普通に歩けばOK、こんな感じです。
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靴だけでは膝上まで沈んでしまう新雪の斜面も、
スノーシューだと脛(すね)の下辺りまでしか潜りません。
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<BCクロカン>
クロスカントリースキーは、
整備された専用のコースを歩くスキー(競技では走ってますが...)で、
スキー板はエッジが無くて細身で長く、踵が上がるビンディングと専用の靴を使います。

BCクロカンは、クロスカントリーと似ていますが、
整備されていない野山を歩いたり、斜面を登ったり滑ったりのスノーハイク用で、
スキー板にはエッジがあり滑走面にはウロコ状の凸凹があります。

踵の上がるビンディングと専用の靴を使うのは共通です。
靴は山靴のように紐で結ぶもので、スキーブーツのような安定感はありませんが、
歩くには軽くて快適です。

最近、徐々に見かけられるようになり、奥日光周辺の雪の散策にピッタリです。
今シーズンからこの遊び道具に初めて挑戦しますが、
シーズン終わりにはどの程度上達するか(しないか)楽しみにしています。

これが私のBCクロカンのスキー板です。
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踵が上がり滑走面にウロコがあるため、ある程度の斜面なら快適に登っていきます。

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新雪の斜面ではスノーシュー以上に沈むことなく、踝(くるぶし)くらいです。

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斜面を滑る時は、テレマーク(※)技術が必要なので、ただいま猛特訓中!
(※両スキーを前後にずらして片方のひざを折り、腰を落として滑降・回転する技術のこと。)

冬の奥日光のホテルや旅館等では、
スノーシューやクロスカントリーの宿泊セットが組まれています。
今年の冬、スノーシューデビューしてみてはいかがでしょうか。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
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辻邦生は1957年から61年にかけてフランスに留学しており、
初めてその地に足を踏み入れた時から、
「自分が本来生まれるべき」土地と感じるほど
フランスを第二の故郷と愛していました。

そのフランスの地にて、
巡回展「辻邦生-パリの隠者 TSUJI Kunio Un anachorète à Paris」が
2016年11月8日~12日にパリ日本文化会館で、

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(写真)パリ日本文化会館

2016年11月17日~19日に
学習院大学と交流のある(※1)ストラスブール大学
U2-U3図書館の2カ所で開催されました。

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(写真)ストラスブール大学U2-U3図書館

留学時代の北杜夫宛の手紙や日記、
原稿やイラストなど、辻とフランスの繋がりを示す資料を展示し、
会期を通じて、多くの現地の方を含む約500名が来場、
現地メディアにも取り上げられました。

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(写真)パリ日本文化会館での展示の様子
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(写真)現地メディアの記事

巡回展パンフレットには、
本人がパリで持ち歩いていた古地図が掲載されており、
パリでの辻邦生ゆかりの地を見ることができます。
辻邦生ファンの方は必見です!

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(写真)パリ巡回展パンフレットより「辻邦生ゆかりの地」

パリ巡回展パンフレットは史料館にて入手可能です(※2)。

フランス留学での日々は、辻にとって「<小説家>としての骨格」を成し、
後年、生活者として同化することを望んだ
「小説家としての辻邦生」が誕生した地パリにて、
展覧会を開くことができたのは、意義深いことでした。

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辻邦生展関連講演会 史料館講座案内
講演:作家・加賀乙彦「辻邦生の出発―『夏の砦』」
日時:7月22日(土)14時~15時半
場所:学習院百周年記念会館正堂 *入場無料・事前申し込み不要
また、毎年辻の命日である7月29日前後に
史料館内で開催される辻邦生のミニ展示でも「夏の砦」を取り上げる予定です。
是非お越しください。
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※1 学習院−アルザス欧州日本学研究所連携プログラム(アルザスプロジェクト)はこちら
※2 パンフレットは無くなり次第配布を終了します。ご希望の方は史料館へ直接お越しください。

※twitterでも辻邦生関連の情報を公開しています
辻邦生関係資料(学習院大学史料館)twitterアカウントはこちら
※史料館ホームページはこちら

学習院女子高等科2年鴨下さんが入選し、1月13日(金)に
皇居、正殿松の間にて行われた歌会始の儀に招かれました。

今年のお題は「野」で、
日本や海外から応募された約2万首の短歌から
入選歌の10首となりました。

鴨下さんの歌

 野原ならまつすぐ走つてゆけるのに満員電車で見つけた背中

「今まで会いたかったと思っていた人や
自分と遠くなった存在を電車などで見つけたときに感じる様な
もどかしさや切なさを詠みました。」(鴨下さん)

歌会始の儀では、鴨下さんは
古式に則り披講される歌会始の儀式を堂々とこなしました。

終了後、鴨下さんから
「足音しか聞こえないような厳粛な雰囲気にとても緊張しましたが、
一生に一度の経験で将来になっても名誉を感じることだと思います。」
「両陛下からお言葉を賜り、
皇后陛下が、私の制服を見て懐かしくお感じになられたり、
歌を褒めてくださいました。」
と感想やエピソードを述べてくれました。

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(写真)鴨下さん

女子中・高等科では、課題として短歌や俳句を作っており、
それを楽しむ雰囲気があります。
河野裕子短歌賞などのコンクールにも多数入賞し、
頻繁に学校賞を頂くなど、盛んな取り組みをしています。

女子中・高等科ホームページはこちら

12月13日(火)、
長崎県にある純心女子高等学校2年の生徒2名が、
修学旅行の一環として大学法学部平野教授を訪問しました。

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(写真)訪問の様子

生徒は、アメリカ大統領選挙や18歳選挙のこと、
日本の政治のことなどを平野教授に質問し、
平野教授も熱心に、高校生にわかりやすいように説明していました。

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(写真)質問に答える平野教授
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(写真)真剣に話を聞く生徒
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(写真)平野教授と記念撮影

訪問後、生徒からは
「こういう経験はあまり無く、楽しかった」「勉強になった」と
感想を言ってくれました。

※長崎県純心女子高等学校ホームページはこちら
※学習院大学法学部ホームページはこちら

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
12月のお便りが届きましたのでご紹介します。
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12月になり、奥日光では先月まで営業していたカフェやレストラン、
赤沼自然情報センターや日光湯元ビジターセンターが閉まり、
道路も山王林道は上旬に、金精道路も下旬には閉鎖して
来年4月の雪解けまでの長い長い冬が始まりました。

チョット寂しい感じもしますが、でもご心配なく!
冬の奥日光にはいろんなイベントが予定されています。
中禅寺温泉のカマクラまつり、奥日光では雪灯ろうまつりに花火に氷彫刻、
戦場ヶ原では星空観察等など...。

ウインタースポーツでは、湯元温泉スキー場や光徳クロスカントリースキー場があり、
また戦場ヶ原はスノーシューのメッカで多くのスノーハイカーが訪れます。

特にスノーシューは、3月に光徳で全日本山岳スノーシューイング大会が予定されています。
また、各ホテル・旅館ではスノーシューレンタル付きの宿泊プランもあって
温泉と奥日光の冬の大自然を楽しめます!

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(写真)光徳牧場の裏から見た男体山と冬でも元気な牧場の牛たち

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(写真)凍結の始まった湯ノ湖と金精峠方面


いよいよ雪山のシーズンがやって来ました。
今月は日光白根山からの「山のお便り」をお送りします。

群馬県側の菅沼登山口から日光白根山に登るコースで、
登山口の駐車場までは小屋から車で約30分で着きます。
既に雪道となった金精道路は金精トンネルを越えると更に雪の量が増えてきます。
夏のシーズンは、登山客で満車になる駐車場もさすがにまばらで10台ほどの車。

ここで身支度を整え、久しぶりの冬用のジャケットにオーバーパンツを着込み、
ザックにはピッケルやアイゼンを入れてスタートです。

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このあたりで積雪は5㎝位でしょうか。

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30分程登った辺りで積雪10㎝位になってきました。

樹林帯の中を2時間程登って弥陀ヶ池に着くと、目の前がパッと開けて日光白根山が現れます。
青空と白い雪がとても素敵です。

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頂上へは正面に見える尾根を右から登り、奥の陽の当らない岩場を越していくルートです。
ここで登山靴にアイゼンを装着しましょう。

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頂上に向かう尾根の上部では、陽の当らない北面の斜面で風が強いため積雪はあまりありません。
夏道をたどり、上に見える岩場と雪がミックスした狭い所がこのルートの核心部になります。

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核心部に着いて下を見るとこんな感じ!下の方に登山者がいるのが分かりますか?

岩場を越えて陽のあたる稜線に出ると、太陽の真下に日光白根山の頂上が見えます。
そして、太陽が体にあたると急に暖かく感じてきます。
ここまで登ると積雪は15㎝位になりました。

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標高2,578メートルの日光白根山の頂上です。

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今回も天気は最高!遠く北アルプスや八ヶ岳、南アルプス、富士山まで望めました。

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頂上を後にして下っていると、道標に付いたエビの尻尾が融けて氷になりキラキラ輝いていました。
奥に見えるのは男体山と中禅寺湖です。

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男体山一家(右から男体山、大間名子山、小間名子山、女峰山、太郎山)が揃って迎えてくれました。

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左下に見えた五色沼。一気にスキーで滑り降りたら気持ち良いでしょうね!

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五色沼まで下って来ました。全面凍結しています。

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振り向くと登って来た日光白根山が立派にそびえてます。

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もうすぐ登山口の駐車場です。
約7時間30分の行程でしたが最高のコンディションで楽しい山行でした。

帰りは金精道路を戻り、途中湯元温泉でゆっくり体を温めて帰りました。
これから1月、2月ともっと雪が積もるので、
次回はスノーシューやクロスカントリースキーを紹介出来たらと思います。

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学生の皆さん、ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇に、
自然あふれる日光光徳小屋をぜひご活用ください!
(11月4日~4月20日前後までは、雪のため閉鎖となります。)

詳しいご案内はこちらから

2017年のさくまサン年賀状ができました!!
皆さま是非ご使用ください。

今年は、一富士二鷹三茄子です!
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皆さまにとって2017年が、良い年でありますように。

10月22日(土)、
学習院女子大学図書館の「ブック・セレクト・ツアー」を
取材しました。

同じ新宿区にある紀伊國屋書店新宿本店のご協力のもと、
図書館に置きたい本を学生自身に店頭の書棚から直接選んでもらうという
恒例企画の本年度第2回目です。今回は18名の学生が参加しました。

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(写真)紀伊國屋書店新宿本店
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(写真)選書の様子

18名の参加学生は地下1階から地上8階までの広い店内を2時間かけて回り、
自分が読みたい本、友達にも読んでもらいたい本などの視点で、
多くの本を選んでくれました。

今回は同じゼミに所属する
日本文化学科3年生の益原さんと渡辺さんの選書に同行しました。
1年生のときからこのツアーに参加している二人は豊富な選書の経験を生かして、
今回は「ゼミの発表に役立つ本」というテーマを自らに課して選書をしていました。

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3年生の二人は翌年に卒業論文の提出を控えているため
民俗学の書棚から調査や研究の参考になりそうな本を手にとって、
内容を確認し選んでいきます。

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選書ツアーにおける1人当たりの購入予算は、2万円までの設定です。
自分では買えないような高価な学術書を図書館の蔵書として選べることも、
このツアーの魅力のひとつです。

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選書後は書店のイベントスペースをお借りし、
それぞれが予算の範囲内で選んだ中から1冊を持ち寄って、
本の紹介を1人2分以内で語る「ブックトーク」を行いました。
今回から各自が紹介した本(全18冊)の中から一番読んでみたい本を投票で決める
ビブリオバトルスタイルで実施して、「チャンプ本」を選びました。

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「チャンプ本」や他のセレクターがビブリオバトルで取り上げた本などは、
図書館3階の専用コーナーに各セレクターのお薦め理由を書いたPOPと共に
配架されます。皆さん、楽しみにお待ちください。

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この取り組みは来年度も継続して行われる予定なので、
本が大好きで、ブック・セレクト・ツアーに興味を持った学生の皆さんや、
本の好きな仲間を作りたい皆さんはぜひ参加してみてくださいね!

