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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
5月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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令和になりました。ここ光徳小屋の生活も3年が過ぎましたが、
春を迎えると共に新しい元号となるのが嬉しく思えます。
これからも奥日光の大自然を沢山楽しんでいきたいと思います。

5月は寒さと雪に閉ざされた冬が終わり、周りの景色は
しばらく茶色の枯れた時期となります。
そしてある日突然に樹木には新芽が出て花が咲き出し、
鳥や蝶々や虫等の色んな生きものが姿を見せてくれて
待ちに待った新緑の世界となりました。
今月は春を感じる風景をご紹介しましょう。

《その1:小屋の周りでは...》
ふと気づくと小屋の周りにはたくさんの花が一斉に咲き出しました。

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管理人棟の軒下の「タマサキサクラソウ」。
紫色のいくつもの花がま~るく咲きます。

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小屋脇の石垣の割れ目から顔を出す「タチツボスミレ」。

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草地の斜面には小さな「ヘビイチゴ」があちらこちらに。

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気が付くとシカに食べられてしまう「サクラソウ」も咲きました。

《その2:光徳牧場では...》
5月になると光徳牧場は関東周辺の小学生の修学旅行で
子供たちがアイスクリームを買うために大行列になります。

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牧場入口の「オオヤマザクラ」も綺麗でした。

《その3:日光市今市・龍蔵寺にある天然記念物は...》
明治36年に当時の住職によって植えられた山藤が大きく
なったもので、現在約200㎡に亘る立派な藤棚になっています。

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当初に植えられた山藤は現在4本の太い枝となり
「六尺藤」と呼ばれています。

《その4:残雪を求めて...》
残雪の時期はGWまでしか登れない尾瀬・至仏山に
今年はスキーで行ってきました。
まだ4~5メートルの積雪がある鳩待峠から出発し、
至仏山頂上から標高差700メートル以上の大雪原を
テレマークスキーで滑り下りる大滑降です。

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登り1時間程の所から左のピークが子至仏山で左奥が至仏山です。
その至仏山の頂上がスキーのスタート地点となります。

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至仏山頂上から尾瀬ヶ原と燧ケ岳と左の奥には会津駒ケ岳。
青空と緑のハイマツ、白い残雪のコントラストは
最高のコンディションでした。

《その5:千手が浜の不思議なバナナ?...》
暖かくなり友人二人と4人で一般車両進入禁止の市道を
サイクリングで千手が浜へ行ってきました。
今回は初めて見る珍しいものを写真に収めてきました。

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まだ新芽が出たての道を快適に千手が浜へ。
木々の間から遠くには雪が残る山が見えています。

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お気に入りの千手が浜からの男体山。

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千手が浜から30分も進むと「俵石」に着きます。
今年は中禅寺湖の水量が少なく、いつもなら渡れない
俵石まで行けます。奥に見える雪が残っている山は日光白根山。

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中禅寺湖畔の「アカヤシオ」。ピンクがとても可愛いです。

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千手が浜バス停の裏側の池の中にバナナが!
これ、なんだか判りますか?
なんと「クロサンショウウオ」の卵なんです。
太ったバナナが連なるように木の枝に産み付けられていました。
初めて見ました。これが孵化してクロちゃんが出てくるのを見たいものです。

《その7:今年の初物...》
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左は小屋の近くにある山菜の女王「コシアブラ」で
右は地元の方からいただいた「コゴミ」です。
今年初めての春の恵みを天ぷらにしていただきました。
美味しかったです!

6月になると上旬には湯の湖のシャクナゲ、
戦場ヶ原のズミ、千手が浜ではクリンソウ、
中旬には光徳小屋の湿地帯にはワタスゲが見頃になると思います。
花の奥日光で皆様のお越しをお待ちしています。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

5月18日(土)、やわらぎホールにて、英国の劇団ITCL
(International Theatre Company London)による
シェイクスピア劇『真夏の夜の夢』学習院女子大学公演が開催されました。

当日は駐日英国大使ポール・マッデンご夫妻も来校され、
学生たちと一緒に劇を鑑賞されました。

ITCLによる日本ツアーは今年で46回目を数えます。
学習院女子大学では、2007年公演の『動物農場』から
毎年ホスト校として受入に参加してきました。

シェイクピアを原語上演で見ることのできる希少な機会ということで、
やわらぎホールは今年も400名を超える観客で大入り満員となりました。

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(写真)やわらぎホールでの公演の様子

学習院女子大学では、今後もITCLによる公演のホスト校として
日英の国際文化交流に協力していく予定です。
2020年度には、おなじくシェイクスピアの『オセロ』公演
が予定されています。どうぞご期待ください。

※学習院女子大学のホームページはこちらから


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