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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
6月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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6月の奥日光はシャクナゲやツツジ、ズミ等の
色んな花々が見頃となる季節なのですが、
今年は残念ながら花の咲きが悪く寂しく感じています。
冬から春に掛けての雪、霜、雨、気温等の天候によって
木や花の成長振りが毎年違ってくるものですね。

そんな寂しさを感じていた中でも、新しく生まれた
生きものたちの姿を見る事が出来ました。
1番目は先月中旬に千手が浜で見た「クロサンショウウオ」です。

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5月中旬に見た太ったバナナの様な卵。
1か月ほど過ぎたので「そろそろ孵化しているかな~」と
期待しながら前回の千手が浜バス停の裏側の池を見に行くと...。

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見つけました! 5センチ位のクロちゃんの幼体が...、
以前に流行ったウーパールーパーみたいな姿をしています。
周りにも何匹かいましたがこちらに気付くと
水中の枯葉の中に逃げ込んでしまいました。
その後、成体になった姿を見ようと下旬にも再び来ましたが
探せませんでした。それぞれ何処に行ってしまったのでしょうか。

2番目は、朝方に新聞を取りに小屋入り口の郵便受けまで行くと
その横にある杭に生まれたばかりの「エゾハルセミ」が...。

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今まさに抜け殻から抜け出した「エゾハルセミ」
でまだ体も乾ききってない感じでした。
奥日光では6月にこのセミが一斉に鳴き出しますが、
面白いことに日が射している晴れの間は鳴いていますが
雨が降りそうになるとピタッと鳴き止みます。
天気予報より当たりますよ!

3番目はちょっと悲しい結末ですが「キセキレイ」です。

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本棟台所の換気口の外に「キセキレイ」が巣を作り雛が居る様です。
驚かすことの無いように遠くから見守っていたのですが、
何日かすると残念な事にカラスに荒らされて
巣だけが地面に落ちていました。雛の巣立つ姿が見たかったです。

私の大好きな場所で何回も訪れていますが、
中禅寺湖西岸にある「千手が浜」は「クリンソウ」の
群生地として人気のスポットで毎年多くの観光客が訪れています。
まさに見頃の最盛期でした。

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一面に咲き誇る「クリンソウ」。
湿地帯や沢筋に沿って紅紫、ピンク、白の
花が咲きますが稀に黄色も咲くそうです。

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名前の由来は段になって輪生する花の様子が仏塔の先に立つ
九輪に見立てて「クリンソウ」と呼ばれています。

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湖畔には他にも初夏を迎える花が沢山咲いています。
これは「アズキナシ」の花で、この花は見られる期間が短くて
1週間もすると散ってしまいます。
他にも「トチノキ」や「ウワミズザクラ」の
目立たないけど可憐な花たちも見られました。

そして、中禅寺湖で毎年恒例の「中禅寺湖船上ライブ」に行ってきました。
これは遊覧船に乗って日光市のアマチュアジャズバンドの
演奏を聴きながら中禅寺湖を一周する約2時間の
イベントですが、なんと無料で参加できるんです。

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午後4時45分に歌が浜の乗船場を出発して
11曲とアンコール1曲を楽しんで6時45分に戻ってきます。
曲目はスタンダードジャズから加山雄三メドレーや
服部雄一メドレーまで幅広い年齢層向けに組んでありました。

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歌が浜乗船場には300名近い人が集まり続々と
遊覧船「男体山」に乗船します。

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船内の1階と2階の客席は8割ほど埋まり、
このイベントに慣れた方はお弁当を持ち寄り
出発するやさながらお花見の様な宴会状態と化していました。

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2階後方のエントランスにアマチャバンドの方々16名が勢ぞろい。
一番若いメンバーは18歳で最高齢の方は80歳との事です。

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皆さんとてもハツラツとして演奏されていて、
久しぶりの生バンドの演奏を楽しんで来ました。

日光光徳小屋はこれから7月、8月、9月と夏の最盛期に入ります。
皆様も都会の猛暑から逃れて、天然クーラーの奥日光で
ひと時を過ごされては如何でしょう!お待ちしています。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

6月11日(火)、
目白キャンパスにて、学習院初等科6年生の
「学習院目白キャンパス史跡めぐり」が開催されました。

この行事は、
・目白キャンパスの国登録有形文化財などの見学を通して、
学習院の歴史と伝統、学校文化を感じること。
・学習院の学校生活の歴史的背景に興味を持ち、
学校文化を受け継いでいくことをねらいにしています。

まずは創立百周年記念会館に集合し、
姿勢を正して、講師である学習院大学史料館学芸員の方にご挨拶をします。

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10時から東西組と南北組に分かれて見学が開始されました。
南北組は実地見学が先です。

学習院大学のピラミッド広場では、
昭和初期に作られた南1号館・西1号館について、関東大震災で被災した経験から、
地震がおきても崩れない建物として作られたことや、
スクラッチタイルという特徴的なタイルが外壁に用いられていることなどの
説明を受けました。

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乃木館や御榊壇では、学習院の院長をしていた乃木希典が
学生達と一緒に生活していたというエピソードや、
御榊壇が当時の日本の国境から集められた石が使われて
作られていることについて説明を受けました。

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御榊壇の番号がついた石を探して、銘板からどこの石かを調べました。

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続いて東別館へ移動します。

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かつての皇族寮である東別館の高いエントランスは、
皇族の通学が馬車だったときに、
その乗り入れのために高くつくられていると説明を受けました。
通常入ることのできない建物の2階も見学をしました。

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正門も国登録有形文化財です。

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実地見学の後は、学芸員の方から講義形式で
京都時代から続く学習院の文化や歴史を学びました。

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前日の強い雨で外の見学が危ぶまれましたが、
梅雨の合間の気持ちの良い天気の中、
ユニークで貴重な文化・歴史の遺跡が残る学習院を見学し、
かつての学習院の足跡が、確かに現代へ繋がっていることを感じる一日でした。

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