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※学習院女子大学図書館のホームページはこちらから

※学習院女子大学のホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
11月のお便りが届きましたのでご紹介します。
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光徳小屋の管理人に就いてアッと言う間に6ヶ月が過ぎました。
11月になり、季節もアッと言う間に秋が終わり、
冬型の気圧配置で強い北風が吹くと、枯葉が舞うどころかバラバラ降り落ちてくる勢い、
最低気温がマイナスを差し始めたと思っていたら
初霜、初氷、初雪となり小屋周りも白くなったりしました。

小屋では建物1階部分に雪囲いをし、水回りの水抜き確認や除雪機の試運転、
灯油やプロパンガスの確保をしてこれから来る冬に向かって準備を始めています。

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(写真)初雪で白くなった光徳小屋周辺

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(写真)雪囲いをした光徳小屋

今月は太郎山からの「山のお便り」です。

先月に登った男体山から続く山々を、深田久弥の日本百名山の中では、
「...男体と女峰の間に、大真名子・小真名子山(真名子は「愛子(まなご)」の意か)があり、
やや北にそれて太郎山があるのも、いかにも一家族の山という気がして面白い。」
と紹介されています。

父親の男体山や息子の太郎山に登りながら日光のそんな山並みを見るのも楽しいものです。
今回のコースは山王峠から山王帽子山~小太郎山~太郎山のピストンです。
所要時間は約7時間。

前の日に雪が降り、午前中の間は登山道にも多少雪が残っていましたが、
この日は快晴で下山する頃にはほとんど溶けていました。
マイナーな山ではありますがアップダウンがあり、
剣が峰(けんがみね)というスリルな岩場もあり飽きる事のない山でした。

太郎山への登り口は山王峠の車道沿いにありますが、
道標はササ藪の中にありチョッと分かりにくいです。
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登山道には昨日の雪がうっすら残っていました。
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ササ藪の中の雪は見えづらく、足元に注意しながらよく踏みしめて進みましょう。
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1時間ほどで山王帽子山の頂上。
樹林で覆われていて展望はありませんが、ちょうど一息つける場所です。
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倒木もあります。このような障害物は、結構体力を消耗させます!
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小太郎山に着きました。
この日は天気も良く360度の展望、まずは景色を!
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剣が峰。
右も左も切れ落ちた岩場ですので慎重に進みましょう。
先に見えるのが太郎山の頂上です。
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登り始めから約3時間半。Mt.taro 2367.5メートルに到着。
目の前には男体山、大真名子山、小真名子山、女峰山の家族が揃っています。
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下山路は正面に男体山を、
その右下に中禅寺湖を望みながら最高のロケーション。
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更に進むと、左手に枯れ木の間から見える太郎山の火口原。
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この先は剣が峰から小太郎山、その右に小さく雪を被った日光白根山。
気持ちの良い稜線です!
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山王帽子山の登り返しから、
登って来た太郎山・小太郎山を振り返る。
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今回の太郎山は晩秋の山でしたが、
これからいよいよ雪山のシーズンに入ります。
次回の「山のお便り」は雪景色の山を紹介できるとよいのですが・・・お楽しみに!


今月のゼミ・サークル紹介は「あるける同好会」です。
私も主人もあるける同好会のOG・OBなので、
1年生から4年生のフレッシュな後輩たち7名が来てくれて大変嬉しかったです。

まだ紅葉の残る男体山への山行でしたが、
当日は山頂付近にガスが掛かり、風も強く大変だったようです。
日光には他にも楽しい山が沢山ありますので、また来てください。

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(写真)小屋の前で...

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(写真)当日の登山口にて

まだ日も明ける前ですが真っ暗の中でも若い皆さんは元気一杯です!

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学生の皆さん、ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇に、
自然あふれる日光光徳小屋をぜひご活用ください!
(11月4日~4月20日前後までは、雪のため閉鎖となります。)

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現在、目白キャンパス中央教育研究棟12階の
「目白倶楽部」に設置されているピアノは、
大正期に日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)によって製造された、
「足踏式竪型自動ピアノ」です。

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(写真)目白倶楽部に設置されているピアノ

もともとは貞明皇后(大正天皇皇后)に献上されたという由緒あるもので、
今上天皇が皇太子であった昭和26(1951)年、
学習院高等科3年に進級し、当時新築の目白「清明寮」にご入寮された際に、
母君の香淳皇后(昭和天皇皇后)が「皇太子殿下の寮生活の徒然の慰めに」と
清明寮にお下げ渡しになったと伝えられており、
清明寮がなくなった今もそのまま学習院に残されて、
現在は学習院アーカイブズが管理を担当しています。

※「清明寮」ピアノの由来や復元について、
詳しくはこちらの学習院アーカイブズ「ニューズレター No.8」をご覧ください。
http://www.gakushuin.ac.jp/ad/archives/pdf/08.pdf

製造から長い年月が経つ中で、
幾度かの修復や調律をするなどの懸命な保守が続けられていますが、
多くの部分が木で組み立てられているピアノという楽器は、乾燥に弱く、
やがては音を奏でることができなくなる可能性があります。

そこで、8月7日(日)、
ピアノの音と演奏する様子を記録に残すための収録が
目白倶楽部にて行われました。

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(写真)調律の様子

収録に先駆け、まずはピアノの調律を行いました。
手前の機械は本体から分離した自動演奏装置です。

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(写真)自動演奏装置

写真下の部分に、穿孔された紙製のピアノロールを設置してペダルを踏むと、
ロールが巻き取られます。

巻き取られる途中に「吸気口」があり、穿孔がその部分を通過する際の「吸気」は
ニューマティックベローズ※を制御するバルブを開閉します。
そしてニューマティックベローズの開閉運動が
ピアノのハンマーアクションを動かして 打弦が行なわれます。
※ニューマティックベローズ: 陰圧空気の出入りによって開閉する蛇腹装置

2010年に行われた修理で電動の吸引装置が付加され、
足踏み演奏時のアシストと、全自動演奏の切り替えが可能となっています。

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(写真)収録の様子

調律終了後、学習院が所蔵するピアノロールの中から11曲を演奏し、
録音・録画しました。

その中から、自動演奏を録画した楽曲の一部を抜粋してご紹介します。

「Grieg - Piano Concerto in A minor, Op 16 第3楽章より」

そのほか、学習院女子中・高等科音楽科の持田知英教諭による弾奏で、
学習院にゆかりのある「金剛石 水は器」「はなすみれ」「学習院院歌」の
3曲も収録しました。

今回収録した音源はすべて学習院アーカイブズに保管され、
次世代へと受け継がれます。

この足踏式竪型自動ピアノは、
今でもその音色を再生し楽しむことができる、大変貴重なものです。

学習院の大切な宝物のひとつとして、
できるだけ長く音を奏で続けることができるよう、
今後も保守管理を行う予定です。

学習院アーカイブズに関する情報はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
10月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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10月、紅葉です。素晴らしいです!
今まで山に登ってきてキレイな紅葉は見てきたはずなのに、
毎日の木々の変化に驚いています。

昨日までまだ緑だった葉っぱが今日は黄色に赤に...。
楓(カエデ)は赤・オレンジ・黄のグラデーション、
落葉松(カラマツ)の葉は黄金色に輝いて、
光徳小屋に来てこんな景色が見られるなんて思っていませんでした。
紅葉は日々の変化を見ているのが楽しいですね。とても贅沢な毎日を送っています。

そして、紅葉シーズンの奥日光の混雑ぶりにも驚きです。
週末は朝6時前から龍頭の滝や赤沼、三本松の駐車場は満車になり、
週末のいろは坂は上りも下りも渋滞で3~4時間もかかるそうです。大変!!

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(写真)管理人棟の裏のハルニレが黄色に!

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(写真)紅葉の穴場スポット山王林道

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(写真)人気スポットの龍頭の滝

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今月は「山のお便り」です。

秋晴れの男体山(なんたいさん)に登ってきました。
志津側から男体山頂上までのピストンでおよそ7時間半のコースで、
車進入禁止のゲートがある梵字飯場跡まで車で入りここからスタートします。

ここには15台程駐車が可能です。

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舗装された林道を約1時間半登ると志津乗越。
ここは左に行くと大間名子山から女峯山へ、
右に行くと男体山への分岐点です。

私たちは右に折れて男体山へ向かいます。
笹藪の中を5分、志津避難小屋です。
避難小屋とはいえ2階建で20人は利用できそうな立派な小屋でした。

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ここから本格的に登りが始まります。
深く溝が掘られた斜面に木の根が出ていたり、枯葉がいっぱい詰まったりで
足場が分かりにくく、登りづらい急な登山道が続きます。

3時間余りで8合目。
これを過ぎると樹林もまばらになり斜面も緩くなり、
尾根に出ると目の前がパッと開け、湯ノ湖や日光白根山、
遠くに尾瀬の燧ケ岳や至仏岳が目に飛び込んできます。

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頂上までは4時間ほどで到着。
この日は天気も良く、山頂からは
遠く北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、富士山も望める大パノラマでした。

頂上には、二荒山神社が祭ってあり、二荒山大神がデーンと下界を見据えて立っています。

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眼下には青々とした中禅寺湖が...。

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分かりますか?
アストリアホテルと光徳牧場の赤い屋根を結んだ先には光徳小屋が見えます。

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こんなに晴れて展望も良くずっと頂上に居たいのですが、
そろそろ下ることにします。

大間名子山、小間名子山から女峯山の稜線がキレイです。

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ぐんぐん下って志津乗越に到着。
後ろを振り返ると男体山が大きく見えます。
後は黙々と林道を歩き、車を置いた駐車場までもう一息。

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帰りにアストリアホテルで汗を流し、とても満足した山行となりました。

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今月のゼミ・サークル紹介は2グループです。

まずは、理学部の山好き二人組Mさん・Iさんです。
1泊2日での利用でしたが、前日に東武電車とバスの夜行で日光湯元まで入り、
日光白根山を登ってから光徳小屋に来てくれました。
翌日は湯ノ湖の紅葉巡り、2日間とも晴れて良かったですね。

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そして自転車同好会の第2弾、有志3名による1泊2日の合宿です。
初日は東武日光駅~いろは坂~中禅寺湖~金精峠までの距離40㎞、
標高差1,297メートルをツーリングして光徳小屋入り。

翌日の半月山までのヒルクライムには、主人も同行させて貰い、
その後はいろは坂を下り東照宮見物で終了。
前回と違って天気はバッチリ!良かったですね。

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学生の皆さん、ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇に、
自然あふれる日光光徳小屋をぜひご活用ください!

詳しいご案内はこちらから

「+active! 」学習院大学自転車同好会コラムはこちらから

日光光徳小屋からのお便り~2016.9~

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
9月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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9月の奥日光はすでに秋が始まっています。
小屋の周りではいつの間にか色んな所にキノコが出現し、
シラカンバは黄色に、ツタウルシや山ブドウは赤く色づきはじめました。

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小田代ヶ原の草紅葉と
「貴婦人」(奥に生える1本のシラカンバで清楚な立ち姿がそう呼ばれています)です。
写真等でご覧になられる方も多いかと思いますが、
やはり目の前に広がる景色は素晴らしいです。

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今月の「お便り」は自転車特集でお送りいたします。

<その1>
主人が11日(日)に「ツール・ド・日光」に参加してきました。
今年で6回目を迎える自転車の大会で、
「山岳チャレンジ日光(約100km)」「ファンライド山岳日光(約96km)」
「ファンライド日光(約70km)」「日光サイクリング(約47km)」の4つのコースがあり、
タイムレースではなく自分のペースでサイクリングを楽しむイベントです。

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これは大会主催者から配付されるコース図です。
主人が参加したのは「山岳チャレンジ日光(約100km)」で、
出場者も700名近くいたそうですが、ほとんどの参加者が無事完走しました。

このコースは日光駅の東南方面にある「日光だいや川公園」がスタート・ゴールとなり、
日光街道の杉並木を走り、渓谷がきれいな鬼怒川・川治温泉街を経て五十里湖を周り、
川治ダムを過ぎてからは大笹牧場から霧降高原までのヒルクライムをして、
最後は一気に山を下ってゴールに向かいます。

5時間程でゴールしましたが、途中5か所のエイドステーションでは、
スポーツドリンクや梅干し、ドーナッツ、バナナ、クッキー、おむすび等の他に、
日光名物の豆腐、ゆばむすび、そばが提供されて大いに食べて楽しんで来たようです。

栃木の自転車プロチームの宇都宮ブリッツェンのメンバーや女子チームも一緒に走り、
プロ選手の走りを見る事もできて満足していました。

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スタート・ゴール地点です。
一緒に走る宇都宮ブリッツェンのメンバーや女子チームが紹介されています。

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これが完走証です。この他にも参加賞にスポーツタオルをもらいました。

栃木県では宇都宮で開催されるジャパンカップサイクルロードレースが有名ですが、
これからは日光周辺を中心としたロードレースやヒルクライムレースも行われるそうです。

自転車ファンの方は光徳小屋を利用して、
トレーニングやレース参加にご利用されてはいかがでしょう。

<その2>
今月のゼミ・サークル紹介は自転車同好会です。
メンバー10名による1泊2日の合宿で光徳小屋を利用してもらいました。

さすが自転車同好会!1日目は東武日光駅から輪行でいろは坂を登り、
中禅寺湖から戦場ヶ原を走り元気いっぱいで光徳小屋まで入って来ました。
いろは坂は人気のコースで休日には多くのサイクリストが登りに来ます。

