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2月12日、13日に今年度4回目となる、
高等科での調理実習が行われました。
学習院の敷地内で栽培された、内藤とうがらしを
使用したクッキー作りの後編です。
冷凍庫で凍らせたアイスボックスクッキーが
どんな出来上がりになったのでしょうか。

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冷凍庫で保存されていたクッキー生地

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2017年の鳳櫻祭で実施したスタンプラリーの用紙
※一部抜粋

伝統野菜を使った食育活動は、
学習院内で様々な取り組みを行っています。
今回調理実習に取り入れたクッキーは、
この時配布したものと同じレシピを使っています。

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長方形に成型し、冷凍された生地をまずは4等分に切ります。

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さらに5ミリ幅のスティック状に切ります。

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1班1枚分の生地が、ちょうど1枚の天板にきれいに並べられます。

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180度に温めたオーブンで11分焼きます。
(レシピ上は10分でしたが、少し大きめの
クッキーも考慮してこの日は11分で焼きました)

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今回の実習は、年度の仕上げの調理実習となり、
様々なメニューを調理しました。
授業の始めに、各班に材料が配られます。
どんな料理ができあがるでしょうか。

手前にみえる計量カップにはかつおぶしと昆布がはいっています。

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ここにお湯をそそぎ、1分。
大きな計量カップに茶漉しをつかってこします。

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だしの半量のしょうゆ、その半量の日本酒、
さらにその半量のみりんと塩小さじ1を加えると
計量カップだけをつかって"簡単だし醤油"が完成です。

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メインの料理には、ひき肉を使用します。
鶏ひき肉、おから、なめ茸、れんこんのみじん切りを
入れて粘りが出るまでよくこねます。

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手にサラダ油を少しつけ、平たいお団子状にします。

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麦ご飯は鍋を使って調理します。
ふっくら、きれいに炊き上がりました。
先ほどのひき肉はフライパンで加熱され、
つくね団子に仕上がってきました。

フライパンで焼いた後に、"簡単だし醤油"を
ベースにみりんと砂糖を加えて作った甘めの
たれを入れて更に火を通します。
この他、油揚げにいろいろな野菜やお餅を詰めた宝袋の味付けは
"簡単だし醤油"を4倍希釈しただけで、ベースを
作っておくと応用が効くことを学びます。

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食物繊維たっぷり、栄養満点のつくね丼が完成しました。
緑鮮やかな豆苗もたっぷり添えられて、
バランスのよいメニューになっています。

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今回の実習で、特にユニークな料理がこちら。
先ほどの材料セットの中で、油揚げとなめ茸の間に置かれていた
ちょっと控えめな存在感の材料が使われています。
まずは、れんこんのみじん切りを入れてまぜます。

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まぜて丸めたものを揚げます。
すりみのこね方で各班の出来上がりもさまざまです。
※揚げ物は担当の助手さん(高等科卒業生)が揚げてくれました。

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こんがり、おいしそうに揚がりました。
こちらは蒲鉾メーカーの鈴廣さんの、
魚のすり身を使用したさつま揚げです。

出来立てのさつま揚げは、ぷりぷりの歯ごたえと、
れんこんのしゃきしゃき感が活きていて、格別の味でした。

もう1品、内藤とうがらしをつかったものが菊花だいこんです。
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輪切りにして乾燥させた内藤とうがらしを花芯に飾り、
菊の花にみたてます。

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先ほど完成したつくね丼に、宝袋、いちご大福も添えられて
今回の食卓が完成しました。

「宝袋の上にのせた梅型で抜いた人参と雪輪型でぬいた大根。
雪の白のしたから梅の紅が透けてみえる盛り付けが
今日学んでほしいことの1つです。
和菓子も塗りのお皿にのせることでさらに引き立ったように
その美しい表現も伝えていきましょう。」

高等科最後の家庭科の授業、生徒たちに
無形文化遺産にもなった和食の未来を託した先生でした。

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ここで、冒頭でオーブンに入れたクッキーの焼き上がりをご紹介します。

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各班、きれいに焼きあがっていました。
焼く前の生地のときは、唐辛子の赤みが見た目にも主張していましたが、
焼いてしまうと唐辛子の分量の違いはわからないようです。

「クッキーをつくるのは初めてだったが、
おいしいものをつくることができて良かった。」
「食べたときに甘くなって、また少しからくなったり、
おもしろい味がして良かった。」
「とうがらし入れすぎなくてよかった・・・と本当に思います。」
唐辛子クッキーを作った生徒たちからは、
以上のような感想を聞くことができました。
また、「意外と簡単だったので家でも作りたい」、
「次は自分でアレンジして作ってみたい」といった感想も聞かれ、
多くの生徒たちが調理に対してとても前向きな姿勢であると感じました。

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