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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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3月に入り新型コロナ対策で学校施設の利用が
中止となりましたが、光徳小屋も同様に利用中止
でひっそりと静まり返っています。

日光東照宮の街並みや奥日光の中禅寺湖や戦場ヶ原は
観光客が目に見えて少なくなり、ここ光徳でも毎年恒例
イベントの「日光国際山岳スノーシューイング・レース」が
やはり来年に延期となり、致し方ないのですが残念な事となりました。

自然界でも今年は今までにない状況で、春めいた陽気が続いて
湯元スキー場は雪不足の為中旬で営業終了となり、戦場ヶ原の
雪も消えて鳥の声が聞こえてきています。
...と思っていると、寒気が来て大雪となり国道は除雪車が走り、
小屋周りも一面真っ白な雪化粧となって除雪機で作業をしたりと
ジェットコースターの様に季節が変わり大変な1か月となりました。

今回は春めいた光徳小屋までの道を順に案内しましょう。

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光徳牧場を過ぎた所にある小屋入り口の看板。
辺りの雪が少~しだけ残っています。

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ここから730メートル入って行きますが、足元は凍りついた砂利道が
表面から融け始めてグズグズなのでこの時期は長靴が一番です。

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道の両側の笹藪もすっかり枝葉を伸ばしています。

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峠まで登ってくると日陰の部分にまだ氷が残り、
気を付けて歩かないと私達でも滑って転ぶこともあります。

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峠を越えると辺りは一変してまだ冬です。
ここは風が強いと雪が腰まで吹溜りになり
除雪の時には一番大変な場所です。

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左手にある湿地帯は雪原となって太陽が射していると眩しいくらいです。

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ゆっくり歩いて15分もすると目の前がパッと開けて小屋が現れます。

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右手の草斜面はよく日が当たるので雪はすっかり無くなりました。

冬の間はソリやスキーでお世話になりますが、
雪が融けると足元にはシカのフンが
ゴロゴロ転がっていますので要注意!

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3月になり天気の良い日には、やっと小屋の布団が干せるようになります。

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草や花はまだ雪の下ですが、管理人棟の日が当たる軒下では
「タマサキサクラソウ」が芽を出し始めました。

4月には小屋の雪囲いを外し、水回り確認や電気点検、防災点検、
業者による大掃除等の小屋開け準備が始まります。

まだこれから猛威を振るいそうな新型コロナですが、
少しでも早く収束して皆さまを小屋にお迎えできる日を心待ちにしています。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

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