翌日のツーリングでは主人も道案内を兼ねて、
戦場ヶ原を一緒に走らせてもらいました。ありがとうございました。

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いろは坂を激走するレース班。

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途中の黒髪平で休憩中のツーリング班。

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光徳小屋の前で集合写真。
小屋入口から小屋までの砂利道はロードバイクでは走ることができないので、
手でひいて歩いて来なくてはなりません。みなさまお疲れさまでした。

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日光はこれから紅葉の美しい季節を迎えます。
ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇に、
自然あふれる日光光徳小屋をぜひご活用ください。

詳しいご案内はこちらから

「+active! 」学習院大学自転車同好会コラムはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
8月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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8月の中禅寺湖・奥日光は、
「男体山登拝大祭」期間中に二荒山神社の深山踊りや中禅寺湖の花火、
そしてキャンプ場ではお盆休みや週末は満員でとても賑やかでした。

ですが、自然界は下旬ともなると、
光徳小屋周辺は白色のシロヨメナの花が咲き、
戦場ヶ原にはススキが見え、秋の気配を感じ始めています。

奥日光で代表的なハイキングコース「切込湖・刈込湖」に行ってきましたのでご紹介します。
光徳小屋を出て山王峠~涸沼~切込湖~刈込湖~小峠~湯元まで行く約4時間の行程です。

山王峠への登山口は光徳小屋の入口看板・郵便ポストから30メートル上部にあり、
これが山王峠への登山口道標です。

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10分程登山道を進むと、左下の方に光徳小屋の管理人棟の赤い屋根がチラチラと見え、
登山道から意外と近い事が分かります。
ササ藪の中の道はところどころ階段になっていて、しっかり整備されています。

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ひと汗かいて1時間もすると山王峠に着きますが、
峠の道標から50メートルも進むと、樹林帯がポッカリ開けます。
木道とベンチがあり絶好の休憩場所になっていますので、ここまで頑張りましょう。
風が爽やかに吹き、山王帽子山や於呂倶羅(オロクラ)山の稜線の眺めが良いです。

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さて、山王峠から涸沼までは下りです。
道は整備されていますが、階段の間に埋めてある石が、
いかにも滑りそうで思わず脇道を歩いてしまいます。
右下に涸沼の別天地の景色が見え隠れしてきました。
今までの樹林帯から解放されて広々とした明るい盆地状が涸沼です。

山王峠から約20分、涸沼全体を見渡せる所にベンチがあるので、
ゆっくり景色を眺める事にします。於呂倶羅山が立派に見えます。

車で山王峠まで来て、
この涸沼のベンチでコーヒーでも沸かしてのんびりするのもいいでしょうね。

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ゆっくり景色を眺めていたいところですが、お尻を上げて切込湖に向かいます。
樹林帯の中、苔むした木々を左右に見ながらほぼ水平な道を30分程進むと
切込湖が見えてきました。

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今年は積雪が少なかった影響で水の量が極端に少なく、
切込湖と刈込湖とは繋がってはいませんでした。

木股の道標から刈込湖の湖畔に下りてみます。
山の中に静かにたたずむ湖もこの日は小学生の林間学校で、
たくさんの子どもたちでにぎやかでした。

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ここから小峠(ん?どこかで聞いた名前、お笑い芸人と同じ!)までは登りですが、
歩きにくい場所には木製の階段が設けられていてよく整備されています。

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小峠から先は下りが続き、下から車の音が聞こえ出すとフィナーレが近づきます。
右は金精峠、左は湯元に向かうロマンチック街道を横切り、
更にジクザクに下ると眼下に湯元の湯畑が見えてきます。
湯畑の水たまり(お湯たまり)に手を入れると思ったより熱い!

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帰りは湯元からバスで光徳まで帰りましたが、
時間的・体力的に余裕のある人には湯ノ湖から湯滝を回って光徳まで歩かれるのもお勧めです。
湯元の日光湯元ビジターセンターに寄って奥日光情報を得るのも楽しいですよ。

9月は小田代ヶ原の草紅葉をとても楽しみにしています。
皆様も是非見にいらして下さい。

今月は、学習院大学理学部化学科・大野剛研究室の9名の方が
2泊3日でゼミ合宿をされました。

森の中の小屋で研究発表はいかがだったでしょうか。
外は時雨模様の毎日ではありましたが、太陽が出た時は小屋前の草斜面で
体を動かす機会もあったようです。今度はハイキングやサイクリングにいらして下さい。

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大野研究室 ゼミ合宿の様子

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ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇に、
自然あふれる日光光徳小屋をぜひご活用ください。

詳しいご案内はこちらから

6月18日(土)、
学習院女子大学図書館の「ブック・セレクト・ツアー」を
取材しました。

同じ新宿区にある紀伊國屋書店新宿本店のご協力のもと、
図書館に置きたい本を学生自身に店頭の書棚から直接選んでもらおうという
恒例企画です。今回は18名の学生が参加しました。

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(写真)紀伊國屋書店新宿本店
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(写真)選書の様子

学生は、個人または2~3名のグループで、
地下1階地上8階からなる広い店内を上がったり下がったりして、
約2時間かけて回り、気になる本をピックアップしていきます。

今回は日本文化学科3年生の益原さんと渡邉さんの選書に同行しました。
二人は1年生のときからこのツアーに参加しています。

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今回の1人当たりの予算は、2万円までの設定です。
自分では買えないような高価な本を図書館の蔵書として選べることも、
このツアーの魅力のひとつです。

ベテランの二人は、さまざまなジャンルの書棚から惹きつけられた本を
1冊1冊手に取り内容を確認します。

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基本的には自分の興味だけではなく、友達や他の学生のことも考えながら、
「みんなにも読んでもらいたい」という気持ちで選びますが、
3年生はいよいよ就職活動が始まる学年でもあり、
意識的に資格試験や教員採用試験に関する図書などを手に取っていました。

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選書後は書店の会議室をお借りし、
それぞれが予算の範囲内で選んだ中から2~3冊を持ち寄って、
本の紹介と選んだ理由について1人3分以内で語る
「ブックトーク」を行いました。

今年度から新たに1年生が3名参加し、
フレッシュな感性で選んだ本の魅力を一生懸命伝えていました。
また、4年生も就職活動の合間を縫って参加しました。

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それぞれのブックトークから、
学生が「今」、どんなことに興味・関心があり、どんな状況にあるのかを
うかがい知ることができます。

また、学年が上がるごとに、
興味の対象が少しずつ変化していく様子も見られました。

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今回、学生が選んだ本の中から、
すでに図書館に置いてある本や蔵書に適さない本などがあれば、
図書館で選りわけます。

その後、納品された本は、
秋学期開始後、参加した学生が手作りした本の魅力を紹介するPOPカードを添えて、
図書館の学生選書コーナーへ、学生によって展示・配架されます。

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9月18日(日)に行われる学習院女子大学のオープンキャンパスでは、
図書館内を見学することができますので、ぜひこの機会にお立ち寄りのうえ、
学生が選書した図書と力作ぞろいのPOPをご覧ください。

学習院女子大学図書館のホームページはこちらから
学習院女子大学のホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
7月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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いよいよ夏になりました。
車で奥日光に向かう間、東北道から日光宇都宮道路に入ると
周りの景色が緑一色になり白いヤマユリが目に付きます。

そして、いろは坂ではその緑が更に濃いトンネルとなり、
戦場ヶ原まで来ると道沿いにピンクのホザキシモツケやノアザミが迎えてくれます。

都会では猛暑が続いているようですが、
7月に入っても薄手の長袖がちょうど良い感じの日光光徳小屋です。

今回は日光市霧降高原キスゲ平にある『天空回廊』を紹介いたします。
こちらに来られる時はついでに寄られてはいかがでしょう。
7月を過ぎニッコウキスゲの群落は終わりましたが、まだまださまざまな花が咲き、
終点の小丸山展望台からの眺めは高山気分も味わえてとても爽やかです。

標高1,300mから1,600m辺りまで1,445段の階段が天高く続きます。
運動不足の方には少々ハードかもしれませんが挑戦してみて下さい。
踏破された方には小丸山展望台登頂記念カードとスタンプがもらえます。

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階段1段目、ここからスタート!

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途中の展望デッキからのニッコウキスゲと遠望

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余裕の700段目。まだ先が!

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まだまだ、1,000段目!

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ニッコウキスゲに一息。

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ヤッター!1,445段目!

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こんなに登ってきた、小丸山展望台。

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下から見るとこんな...、よく登りました!

そして、奥日光のこれからのお勧めイベントは
「男体山登拝大祭」と「戦場ヶ原ナイトハイキング」です。

「男体山登拝大祭」は7月31日から8月7日の8日間、
通常二荒山神社からの入山時間開始は午前5時ですが、
この期間は午前0時から夜間登山が出来るようになり、
頂上でご来光を見ようと多くの登山客が訪れます。

なお、男体山は2,500m近い高山ですので、
登山される場合は防寒具や雨具・ヘッドランプ・水・食料等の準備を忘れずに!
「戦場ヶ原ナイトハイキング」は8月中の毎週土曜日、
夜の戦場ヶ原で暗闇体験や星空観察をするもので、
赤沼自然情報センター(日光自然博物館)で受け付けています。
都会では味わえない体験が出来るはずです。

こちらに赴任して気付いたのですが、
残念ながら若い学生さん達の利用が少ないな...と思われることです。

そこで、ゼミやクラブ等で光徳小屋を利用された方々をこのブログで紹介して、
少しでも若い皆さんに関心を持っていただければと思います。
(もちろんご本人達の了解を得たうえですが。)

7月は理学部物理学科の荒川研究室の方々が3泊4日でゼミ合宿をされました。
シッカリと講義をされた後の休憩時間にはフリスビーやサッカー等で気分転換!!
是非、今度はハイキングや散策にもいらして下さい。

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理学部物理学科・荒川研究室の皆さん。私たち夫婦も一緒に記念撮影。

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学生の皆さん、ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇に
ぜひ日光光徳小屋をご活用ください!

詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
6月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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山小屋生活も2カ月が経とうとしています。
大自然の中の生活は毎日が新しいことばかり、空も空気も水も...。
木々や花や鳥や動物や虫たちがこんなに間近に感じることに驚いています。

小屋の周りでは、シロバナノヘビイチゴの白い花が見えなくなったと思ったら
小さな赤い実(イチゴ)を付けていたり、小鹿を連れた鹿の群れが通ったり(お尻の白がカワイイ!)、
歩く母猿の背中に必死にしがみつく子猿の姿を見たり、
キセキレイがパートナーを求めて飛び回ったりしています。

奥日光の花のシーズンが始まり、
赤や白、黄、紫、オレンジ色等の様々な花が一斉に咲きだしています。

有名なところでは千手が浜のクリンソウや戦場ヶ原のワタスゲ、
その他にもヤマツツジやアヤメ等が沢山咲き、毎日、大勢のハイカーが訪れています。

また、修学旅行シーズンのため小学生達が光徳牧場でお昼のお弁当を食べているシーンも見られます。
素人写真で誠に拙いですがご覧ください。

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(写真)クリンソウ
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(写真)ワタスゲ
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(写真)レンゲツヅジ
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(写真)アヤメ

日光光徳小屋へは光徳牧場入口の50m程先から舗装道路を離れて、
ミズナラの森の中のゆるい登り下りの砂利道を730メートル歩いて15分程の道のりです。

小屋の郵便受けがその入口にあることから、
そこまで新聞や郵便を取りに行かなくてはなりません。

こちらに来てからサイクリングを楽しもうとマウンテンバイクを購入しましたが、
毎朝の新聞取りに大活躍しています。

時にはサイクリングに行きますが、
戦場ヶ原では自転車の乗り入れが出来ませんので要注意です。

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(写真)私たち夫婦のマウンテンバイク
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(写真)千手が浜にて

もう少し余裕が出来たら山からのお便りも出したいと思います。

下界では日中30度を超す暑さでしょうが、
ここは標高1,400メートル以上あるので10度くらい気温が違いとても快適です。

これから7月にかけて高山植物がますます咲き出します。
皆さんに少しでも気持ち良く利用いただけるように、小屋をシッカリ掃除していますので、
是非いらして下さい。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。

ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇にぜひご活用ください。

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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋からお便りが届きましたのでご紹介します。
5月から新しい管理人の方が就任しました。

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ゴールデンウィークも終わり、
日光光徳小屋周辺にもようやく木々に新芽が芽吹きはじめ、
春を感じ始めてきました。

はじめまして。
5月より日光光徳小屋で管理人を務めさせていただきます三樹といいます。

学生生活を学習院で過ごし(S52年度法卒)、
また再び学習院にお世話になるとは思いもよりませんでしたが、
一人でも多くの方がこの小屋を利用できるように、
主人(S51年度経卒)と一緒に頑張ってまいります。

学生時代はあるける同好会に所属し、山に親しんできましたので、
ハイキングや山の情報、そしていろいろなアウトドア情報も
お知らせできたらと思っています。

今後も、前任の堺さんが続けられた光徳小屋からの情報発信を
引き継いでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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早速、こんなにきれいな男体山を見たのは初めてでしたのでご覧ください。
光徳牧場の裏手から見た景色です。
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そして、日光二荒山神社中宮祠からの、
「見頃を迎えたシラネアオイのお知らせ」回覧を見て二荒山神社に行ってみました。
珍しい白いシラネアオイと神社正面のアカヤシオです。
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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。

ゼミや部活動などのレクリエーションや勉学の余暇にぜひご活用ください。

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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

本日をもって管理人を退職される堺さんから、最後のお便りです。

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奥日光の三寒四温は、春の湿った雪が表現してくれます。
すでにすっかり地面が現れた風景を昨夜の雪がひき戻し、一面、白の世界に・・・
それでも小鳥たちの声はあちこちから聞こえて・・・
すでにミソサザイの声も・・・

思い出の小屋風景を数枚。
そして、早朝の樹氷に包まれた奥日光風景をもちまして、
最後のお便りといたします。

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(写真)日光光徳小屋 四季折々の風景
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(写真)竜頭の滝
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(写真)竜頭滝上
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(写真)国道
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(写真)樹氷
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(写真)光徳街道

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毎月、日光の素敵な写真をお送りいただき、
ありがとうございました。

引き続き、次の管理人の方からも、
日光光徳小屋のレポートをいただける予定です。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
2月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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呆けたリンゴのような今年の奥日光。
しっかりと雪が降ったのは2回程度。
暖かさと雨で小道は水浸し・・・
小道脇に水抜きを作ると1日で砂利道と化しました。

キ~ン!とした空気に身を正すことなく冬が通り抜けて行きます。
斜面も土が見え始め、林の雪原にはササが顔を出し始めています。
・・・春のドカ雪だけが心配です。

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青い空の中で雪に埋もれた日光光徳小屋・・・清々しい風景です。
昨年は屋根からの落雪で本棟の積雪は屋根まで届いたのですが・・・

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早朝に「いろは坂」を上ると、うっすらと赤い空がどんどんと色濃くなり、
朝日が車を追いかけて来ました。
奥日光は朝日も夕日も素晴らしい風景を見せてくれます。

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シカ君頑張ってるね。 雪の中を食探しの足跡が続きます。
何だか重い足取りで歩いている姿が目に見えるようです。

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斜面のウラジロモミの木の下で体を休めたようで、
今年は何度か2~5頭のシカ君たちが現れました。 後ろ姿でごめんなさい・・・

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「いろは坂」からの風景。木々に凍りついた雪は重く、
遠くの山々は寒さに身をひそめながらデン!と身動きせず、
流れる雲だけがそっとそっと移動します。春待ち風景?

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中禅寺湖は冷たさに包まれながらも、
湖の色は美しく、さざ波が何かを囁きながら打ち寄せています。
素敵な風景ですねえ。

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毎年飽きずに見入ってしまう木々の作る影。
心がちょっと異次元に飛んでしまう瞬間です。

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金精道路からの湯ノ湖。
キラキラ輝く手前と違い、奥の半分は氷結しています。
うっすらと雲のかかった遠景が何とも言えず・・・

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
1月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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湯元スキー場がクリスマスはもとより
年末年始にOPENできないなんて、着任後初めてのことです。
そしてそれは1月中旬まで続きました。

地元の方も「こんなことは過去に経験したことがない」と。
閑散とした奥日光は淋しい限り。

やっぱり奥日光の冬は白色が似合います。
と、やきもきしているところに、雪・・・

日光光徳小屋では18日に48cm。20日には77cmを記録しましたが、
時折の突風が地吹雪となって積雪量の嵩を落として行きました。
ただいま、60cmとなりました。

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11日。斜面のササは緑のままに、 森の木々の額の中に男体山が収まります。
うっすらの雪は陽に光り、何だか雪解けの風景のように・・・

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他の木々から少し離れたミズナラは、
のびやかに天真爛漫に枝を広げ美しい姿を見せています♪

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12日の斜面はこの通り・・・

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16日。雪の降らない男体山は、ほんの少しの白い溝。
男体山の真上の空はくもり、そよぐヨシに冷たい風が感じられ、
雪は無くても真冬の戦場ヶ原。

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と、一部に青空の見える空。
流れる白い雲と青空をバックに木々の枝が楽しいシルエット。

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戦場ヶ原の国道は、青空の風景から
遠く曇った空の下、グレーにけぶった山々に一直線に走り込み、
いったい その先は、ホグワーツ?

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さて、18日から雪となった奥日光。
20日の「いろは坂」は時折の突風に吹雪いて一瞬前が見えません。

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さらにすごかったのが、戦場ヶ原~湯元への国道。
前の車が見えていますが、ハザードランプもみえない一瞬は、
後続車を気にしながらもStopするしかありません。
「あ~~あ。怖かった!!」

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さてさて、本日(21日)。
美しい白い世界を撮ろうかと外に出ると、
チュリ、チュリ、チ、チ・・・と周囲で声が。
・・・かわいいエナガの群れでした。

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美しい小屋風景をと思いましたが、陽射しが足りず。
まっ、一気に降り積もった雪を感じていただければと・・・

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10日ほど前の斜面、今はこの通り。
雪に埋もれ、ウラジロモミに降り積もった雪が、吹雪となります。

やっと雪景色となった日光光徳小屋です。

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栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
12月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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ちょうど1か月前に35㎝の積雪量を記録した日光光徳小屋ですが、
暖かさと、12月の雨は、
毎年のホワイトクリスマスを継続してはくれませんでした。

12月の雨はほとんど記憶にないのですが、
時折のうっすらの雪は陽ざしに消され、雨はさらに白色を消して行きます。

6年ほど前にやはり暖かい12月がありましたが、
こんな風景ではありませんでした。

湯元のスキー場はどうなることでしょう。

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雪の季節が来たと思わせてくれた降雪ははかなく消え、
男体山も山頂に少し白色が残っている程度の12月初旬。
それでも戦場ヶ原はしぶとく雪原をキープしていました。

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中禅寺湖周辺の雪はすっかり消えて、
冬枯れの木々の向こうに山々や、湖、空が青く望めます。

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12月下旬の白根山。まるで雪解けのようです。
真っ白に装った姿を見せてほしいなあ。

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光徳街道も何だか春みたいでしょ。
道路を横切る木々の長い影だけが冬を感じさせています。

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時折ひっそりと降り落ちた雪は男体山の山頂に
パウダーシュガーを振りかけたように
柔らかく柔らかくまといついて・・・

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戦場ヶ原の国道。全く雪は残っていません。
ここがホワイトアウトで先の見えない地吹雪で荒れ狂うのを想像できるでしょうか?

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本日(25日)の小屋風景。
朝うっすらと雪に覆われていましたが、あっという間に消えて行き・・・

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小川の周りのササは緑色のまま。
そういえば、明け方、聞きなれない動物の声に表に出て見ると、
声の主は分らず、斜面を我が物顔のシカの群れ。がっかり・・・

素敵な新年をお迎えください。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
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栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
11月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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11月に入り、冷え込んだ日々が冬を感じさせましたが、
中旬は何だかキリッとせず、「今年は暖冬ですか?」と気持ちも緩みがち・・・
ところが、昨夜(25日)から降り始めた雪は今朝35㎝の積雪量となりました。
初雪がこんなに積もるなんて、初めてのことのような気がします。
急いで、雪かき道具を準備。雪用長靴も引っ張り出して・・・
それにしても初雪と思えないべったり雪の重いこと・・・
やっぱり暖冬?
除雪機は排出口がつまり、スムーズには動いてくれません。ふう・・・
3時まで奮闘し、やっと終了。成果あり!!まだ、車の出入りは大丈夫♪

それにしても突然酷使された体は、ため息だらけのきしみようです。
さて、この雪は根雪となるのでしょうか?

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15日。見事な青色の空には綿のような雲が浮かび、
冬枯れの国道が黒く続きます。

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23日。雨かなあと思った空からは霧が降り、
ジキルとハイドの物語を思わせる陰鬱な霧に包まれました。

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大好きなハルニレ君も枝振りがちょっと怖いような・・・

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その後、小雨となり一面少し明るくなって、
ふと足元を見ると、新緑のようなスギゴケの上に、
白いキノコの付いた小枝が落ちていて・・・
白と緑と小枝の色のコントラストが眩しくて・・・

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利用客が一段落したところで、越冬準備。
慌ただしく、本棟の水抜き、雪囲い・・・
雪深い冬を待ちます。

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さて、本日(26日)、斜面にはクリスマスがやって来ました。
春のような今日の雪にツリーはとっても重たそう。

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はい。本日(26日)の小屋風景です。
雪囲いの黄色がカラー写真を証明してくれますが、
どんよりとした空はモノトーンの世界を作ります。

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そして、今日のハルニレ君。
花火のような、花のような・・・さびしい風景にほんのちょっぴり華やかに・・・

奥日光にお出かけの際は、冬タイヤでお越しくださいませ。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
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10月22日(木)、
滋賀県彦根市にある滋賀県立河瀬中学校の3年生5名が、
昨年に引き続き、修学旅行のグループワークの一環として
学習院大学を見学に訪れました。

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現役学生のガイドにより、キャンパスツアーを行い
目白キャンパスの施設をご紹介しました。

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また、今回は事前に中学生の皆さんから
「大学の最新設備について知りたい」という質問をいただいており、
理学部物理学科、化学科、生命科学科の先生方の協力を得て、
特別に研究室を見学することができました。

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(写真)物理学科 平野琢也教授の研究室
レーザー等の光技術を用いて、光および物質の
量子力学的な性質の研究を行っています。

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(写真)化学科 岩田耕一教授の研究室
光によってひき起こされる電子の移動、分子の異性化や
分解などの化学反応や、回転などの分子運動を観測する実験を行っています。

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(写真)生命科学科 菱田卓教授の研究室
出芽酵母および大腸菌をモデル生物として用いて、
DNA相同組換えの分子メカニズムを詳細に解析し、
ゲノム安定性維持機構の解明を目指しています。

数々の機器や薬品などに囲まれた研究室の様子を、
中学生の皆さんは興味深そうに見学していました。

今回の大学見学が、河瀬中学校の皆さんの進路の参考になれば幸いです。
学習院大学にお越しいただき、ありがとうございました。

学習院大学のホームページはこちらから
学習院大学理学部のホームページはこちらから

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学習院では、小・中学生、高校生、一般の方の
個人見学・団体見学を受け入れています。
詳しくはこちらの「見学に関するご案内」をご覧ください。
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★大学ブログSakuLIFE「サクッと情報局」が更新されました★

東都大学野球連盟秋季リーグ戦において、
18年ぶりに3部リーグ優勝を果たした硬式野球部が、
井上学長に優勝報告を行いました。

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(写真)学長室にて

ブログの続きはこちらの大学ブログSakuLIFE「サクッと情報局」から

なお、2部リーグとの入替戦は本日行われる予定でしたが、
前日までの日程が雨天のため順延したことに伴い、
明日11月10日(火)、明後日11月11日(水)に変更となっております。

◆11月10日(火)12:30~ 神宮球場
◆11月11日(水)12:30~ 神宮球場

対戦相手は2部リーグ6位の国士舘大学です。

本学学生の皆さん、教職員の皆さん、
大学野球の聖地神宮球場で行われる入替戦の応援に駆けつけましょう!!


※雨天順延など試合日の変更については、
下記東都大学野球連盟のホームページでご確認ください。
http://www.tohto-bbl.com/index.shtml


※硬式野球部ホームページはこちらから↓
http://gakushuin-bc.jimdo.com/
※硬式野球部ツイッターはこちらから↓
https://twitter.com/baseballguniv
※硬式野球部フェイスブックはこちらから↓
https://www.facebook.com/baseballguniv

学習院大学ホームページはこちらから
学習院大学の課外活動応援ページ「+ACTIVE!」はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
10月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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秋深くなりました。
見上げると、やわらかな空色の中に、
ちぎった真綿の様な雲が身じろぎもせず浮かび、
ふっとさびしい感がよぎります。

10日ほど早く始まった紅葉は駆け抜けるように色彩を変え、
やわらかな緑はあっという間に錆茶色へ・・・

すでに小屋への小道は枯葉に埋まり冬枯れの森。
初雪が間近に感じられる今日、バケツの水は丸い氷を作りました。

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10月に入り、すでに色づいていたヤマブドウとツタウルシ。
ふと見ると紅い葉を背に熟した実・・・
ヤマブドウがまばらな房を見せていました。

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そろそろ色を変え始めた森の中、たわわに赤い実を付けているのはナナカマド。
う~ん、今年は豊作?

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奥日光の紅葉は竜頭の滝のニュースから始まります。
滝上では大勢のにわかカメラマンが集合です。

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様々に変貌する中禅寺湖の風景。
寒々しいモノトーンの一瞬。なぜか神々しく差し込む光に見入ってしまい・・・

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8日。竜頭の滝からの冷気は、滝上からの国道を見事な黄葉街道と変化させます。
グラデーションで変化していく色彩は、本当に美しく、
この時の流れに存在している幸せを感じます。

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シラカンバはあっという間に黄葉し、強風に舞って行きます。
降雪でも、強風でも折れる枝。小屋入口のシラカンバはちょっとさびし気ですね?

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黄金色降る小屋への小道は色を進めて少し荘厳な気配です。
すでに小道を枯葉が埋め始めました。

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16日。紅葉に包まれた日光光徳小屋。
裏山のダケカンバはすでにすっかり葉を落としています。

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さて、下りいろは坂途中の「剣ヶ峰」から「般若の滝」を眺めます。
18日は紅葉真っ盛り。あっという間に絵筆は二社一寺に到達するのでしょう。

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25日。小屋への小道は冬枯れの道。
やっぱり今年の紅葉は早かったようです。


11月4日から日光光徳小屋は冬籠りとなります。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

四谷キャンパスの学習院初等科正堂向かって右側に、
「学習院」と書かれた額が掲げられています。

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(写真)学習院初等科正堂

学習院の歴史は、1847(弘化4 )年、
公家の教育機関として京都に設置された学問所にはじまります。
その2年後の1849(嘉永2 )年、
時の孝明天皇より「学習院」の勅額を下賜され、校名が定まりました。

京都学習院廃止後の1877年(明治10年)、
東京・神田錦町に設立された華族学校にこの額が改めて下賜され、
再び「学習院」の校名を採用、現在に至ります。

学習院は現在、この勅額を3点所蔵しています。

1つめは目白の大学史料館収蔵庫で保管する「原本」と伝えられる額、
2つめは上記、四谷の初等科正堂に掲げられている額、
3つめは1997(平成9 )年に、
京都開講150周年を記念して製作された目白の「原本」の額のレプリカで、
学習院百周年記念会館に展示されています。

このうち、史料館所蔵の勅額と初等科の勅額を見比べると、
初等科の額は長年正堂に掲げられているため、
劣化や汚れが目立っています。
また、「学習院」の文字を囲む装飾も異なっていることがわかります。

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(写真)左:史料館収蔵の勅額  右:初等科の勅額

史料館所蔵の勅額は、
1849(嘉永2 )年および1877(明治10 )年の
開校時に下賜された「原本」と伝えられ、
1915(大正4 )年に刊行された写真帖『大礼奉献学習院写真』にも、
「孝明天皇勅額」として掲載されています。

ところが、神田錦町時代(明治10~19年)の
校舎写真にある勅額を拡大してみたところ、「学習院」の文字を囲む文様が、
現在初等科にある額と類似していることがわかりました。

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(写真)神田錦町時代の校舎に掲げられていた勅額

もしこの額が、初等科に掲げられている額と同じものであれば、
仮に複製だとしても140年近い歴史をもつことになります。

しかし、学習院の沿革史である『開校五十年記念 学習院史』や『学習院百年史』には、
勅額の複製に関する記述はありません。

学習院アーカイブズに残されている公文書や日誌にも複製の記録はなく、
1943(昭和18 )年に当時の山梨勝之進院長の指示で、
初等科の勅額の補修を行ったという記録が残っているのみです。

この補修からもすでに70年以上が経過し、汚れや傷みが目立ってきていることから、
初等科、学習院アーカイブズ、大学史料館が協力して、
今年7月、勅額の修復プロジェクトが始まりました。

製作年代や経緯などついてさらなる調査を行うとともに、
この勅額を今後も長く保存していくために、どのような補修を施すか、
検討が行われています。

学習院公式ブログでは、このプロジェクトの進行を連載企画として、
今後も随時レポートしていきます。


学習院初等科のホームページはこちらから
学習院アーカイブズについての情報はこちらから
学習院大学史料館のホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
9月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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9月、さわさわと優しい風は木の葉を揺らし、
さやさやと小粒の雨が木の葉に降って、風とも思える音を立てます。

「あ~秋の気配・・・」と戻らぬ夏を振り返り、足りない夏に思いをはせて・・・
静やかに移ろう季節を感じ少し胸キュン・・・

ところが、なあんと豪雨!!確かに台風シーズンです・・・よ!!
経験したことの無い豪雨は3日間降り続き、トタン屋根は大騒動。
雨音にTVは倍のボリュームに、睡眠も妨げられるほどでした。

土砂降りの雨にドアを開けるのも躊躇されましたが、
お山の上の日光光徳小屋は周辺の雨が流れ落ちるのみで、
ひたすら流れて行った先の雨量が気にかかりました。

心配した小道も、水はけ用の横溝が功を奏して、
谷川状態を免れ・・・ほっ!

すでに紅葉が走り始め、今年は少し早いようです。

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9月初旬、湯ノ湖畔で見つけた紫色のキノコ。ムラサキシメジでしょうか?
自然界の彩りにまたしても感激!

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緑色の中にぽつんと紅葉1枚。
まだ9月に入ったばかりです。もう少し時間を下さいね。

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白い装飾花を付けるノリウツギですが、
花の最後にこんなピンクに色を変えるのですね。
色彩の少ないこの季節にとっても可愛く感じられました。

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未曾有の豪雨は、普段、川底が見えている上り「いろは坂」の川も
段差を覆うような勢いで流れ去って行きました。

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華厳の滝は幅も厚みも増して、
轟々と大音響で威風堂々の滝を見せて、
岩からの小さな流れも何時になく
くっきりと美しい形を造っていました。

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さて、ここ数年小屋周りに咲き始めたツルキケマン。
奥日光で見受けられ始めました。
絶滅危惧種だそうです・・・

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今朝、小屋前の湿原の草紅葉風景。

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そして湿原奥の黄葉し始めたカラマツには、
地衣類のサルオガセが垂れて・・・
もっと増えたら、ちょっと不気味でしょうか?

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前回、樹木を覆ったヤマブドウの緑の葉っぱは、
紅葉の早いツタウルシと一緒に、見事に色を変えています。

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紅葉始まりの日光光徳小屋。いい風景ですね。

早目に始まった紅葉は、
足早に奥日光から「いろは坂」を駆け下りるでしょう。
雪の多そうな今年の冬が目の前です。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
8月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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一日快晴といった真夏の風景がほとんど見られなかった今シーズン。
ぐずついたお天気は気温を上げず、肌寒く、ストーブが活躍する日もありましたが、
日光光徳小屋の8月は例年にない利用者ラッシュでした。

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8月最後の今日、やっぱり日差しはなくて、ぽつぽつと小雨。
背景の山々は霧に埋もれた光徳小屋です。

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オニグモはせっせと巣をつくり、
時折人間を捕えては「あ~あ!せっかく作ったのに・・・」と愚痴りながら作り直し作業に。
朝陽を受けて輝く蜘蛛の巣にはちょっと感動♪

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シカが食べないというシロヨメナは、ここ数年で敷地内のあちらこちらに群落をつくり、
どんどんと勢力を拡大しています。
今年も、晩秋まで白い色を見せ続けることでしょう。

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シラカンバの切株に根を下ろしたササは、
白い植木鉢に体よく収まり、ご機嫌な様子。

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小川の水は少し多いようで、相変わらず涼やかに流れます。
雨に濡れた緑、美しく透明な水、ひんやり感に自分もとけこんで行きます。

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小川の中の石の上では、苔むした部分の陣取りが始まっています。
箱庭のようでかわいいな♪

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バックが青空だったらよかったのにね。
花火のようなコシアブラの花に自然の造形の素晴らしさを感じて・・・

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徐々に魔の手を伸ばしたヤマブドウのツルは、
大きな葉で絡み付いた木々をジャングルにします。
重たくて、苦しそうでツルの根元を刈り取ってしまいたい衝動にかられます。


写真を撮る機会の少なかった8月、
小屋周りでまとめてみました。

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栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
7月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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季節やお天気で色を変える湖は、その色ごとに胸を満たしてくれます。

雨の合間の陽ざしの中で、中禅寺湖は湖面を緑がかった藍色に変えました。
うーん。空も緑も湖も今、夏色の世界・・・

雨の多い季節、
霧煙る風景、雨上がりの朝陽、みずみずしい緑や草花・・・
心静かになごみ、冷ややかな空気に身を包まれて、この世界に埋もれます。

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もう少し霧が降りてくれたらいいのに・・・
すっかり緑色になった斜面から、ハルニレと小屋を。

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雨に濡れたハクサンフウロが
ひっそりと
こっそりと斜面にピンクを散らします。
それにしても小屋のハクサンフウロはおちびちゃん。

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ヨーロッパ原産の外来種「ブタナ」だそうです。
斜面にひょろひょろ生えて来ました。
日光の植物博士も奥日光では初めてとか・・・
根こそぎ除去いたしました。

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6月初旬咲き始めのホザキシモツケも雨に濡れて・・・
咲き始めが美しいです。
戦場ヶ原の群落を見たら、とても絶滅危惧種とは思えません。
今、真っ盛りです。

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ウラギンヒョウモン。よほどイブキトラノオが気に入ったのでしょうか、
翅(はね)を広げて撮影に協力してくれました。

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同じく翅を広げてくれたシジミチョウ。
可愛くて美しくて、周りを群れが飛び回ると歓声が起こります。

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小田代原は数年前に湖と化し(数年ごとに水没)花々が激減しましたが、
今年はアヤメ、ノアザミの群落も復活して、
クガイソウもずいぶんと多くなっています。

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歩道脇の木に這い上るツタは何?・・・若いツタウルシです。
3枚葉のツタにはご用心、ご用心。
奥日光に来たてにかぶれ、お岩さんになったのは忘れられません・・・

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湯ノ湖が静かな一瞬を見せてくれています。
が、湖畔のオオツリバナが姿を消して行きます。
インパクトあったのになあ。

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ふっと見ると見事なキノコ。ウスヒラタケ。
何だか自転車いっぱいの道路風景が頭をよぎりました。

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湯ノ湖周りや、切込湖・刈込湖周辺の岩や
祠(ほこら)に出現するヒカリゴケ。
初めて見るときは結構感激です♪ 
夏の間見られますので、是非見つけて下さい。

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平地にはあるそうなウメガサソウ。今年は3株ほど湯元に出現。
無くなったり、現れたり、植物の世界は大忙しです。

暑さのせいでしょうか?
避暑地の日光光徳小屋の8月は利用申込み殺到です。
合間をぬってお出かけください。
ひんやりとした朝露がお待ちしています。

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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
6月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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北海道には梅雨が無いとの天気予報のアナウンス。
そういえば奥日光にも梅雨が無いと聞いたなあ・・・
けれど、ここ数年ぐずぐずした6月が続いています。
と、本日29日は珍しく朝から素晴らしい陽射し。
どうか1日お天気が続きますように。

今年、見事に咲き始めたズミの花は、
強風にあおられてまるで存在しなかったように
あっという間に姿を消して行きました。

そういえば昨年も豪雨と強風ではかなく散って行ったなあ・・・

小屋前の湿原のワタスゲは毎年数を増し、
今年はすがすがしい風景を作りました。

10年前の小屋周りには無かった花、
ヤマハタザオ・オオヤマフスマ・イケマ・シロヨメナなどが姿を見せ、
里からついて来た花々も増えて、10年間の自然の移ろいを感じます。

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6月始めやっと新緑に覆われた小屋周り。
それでもハルニレ君、まだまだまばらな枝先の緑です。

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うわ~~!!気持ち悪い!!!と叫んでしまったあなた・・・ごめんなさい。
ヤマナメクジです。体長10㎝超。右の頭には触覚が出ています。
人生初めての出会いでした。

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数日で、あっという間に全身を新緑で包んだハルニレ君。
どっしりとした姿は、やっぱり日光光徳小屋のメインツリーです。

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光徳街道も新緑のトンネル。
差し込む陽射しがさらに涼やかな空間を作ります。

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戦場ヶ原をレンゲツツジの幼木がオレンジ色に染めます。
2~3年前からこんな風景が見られるようになりました。

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湯ノ湖周りには可愛い草花がそっと姿を現しては、瞬時に消えて行きます。
コバノイチヤクソウ。今にも花開く前のぷっくり膨らんだつぼみがかわいいです♪

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タニギキョウも「見つけてね!」と言っているのでしょうか、
小さく、小さく咲き誇っています。

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「きみはだあれ?」葉っぱの上にでん!と構えた虫君。
ちょっとかわいいので写真ゲット。

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気が付くと奥日光にはやたらと多いニシキウツギ。
白いつぼみの半数ほどが開花の時期に赤くなります。
疲れ切った光徳小屋のニシキウツギですが、今年は柔らかい赤を見せて美しい彩り。

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霧が走る男体山風景。様々な姿を見せてくれる自然。
そんな中で、たまらなく心満たされ、浄化していく自分を感じます。♪

新緑は深緑に色を移し、森は重みを増して行きます。
たっぷりと自然に出会える日光光徳小屋にお出かけください。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
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3月13日(金)、
学習院マネジメントスクール(GMS)主催
第10回GMS桜実会(※)講演会が開催されました。

※桜実会・・・GMS修了生の会

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(写真)講演会の様子

この講演は、全13回の講義からなる
DSCM(ディマンド&サプライ・チェーン・マネジメント)基礎コースの
最終講義として行われたものです。

講師にアマゾンジャパン株式会社代表取締役社長の
ジャスパー・チャン氏をお迎えし、
「Amazonの挑戦」と題して講演を行っていただきました。

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(写真)講師のジャスパー・チャン氏

Amazon.comは1995年7月にアメリカで創業した、
インターネット通販サイトの運営会社です。
現在は世界13カ国で事業を展開し、2014年12月末時点で
約2億7000万人が利用しています。

日本では2000年にAmazon.co.jpがスタートし、
以来、インターネット通販サイトとして成長を続けています。
アマゾンジャパン株式会社は同サイトの運営サポートを行っています。

講座では、
Amazonの企業理念とビジネスモデルや、
お客様の満足度を高める3つの柱(品揃え・利便性・低価格)について
お話しいただきました。

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その中でチャン氏は、
「お客様からスタート」するというAmazonのビジネスモデルは
創業時から変わっていないこと、
また、これまでたくさんのことに挑戦し実現させてきたが、
常に「今日が第一歩、今日スタートに立ったばかりだ」と思いながら新しいことに挑戦しており、
これが同社の進化と革新の原動力であると話しました。

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(写真)受講生の様子

『 Still "DAY ONE" 』

今回参加した約200名のGMS受講生および学習院大学の学生たちは、
チャン氏のこの言葉に深く感銘を受けていたようでした。

講座の最後には質疑応答の時間が設けられ、
参加者からはAmazonのビジネスの特徴や
人材の採用・育成などについてさまざまな質問が寄せられ、
チャン氏はそのひとつひとつに丁寧に答えていました。

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(写真)積極的に質問を投げかけるGMS受講生

学習院マネジメントスクールでは、
現在、2015年度の各講座申し込み受付をしています。
詳しいご案内は下記URLをご覧ください。

■田島義博記念
DSCM(ディマンド&サプライ・チェーン・マネジメント)基礎コース
http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~gms-off/distribution/index.html

■小売データ分析異業種交流講座
http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~gms-off/research/index.html


学習院マネジメントスクールのホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
5月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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5月。奥日光の春は例年より1週間~10日早めに
歩を進め始めました。

中禅寺湖付近、いつもはGW後のサクラはGW中に満開。
小さな小さな花たちが足元付近でおしゃべりを始め、
新緑は足早に空色を狭くして行きます。

それにしてもなんと多くの新緑の色!
カラーチャートの合間を抜けて緑の数を増やします。
やっとの春の日光光徳小屋。今朝の最低気温は10℃に届きませんでした。

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突然の悲鳴!騒がしい声が続きます。
本棟を巡り、管理棟を巡り、ハルニレの枝先にまで走ります。
「運動場じゃあないんです!!」と出て見ると、テンの縄張り争い?
まだ若い、ちょっと薄汚れたひとまわり小さいテンでした。頑張って生きてね♪

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ニョキニョキときのこのような
「カラマツの芽吹き」です。
あっという間に緑に包まれるカラマツの緑はとても清々しいです。

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赤沼から戦場ヶ原入口の水路付近は
いつも何かの鳥がいてバードウォッチングポイントです。
黄色~オレンジの胸を「綺麗でしょ!」とばかりに見せながら
美しい声で皆を誘うキビタキ。

150603_004.jpg
戦場ヶ原もすでに春景色。写真ではちょっと見られませんが、
薮の中には、早いワタスゲが実をつけて、
クロミノウグイスカグラが黄色く転々としています。

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やっぱり早いズミの花。赤いつぼみはピンクとなって、
白い花が咲き始めています。
今年は、6月1週目の週末で満開となるでしょう。

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さて、戦場ヶ原~小田代原付近。
足元の笹薮の中、美しいシロバナエンレイソウを見つけました。
小屋に来るまで全く知らなかった山野草。心にやさしく響きます。

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真っ先に春を囁くヒメイチゲ。花もとってもかわいいのですが
すでに金平糖の実を付けました。
転々とある金平糖に心が和む一瞬、幸せ感に包まれて・・・

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今年も日光光徳小屋の敷地内は、
シロバナノヘビイチゴの白い花が咲き誇っています。

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斜面では、ミツバツチグリが黄色く一面を彩っています。

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小鳥たちの声に包まれて、小枝から風に飛ばされる雨音を聞きながら、
雨上がりの今朝の小屋はすっきりと、緑の額に収まりました。
それでも頑張るハルニレ君。新緑はまだ2分ほどの枝先です。

春から季節はどんどんと移り替わります。
春も、夏も、秋も・・・皆様を素晴らしい自然が待っています。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
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栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
4月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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ちょっと遅れた4月のお便りです。
「春遠からじ」「春よ来い」などどつぶやきながら、
ぐずついた窓の外を眺めた4月。

気温はそこそこ上り、その中を降る雨はどんどんと雪を融かしてくれました。
4月ってこんなに雨が降ったかなあ。

それでも合間に2日ほど雪が降り、「これが奥日光よね」とちょっと納得。

ところが下旬になると晴れ続き。
「いつもより暖かいね」「サクラの開花がはやいね」と地元の方々。
ハルニレ、ミズナラも早めに芽吹いてくれるのでしょうか?
新緑に包まれる日光光徳小屋が待ち遠しいです。

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森の中の雪解けは、木々の足元から丸く融け、徐々に面積を広げます。
春を待ちながら、無くなる雪に心が残る一瞬です。

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ぐずついた4月。日光光徳小屋の風景です。
雪の残る斜面にはちらほら緑も姿を見せていますが、
立ち込めた霧に何だかハルニレも体を硬くしているようです。

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21日には、いろは坂の中ほどにサクラのつぼみを見つけました。
心和むかわいいピンクにうれしさが湧いてきます。

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とうとう白根山も真っ白な衣を脱ぎ、
まばらに地肌を現し始めました。
でもね、まだまだ登山は重装備でお願いしますね。
山頂では突然雪になったり、ヒョウが降ったりする季節です。

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4月にはまずミソサザイの目覚ましに始まり、
キセキレイが家の周りをキチキチと飛び回り、
カケスはギャーギャーと騒いでいます。
たくさんの小鳥たちが声を競い合い始めました。
今年のツグミはちょっと大勢でのお出かけです。 *写真はツグミです

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月末の小田代原の風景に色を添える花たちはまだでしたが、
青空と日差しが春を告げていました。

150509_007.jpg
と、足元の枯葉の中にツボスミレ。ヒメイチゲは歩道の脇に転々と・・・
「咲いてるよ!咲いてるよ!見て!見て!」と小さな声でささやき合い、
可憐な姿を見せてくれました。

150509_008.jpg
ある日、車止めにしていた丸太がこんな有様に。3~4本見事につつかれています。
犯人はアカゲラ?コゲラ?樹皮の下の虫をずいぶん食したようで・・・
食材の発見に満足顔に、嬉しそうなお食事風景が目に浮かびます♪

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さて、男体山をバックのアカヤシオ。今、サクラとアカヤシオが満開です。
美しい春の色彩に包まれています。

150509_010.jpg
華厳の滝も水が多く、取り巻く木々もちょっぴり新緑に。
段々に落ちる水が風に飛ばされ迫力がありました。
周りの岩から流れ落ちる小さな滝も何だかかわいい筋を見せて・・・

日光光徳小屋も雪囲いを取り、オープンしています。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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3月も下旬。少しは春の兆しをお届けできるかな。と思っていたのですが、
陽ざしと雪の嵩が落ちて行くくらいのもので、
ほんのちょっぴり木々の枝先が紅く見えることくらいでしょうか。

今シーズン、日光市内の雪はほとんどなく、
いろは坂から中禅寺湖までは例年並みでした。

ところが、戦場ヶ原から湯元では、降雪量が多いのではなく、
ほとんど気温が上がらないため雪が融けずどんどんとたまってしまいました。

快晴の日も少なくウィンタースポーツも人影が少なかったように感じました。
今日も、まだまだ雪に埋もれた日光光徳小屋です。

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寒さが続き屋根の雪は融けず、雪解け水が作る大きなつららは姿を見せませんでした。
ちょっとの晴れ間に「わ~い。融けた♪融けた♪」と大騒ぎの小さなつらら群。
にぎやかなかわいいつららを作りました。

150404_002.jpg
すっかり晴れ渡った戦場ヶ原。
白い雪が何時になくどっしりとした男体山の姿を作ります。

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融けることができず、長い時間屋根に張り付いていた雪が落雪。
雪の高さは本棟の1階屋根まで届きました。

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ほ~ら。部屋からも外が見えません。
9回目の冬にして初めてのことです。

150404_005.jpg
湿った春の雪は、しばし枝先に取りついて木々の衣になります。
青空バックのハルニレ君。美しいレースを集めたような小枝です。

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斜面奥の山の白さは、2月よりもさらに美しく、白色のコントラストを高めます。

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3月10日、小屋はまだまだ雪に埋もれ、
白いズミの樹も寸足らずの姿です。

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えっ!中禅寺湖から白いクラゲが飛び上がった?
いえいえ、湖から突き出た柱にまとわりついたしぶき氷。
可愛いクラゲに見えました。

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毎年、しぶき氷は湖に組まれた柱にスカートを穿かせます。
面白い形にカメラマンの撮影スポットとなっています。

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もうすぐ沈む太陽を小さな厚い雲が隠し、
それでも湖には光の帯が流れます。
中禅寺湖の美しい日没の瞬間です。


気温は確実に暖かくなっています。もうすぐ緑に出会えることでしょう。


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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
2月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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「シカを見ないね」「小屋近くでも足跡はさっぱりです」
そして猟友会の方との会話はお天気にまでおよび、
「とにかく日差しが少なく、毎日のように風だったね。
4、5年前とは大違い。その昔の気候に戻っているみたいだ・・・」

そうなんです。本棟に積もった雪の一部はまだ一度も落雪していません。
かといって屋根との間の氷が厚くなるでもなく、つららさえ少ない今年は、
暖かい日差しが本当に少ないのです。
キ~~~ンと寒い夜空に満天の星空を見る機会も激減です。

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2日間30cmずつ降り続いた雪は148cmの積雪量を示し、
この雪に斜面の奥のウラジロモミは'Xmasツリーと言うより高山の樹氷のようで、
「重たいなあ」と日差しや風で雪が落とされるのをじっと我慢しているようでした。

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いろは坂の上は、半月山の道路も、金精道路も封鎖され、さらに狭く感じる雪の奥日光。
風景の色合いは何処を見ても同じようで、
それでは久しぶりに滝でも撮りに行ってみましょうと。
まずは華厳の滝。日本三名瀑に数えられる滝です。

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滝の途中、水流を囲むようにできた雪と氷の氷塊は、
美しいコバルト色を見せています。

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竜頭の滝の両脇の水流の音が響き、これって竜の声???

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結構な迫力の湯滝は、滝上付近にかわいい谷内坊主が数個ポコポコと顔をだして・・・
急流で押し流されないでね。

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穏やかな中禅寺湖。湖の藍色はかすかにグラデーションを作り、
山々の影に吸い込まれます。
うっすらと白いベールを身に着けた山々も存在感がありますね。

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戦場ヶ原農場の奥に太朗山。
雪の薙ぎがどうしてもハート形に見えてしまいます。

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さて、人が通れるように除雪をしている小道。
地吹雪でできた雪庇の上を、さらに小さな地吹雪が通り過ぎて行きます。

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昨シーズンから大雪に見舞われている日光光徳小屋、今シーズンも大雪です。
雪をどこへ捨てようかと四苦八苦。除雪機も悲鳴を上げています。

それでも季節は移ろうようで、ほんの少しづつ暖かくなってきています。
「春よこい!!」

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(現在は雪のため閉鎖しています)
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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
1月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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ふわり、ふわふわ飛ぶ雪は、まるで小鳥の羽毛のようで、
ダイヤモンドダストはキラキラ光り、冷たい空間を踊ります。
黒い布にそっと受けるときっちりとゆきの結晶。

除雪機がとばした雪は、斜面をころころと走り繭玉のように膨らんで、
白い音符を並べます。

横殴りの地吹雪と優しい雪はなんと異なる姿でしょう。
月末に降り積もった雪は1mになりました。
やっぱり今シーズン、雪は多いです・・・

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どうしてもシャッターを押してしまう夕暮れの風景です。
空の青、夕日の赤からのグラデーション、黒い木々のシルエット。
「あ!またつかまっちゃった」と車を止めます。

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中禅寺湖の日没は様々な色合い、風景を見せてくれます。
今日の湖面は鏡のようで、沈む夕日にうっすら雲が付き添います。

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波立つ歌が浜からの中禅寺湖。その奥には真っ白に雪を被った白根山。
寒々とした風景ですが、澄んだ空気、キンとした寒さに凛となって・・・

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う~ん。足跡を付けずに写真をね・・・
大好きなハルニレの影と光徳小屋です。

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ゴミ箱の中で、がさ!ごそ!と音が・・・なんとネズミ・・・
どうにか瓶に入ってもらい、チーズを入れたらパクパク。パクパク。
「うわい!!ハムスターよりかわいいじゃない♪」
飼ってしまいたい衝動を抑えて、遠くの森に帰っていただきました。
山に住むヒメネズミくんでした。

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これまた、恒例の絵。
穏やかに湾曲した雪面に流れる木々の影。美しいですねえ♪

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雪の多い今シーズン。木々に取りついた雪はちょっと長居をするようです。
何だかこんな絵を描く画家がいたような。面白い枝振りをパチリ。

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こちらは、一直線に空に向かうカラマツ。カラマツに囲まれ踊っているのは何の木?
雪の森の物語でも作ってみましょうか。

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カラーの小屋が撮れました。
雪に埋もれている光徳小屋もなかなか風情があるでしょう。

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戦場ヶ原も青が入るとなかなかの色合いです。
モノトーンの地吹雪はどこへやら・・・穏やかな風景に変身です。

まだまだ雪の季節。これからも天気予報に釘づけです。


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学習院が保有する校外施設のひとつに、
「妙高高原寮」があります。

東京から約3時間、
新潟県妙高市池の平にある約1,500m²の用地に建てられた、
温泉設備を備えた鉄筋コンクリート造地下1階・地上2階建の寮です。
42名の収容が可能です。

1962年(昭和37年)12月に設立されて以来、
スキー、ハイキングなど個人のレクリエーションや、
運動部、文化部、ホームルームの合宿など課外活動に利用されています。

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(写真)JR妙高高原駅

JR長野新幹線・信越線で東京駅→長野駅乗り換え→妙高高原駅(2時間50分)、
バス(池の平行)に乗り、妙高高原駅→池の平(あらきん前)(20分)下車後、
徒歩2分で妙高高原寮に到着します。

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(写真)学習院妙高高原寮 ※昨年12月28日撮影
地下部分はすっぽりと雪に覆われています。

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(写真)客室
計8室あります。日当たりがよく、ゆったりとくつろげる和室です。
利用人数に合わせて複数の部屋を同時に使用することも可能です。
※写真は2部屋を同時に利用した場合の使用例です。

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(写真)ロビー
テレビを見たり、他の宿泊客と交流できるスペースです。

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(写真)浴場
妙高池の平温泉の単純硫黄温泉(弱アルカリ性低調性高温泉)をひいています。

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(写真)食堂
決められた時間に集合し、宿泊客全員でいただきます。
朝晩2食の利用が可能です。

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(写真)朝ごはん〔一例〕
栄養バランスばっちりの、健康的な朝ごはんです。

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(写真)晩ごはん〔一例〕
晩ごはんはメインディッシュが2つ!?と思えるほど、ボリュームたっぷりです。

妙高高原はスキーの名所です。
寮から歩いていける距離に「池の平温泉スキー場」があるため、
特に冬季の利用が人気です。

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(写真)池の平温泉スキー場

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(写真)頂上付近からの眺望
天候が良い日は遠く野尻湖まで見渡せます。

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(写真)池の平温泉スキー場のゆるキャラ「いけべい」くん

妙高高原の大自然の中で、
都内ではなかなか経験できない冬のスポーツを楽しめます。
卒園・卒業前の思い出作りに、ぜひご利用ください。


校外施設の利用について、詳しい情報はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
12月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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今シーズンは「暖冬」と言われて、「ラッキー!!」とほくそ笑んだのもつかの間・・・
寒気団のすごさに早々と車は小道入口へと移動。

12月中旬から小道(約700m)を歩いて入口の車にたどり着き、
車に降り積もった雪を取り払ってからのお出かけとなりました。

それにしても12月にバシャバシャと音を立てて降る雨にはビックリ。
12月のこんな雨は、9年間で初めてのことです。
雪の上に降った雨は、土と雪の間をアイスバーンにして、
雪道をさらに歩きにくくします。

すでに、最高積雪量58㎝。最低気温-13.5℃を記録し、
吹きすさぶ風は、地吹雪となって一面を白い幕で覆います。

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12月始めの光徳園地では、背の高い霜柱が一面を覆い尽くして、
まるで白い作物畑のようでした。

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夕暮れ近くうっすらとピンクがかった雲と、空の青。
まだらの空を背景にした冬枯れの樹形に自然の素晴らしい造形を見つけます。

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空は青く太陽も出ているのに、戦場ヶ原から吹きすさぶ地吹雪で、
道路は危うくホワイトアウト状態。
木々のない原からの突風では一瞬何も見ることができないこともあります。

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すでに小屋周りには白い造形があちこちに出現しています。
くにゃっとした白い配管は何を通すのでしょうね。
雪のポケットも徐々に大きくなるようです。

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どんよりですが、ホワイトクリスマス♪
小屋周りの立派なウラジロモミ群は素敵です。

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小屋入口のセンサーはかわいい帽子を乗せながら、そろそろ埋もれてしまいそう。
明日には掘り出し部隊が参ります。

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曇った中にほんの少しの陽射し。どう見ても白黒写真の光徳小屋。
新年には真っ青の空をバックの小屋風景をお届けいたします。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
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暖冬と言われている今年、今日は朝から雨。
「例年なら雪ですよね」と話されることが数日あった11月、
雪が降り積もったのは瞬間のことでした。

動物たちが活発だった今シーズン。
春先、少し減ったのかなあと思われたシカ君たちは、徐々に出没し始め、
う~ん。かえって増えてるのではと思われました・・・

クマの目撃情報も多く、湯川沿いではクマの見回りまで実施されました。
小屋周辺でも二人が目撃。
生息しているのは分かっていても、そこいた形跡があっても
「まあまあ」と思っていたのが、急に怖くなったことでした。

アナグマの子供達に遇い、キツネはたびたび見かけ、
とうとうイノシシが目の前を横切りました。
オコジョに遇いたいなあ♪

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光徳はミズナラの森。
毎年どんぐりがパラパラと落下音を立てるのですが、今年はさっぱり。
実りの少ない年になり、クマさん冬籠り前の食料が足りないようでした。

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入口付近の1本のミズナラにはクマ棚が。
昔、どんぐりを食べた枝をお尻に敷いたものがクマ棚と聞いていたのですが、
食べた枝を近くに置いたものだそうです。
その木の下には折られた枝が山となって落ちています。

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緑の光徳街道の木洩れ日はもう見られず、
あっという間に冬枯れの寒々しい風景に変わりました。

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戦場ヶ原では差し込んで来た朝日が、
霜の降りた原を徐々に徐々に融かして行きます。

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振り向いたら男体山からの日の出。
「ダイヤモンド男体」を見てみたいなあ。

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いつも見とれてしまうダケカンバの枝が作る風景。
こんな風景を使った絵本を思い浮かべてしまいます。

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朝、一面の雪化粧。
とうとう雪の季節に突入かと思われましたが、
その後の雨ですっかり姿を消しました。

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小屋周辺の雪が消えても、男体山火口付近の薙に降り積もった雪は消えません。
見る角度によってさまざまに姿を変える男体山ですが、
火口の見えるこの男体山が大好きです。♪

小屋は雪囲いをして、日光光徳小屋も冬籠りです。

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11月11日(火)、
目白キャンパス学習院創立百周年記念会館で、
学習院桜友会特別フォーラム
「みんなの夢がやってくる!-東京オリンピック・パラリンピックに向けて-」が
開催されました。

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(写真)学習院創立百周年記念会館

この桜友会(※)特別フォーラムは、
桜友会設立85周年記念にあたる平成17年に、
リチャード・アーミテージ元アメリカ国務副長官をお招きして以来、
毎年話題となっている方にご講演いただく、桜友会の恒例イベントです。

※桜友会・・・学習院出身者の同窓会組織

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(写真)講師の竹田恆和氏

今年は1964年の東京オリンピック開催から50年目にあたることもあり、
日本オリンピック委員会(JOC)会長の竹田恆和氏を講師に迎え、
2020年の開催が決定した東京オリンピック・パラリンピックについて、
約10年にわたる招致活動の経緯や6年後に向けたビジョンなどを
お話しいただきました。

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(写真)会場の様子

学習院では、学習院大学と学習院女子大学が、
一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と
それぞれの資源を生かしながらオリンピック教育や大会機運の醸成などを目的とする
連携協定を9月1日付で締結しました。
詳しくはこちらの組織委員会ホームページから

学習院大学の卒業生でマラソンの川内優輝選手(平21法学部卒)も
東京オリンピックを目指しています。

また、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け、
さらに多くの在学生・卒業生が何らかの形で関わるに違いありません。

世界のトップアスリートが集結し、世界中からたくさんの人々が観戦に訪れる
平和とスポーツの祭典、東京オリンピック・パラリンピックの開催が
今からとても楽しみです。

学習院桜友会のホームページはこちらから
学習院大学のホームページはこちらから
学習院女子大学のホームページはこちらから

11月8日(土)、
目白キャンパス学習院創立百周年記念会館正堂にて、
東京都私立中学高等学校父母の会第三支部主催
私学振興拡充支部大会が開催されました。

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(写真)学習院創立百周年記念会館正堂

この大会は、私学教育の更なる充実や、
父母が負担する教育費の公私間較差の解消など、
私立学校が抱えるさまざまな課題の解決のために、
地域選出の都議会議員に直接請願し、理解と協力を求めるという目的で
毎年行われています。

今年は学習院女子中・高等科が幹事校にあたるため、
学習院創立百周年記念会館にて開催。
第三支部(新宿区・渋谷区・調布市および豊島区・練馬区の一部)に属する
24の私立小・中・高等学校から関係者や保護者など1236名が参加しました。

学習院からは水谷真知子女子中・高等科長が登壇、
大会開催にあたっての挨拶を行いました。

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(写真)水谷女子中・高等科長による挨拶

日本国憲法では、教育の機会均等・学校選択の自由は
国民の権利であると認められていますが、
都の教育費としての公費支出は公立・私立間に格段の差があります。
公立高校授業料無償化により教育費の格差はますます広がっています。

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大会では、父母と子どもたちがより良い教育を求め、
家庭の経済状況に関わらず自由に学校選択ができる環境を整えるべく、
第三支部地域選出の都議会議員5名に要望書を提出、
実現に向けての尽力をお願いしました。

さらに、

・私立学校教育の充実のため、経常費補助の更なる拡充
・父母負担教育費の公私間較差の解消
・高等学校の就学支援の制度拡充及び小学校・中学校の就学支援の制度新設

上記3つの事項について、その実現を期待し、
11月25日(火)に行われる平成26年度私学振興予算要望期成大会に向けての
支部大会決議としました。


学習院初等科のホームページはこちらから
学習院中等科のホームページはこちらから
学習院高等科のホームページはこちらから
学習院女子中・高等科のホームページはこちらから

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10月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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10月、奥日光の紅葉が始まり終わる月です。
ところが今年、紅葉は10日~20日早く始まり、
光徳~湯元は9月下旬には見頃となりました。

それにしても自然の彩りはどうしてこんなに人の心を満たすのでしょうか?
緑色~黄色や紅色~茶色へと移りゆく色彩に心動かされ、
木々の合間に差し込む黄金色の木洩れ日に心あふれます。
道路の大渋滞をお構いもせず押し寄せる観光客の思いを乗せて
紅葉は過ぎ去って行きました。

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9月下旬、緑の中に真っ先にツタウルシが色付き始めました。
日当たりのよいところでは、黄色、オレンジ、赤の見事なグラデーションを見せてくれます。

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光徳の園地も9月末だというのに黄葉真っ盛り。
ミズナラの森の光徳地域は、黄葉の中にぽつん、ぽつんと紅色が見えます。

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男体山手前の山もパッチワークのように色の変化が始まりました。
うっすらの男体山も、紅葉の様子をうかがわせています。

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10月。う~ん。きれいだなあ♪
色とりどりとはこの事?空の青と、白い雲を背景にちぎり絵の様な1枚。

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10月3日の竜頭滝上~赤沼の国道は、すでに茶色の色彩で、
紅葉の終わりを告げていました。このころの色合いもとっても美しいです♪

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日光光徳小屋の前の湿原の色合いも素晴らしく、
大好きな1枚となりました。デスクトップ画面を変更、変更。

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曇りの日の湯ノ湖。兎島は緑の中に黄色や紅色が。
定番の八丁出島の紅葉にも似て・・・

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またまた、出没のアナグマくん。
ガスボンベ室をねぐらに決めたようで、ある日はコーナーに丸まってすやすやと・・・
害は及ぼさないようなのでしばらく様子見。
春先の雪解けの地面の穴は、モグラにしてはちょっと違うなあと思っていたのですが、
ふっと、ミミズ大好きアナグマくんの食事跡?と気づき、これが大正解と納得。来春は確認♪

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「ちょっと写真を・・・」と外に出て後ろを振り向くと、「うわっ!虹!!」
うっすらとした雲が過り、消えそうになったり、また姿を現したり・・・
日光光徳小屋を包んで・・・

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その足で戦場ヶ原国道を過ぎると、数台の車が路上駐車。
ここでまた、虹の風景。   
今回は、枚数が多くなりましたが、虹を最後といたします。

自然の風景は生が一番です。
日光光徳小屋は宝だなあと感じています。
皆様のお越しをお待ちしています。

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10月17日(金)、学習院の開院記念日に当たるこの日、
新執行部が鎌倉にある東慶寺を訪ね、
この寺に眠る安倍能成18代院長のお墓参りと就任報告を行いました。

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(写真)安倍能成18代院長の墓

10月1日付で26代院長に就任した内藤政武院長は
耀英一常務理事、平野浩常務理事、岩浅光彦常務理事とともに
安倍院長の墓前にて、学習院の伝統の継承と
勢いのある学習院へ向けた更なる発展を誓いました。

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(写真)安倍能成院長に就任報告をする新執行部の面々
左から平野常務理事、耀常務理事、内藤院長、岩浅常務理事


安倍能成は昭和21(1946)年10月、18代院長に就任しました。
翌22年から私立学校として再出発した学習院の運営を担い、
資金難に苦しみながらも、父母や卒業生など関係者の助けを得ながら、
昭和24年(1949)年に学習院大学を開学しました。
安倍はその後約20年にわたり、学習院の発展の礎を築きました。

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(写真)安倍能成18代院長・初代大学長〔1883-1966〕

東慶寺の墓地には、
安倍と親交の深かった岩波書店の創業者・岩波茂雄〔1870-1945〕や、
学習院教授で哲学者の西田幾多郎〔1870-1945〕の墓が並んでいます。

また、学習院教授を務めた鈴木大拙〔1870-1966〕や、
初代法学部長の中川善之助〔1897-1975〕、
学習院大学教授のR・H・ブライス〔1898-1964〕の墓もあり、
学習院には所縁のあるお寺です。

学習院が保有する校外施設のひとつ、
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猛暑は来ない奥日光。
今年はさらに涼しかったような気がしているうちに
辺りの深緑は黄色味がかって、林の木洩れ日は黄金色。
紅葉はどんどん進んでいます。

すでに初霜、初氷の話題が流れた戦場ヶ原ですが、
山に囲まれた日光光徳小屋は最低気温3℃を記録しました。
9月半ばからストーブは何度も活躍しています。
さて、例年より早めの紅葉はこれから先どんな美しさを見せてくれるでしょうか。

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お客様にいただいた日光光徳小屋の風景。
木々の黒い影にぽっかり浮かんだ日光光徳小屋は、いつもとちょっと違った雰囲気。
色彩バランスがとっても気に入って。


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奥日光には初めてらしいダイサギの飛来。
ある日、光徳沼にゴミのように白いものが・・・
発泡スチロールかなあと近づくと、むっくり体を伸ばし、エサをついばみ始めました。
数年前からはアオサギやカワウが飛来して来て温暖化をうかがわせていましたが、
ダイサギ君。君もやって来ましたか・・・早目に帰ってくださいね。


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光徳街道脇に美しい紫色が見えました。
車をバックさせ覗いてみると、トリカブトの群落が広がっていました。
本当に見事な紫と形状に見とれます。


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戦場ヶ原の湿原にはモウセンゴケが隠れるように
何かをささやきながら集まっていました。


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戦場ヶ原はすでに草紅葉。
草が刈れて一面黄色~茶色になるのを草紅葉と言います。
後の太郎山の山並みが草紅葉を引き立てていました。


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さて、こちらは日光光徳小屋のうっすら草紅葉。
その風景の中を霧が流れます。


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今日の我らがハルニレくん。立派に黄葉。
風に乗ってはらはらと散る木の葉は、窓越しに鳥が飛んだような錯覚を起こします。


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TVで有名な竜頭の滝の紅葉。
滝上からですが、右手の日が陰ってちょっと残念。


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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、
奥日光の自然探究などに多くの学生が訪れています。
(冬季は雪のため閉鎖しています)
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9月に入りました。
先週末あたりから急激に気温が下がり、
すっきりとしないお天気が続いています。

今日は8月末に届いた、
日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんからのお便りをご紹介します。
この夏の風景写真と感性豊かなレポートです。


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東京の猛暑のニュースは軽く記憶を走り抜け、
通り抜ける雨に気温が上がらない、今年の奥日光は冷夏?ですか??
「1日快晴の夏の日が少ないですね」「梅雨から秋雨になってしまったみたい」
そんな会話をしていると、日本中、日照時間が少なくなっているとのニュース。
すでにストーブを点けること数日。まだ、8月なのでした。
夏の日差しの中でこその避暑地なんだけれどなあ・・・

今夏、フクロウが来て、キツネ君にも何度か出会いましたが、
エゾハルゼミは一気に鳴き止み、すでにアカトンボも里に下りたようで、
オオミズアオは1匹も姿を見せてくれませんでした。

山の上の短い夏が更に短く、
ちょっと物足らずの今シーズンになりそうです。

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真夏の色彩の中の日光光徳小屋。
小屋の周辺では、シカが好まないバイケイソウやシロヨメナ、イケマが勢力を増し、
シカに樹皮を剥がされた木々や、
雪の重さに耐え切れなかった木々がバタバタと倒れ、
たったこれだけの画面の中でも着実に自然が移り変わるのを感じます。


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緑のトンネルの光徳街道。
緑と木洩れ日と道路の影の素敵な空間に心が和みます。


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湯ノ湖畔のタケシマラン。
今年はあちこちで赤い実を見つけることができました。
隣り合った2本に4つずつ。豊作ですねえ。


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薄暗い湖畔山側では、こんな可愛いキノコも姿を見せていました。


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ガクアジサイのように装飾花(周りの花)を持つ奥日光の花には、
ツルアジサイ、カンボク、オオカメノキ、ノリウツギなどがあります。
写真はノリウツギですが、中のプチプチと咲いているのが花で、
花びらを見せているのが装飾花です。
装飾花にもめしべとおしべが付いていたのでパチリ。


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所変わって、霧降キスゲ平。
古いスキー場がキスゲ咲く園地に姿を変えました。
頂上までの階段は1445段。機会があったらトライしてみて下さい。
この日は残念ながら霧が漂って、
遠くの山並みを見ることができませんでした。


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ちょっと見にくいですが、大好きな蜘蛛の巣団地。
何だかおとぎ話が作れそうな気がして、見つけるたびにうれしい気分。


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苔の胞子は、花のつぼみのようで、清楚な画面をパチリ。


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日光光徳小屋は学習院が保有する校外施設のひとつです。
春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

8月23日(土)・24日(日)、
東京国際フォーラム地下1階ロビーギャラリーにて
大学の学びが体験できるイベント「マナビゲート2014」が行われました。

NPO法人「学びの支援コンソーシアム」が主催するこのイベントは、
子ども目線でアレンジした大学の学びを体験することで、
子どもたちが学びへの意欲を高め、
夢を育んでもらいたいという願いから始まったもので、
今年で10回目の開催となります。

学習院大学を含む17大学が、
子どものためにアレンジしたブースプログラムを出展しました。

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(写真)会場の様子

学習院大学は、『僕も、私も、化学の魔法使い』をコンセプトに、
「シリコーン反応を用いたスーパーボール作り」と
「着色料とブドウ糖を使った酸化・還元反応」の2つの実験を行うことによって、
化学のおもしろさ・不思議さを体験してもらうブースを展開しました。

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(写真)学習院大学のブース

理学部化学科の持田邦夫教授の監修のもと、
理学部の学生たちが「先生」となり、子どもたちと一緒に実験を行いました。

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(写真)実験の様子

また当日は、
東京私立中学高等学校協会主催の「東京都私立学校展(進学相談会)」も同時に開催され、
都内の私立中学校・高校422校の進学相談会および
私立小学校54校のパネル展示・進学相談会が行われました。

学習院初等科、中等科・高等科、女子中・高等科も参加しました。

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(写真)学習院中等科・高等科のブース

主催者発表によりますと、
2日間で約24,500人の来場があったとのこと。
学習院のブースにお立ち寄りいただきました皆さま、
本当にありがとうございました。

学習院が保有する校外施設のひとつに
「日光光徳小屋」があります。

栃木県日光市の日光国立公園戦場ヶ原にほど近い、
19名収容・約250m²の自炊設備の備わった2階建ての山小屋です。

原始林に囲まれた幽境9,000m²の用地の中にあり、
勉学の余暇、春夏秋の登山・ハイキング、そして
奥日光の自然探究などに多くの学生が訪れています。
(冬季は雪のため、閉鎖となります)
詳しいご案内はこちらから


日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
7月のお便りが届きました。


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やっと真夏の日差しがやって来た7月ですが、
どうも奥日光は冷夏の気配で、
今朝は涼しさを通り越し鳥肌が立つ寒さです。

それでも、4月中旬からの修学旅行、
7月に入っての林間学校で
戦場ヶ原、小田代原、湯ノ湖は子どもたちであふれています。

そんなにぎやかな奥日光ですが、
ちょっと奥まった日光光徳小屋は
稀有な環境の中に
深閑と存在しています。

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早朝の小屋風景。
漂っていた霧は山に向かい、
涼やかな空気の中に小屋が現れました。
また、静かな1日の始まりです。


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竜頭ノ滝~滝上間に出没していたくたびれたキツネ君、
見かけなくなったと思っていたら、
うれしいことに今シーズンは若い個体に出会えました。
車から降りて、声をかけながら近づくと
「なんだろ?」と言った顔でこちらを向いて、しばし見つめあい。


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強風に、雪に試練を与えられ、
どんどんと倒れて行く敷地周辺のシラカンバたち。
1本の幹が折れた二股の樹の間から
ウラジロモミの実生が根を落としました。
シカネットを掛けてあげようかなあ。。。♪


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春先に一斉に白い花を付けたシロバナノヘビイチゴは、
ふっくらと紅い実を付けました。
う~~ん。美味しいんです。ミルクいちごみたいで♪♪


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雨の多い今シーズン。
久々に訪れた湯滝は水量が多く見事でした。
滝下には雪害で倒れた樹木が横たわり、
滝の流れとともに荒々しい自然を見せつけています。
観瀑台がきれいになりました。


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湯ノ湖畔の国道側では、
毎年ベニサラサドウダンが紅い花を付け
楽しませてくれます。
しかし、今年はあっという間にシカに
樹皮を食べられてしまいました。
20本ほどの樹がことごとく食害にあい、
どれだけ生き残る部分があるか、痛々しく、悲しいことでした。


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戦場ヶ原に飛び交うシジミチョウ。
ハクサンフウロのピンクとバックの緑に包まれた
美しくかわいい姿に歓声がわきます。


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左手にライト。右手のカメラをズームアップ。
キー、キーと鳴くフクロウの姿をとらえましたが、超ピンボケ。
それでもフクロウに逢えたうれしさ。。。お分かり下さいませ。
書物によると、この声は求愛の声だそうです。


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お便りは毎月末にいただけるとのこと、
自然豊かな日光光徳小屋の様子を
今後も引き続きご紹介していきたいと思います。

6月10日(火)朝、
目白キャンパス・血洗いの池のすぐそばにある
学習院蓁々会の事務室に、タヌキが現れました!!

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(写真)蓁々会事務室入り口に現れたタヌキ

学習院蓁々会は、各校の売店運営や備品の調達など
学内でさまざまなサービスを行っている組織ですが、
それと知ってやってきた「お客様」だったのでしょうか!?

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ともあれ、豊かな緑に囲まれた目白キャンパスならではの光景です。
タヌキは野生の中で生きているので、キャンパス内で見かけても、
エサをあげたり、さわったりせず、自然のままに、
そっと優しく見守りましょう。

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なお、「たぬきち」という名前は、
写真を撮影した蓁々会の職員によるネーミングです。
タヌキの愛らしい写真と情報提供、ありがとうございました!


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