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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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3月になってから雪の降る日が多く感じます。
雪もしっかり残り湯元スキー場は今月一杯滑走可能ですし、
「3/10日光国際山岳スノーシューイング大会」
も無事に開催されました。
とは云うもののこの時期の雪は積もり続く事は無く、
晴れた日は太陽が当たる場所から雪がどんどん融け出し
小屋周りでも地面が顔を出しています。

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小屋前の道路も地面が出てきて冬の終わりを感じます。
...が、厄介な事に凍土となった地面が溶けて緩みだすと、
車の車輪が地面にのめり込んで走りづらくなるのです!
春が来ると喜んでばかりはいられません。

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「3/10日光国際山岳スノーシューイング大会」のスタートの様子。
今年は雪が少なかったのでコースへの雪入れや
15キロコース折り返し地点のコース誘導等で
私達もボランティア参加しました。

まだ雪が残っている間に「光徳クロスカントリースキー場」
に行ってきました。コースの一部が小屋の近くを通る事もあり、
庭の中を散策する様な気分で楽しめます。

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アストリアホテルの前にあるコース案内の看板。

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アストリアホテルにはクロスカントリースキーや
スノーシューのレンタルハウスがあり道具一式が借りれます。

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公認5キロコースへ向けてホテル裏からスタート!

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カラマツ林の間から見える男体山がキレイ...まだ余裕があります。

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コース案内の標識は500メートル毎に
設置してありますので迷うことなく安心です。

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スキーの扱いにもだんだんと慣れ、樹々の間を
縫ってコースを進んでいると色々な鳥たちの
鳴き声やアカゲラのドラミングが聞こえます。

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公認コースの4kmを過ぎた辺りから山コースに入ります。
そろそろお腹もすいて疲れが...。

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山コースからチョット外れて一度光徳小屋に戻りランチです。

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ランチ後は元気を取り戻し、小屋裏から湿地帯を抜けて
山コースに戻ります。奥の山は太郎山。

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山コースを進むと光徳牧場の裏に出ます。
柵の向こうに太郎山、子真名子山、大真名子山。

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更に進んで光徳沼と男体山。
ここまで来るとゴールのアストリアホテルは直ぐです。
光徳周辺の緩い登り下りの山の中を、
クロスカントリースキーで歩きながら鳥たちの声を聞いたり
アニマルトラックをしながら散策するのはとても楽しいです。
コース整備はしっかりとされていて初心者の方でも
安心して楽しむ事が出来ますので、
来年はどうぞ楽しまれてはいかがでしょう。

光徳に来てからゲレンデスキーとは違ったスキーを楽しむようになり、
スキー道具も地元の方からいただいたりして
お陰様で道具がめっきり増えてきました。
光徳付近の山や戦場ヶ原で使えるヒールフリー
(踵が上がり歩く様に動ける)のスキーです。

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右側3本の背が高く細い板はクロスカントリースキー用で、
左の2本はテレマークスキー用で
ノーマル板と短めで太いウロコ板になります。

4月になると中禅寺湖や戦場ヶ原では観光客を迎える準備が始まり、
光徳小屋でも雪囲いの撤去や水出し作業、
業者による清掃等をして下旬にはオープンを迎えます。

山々の木々は新芽が出始めて春を告げる様相になり、
GW辺りにはアカヤシオが咲き、その後にシロヤシオ、
トウゴクミツバツツジ、アズマシャクナゲ、
クリンソウ等が続き花の奥日光が始まります。

どうぞ、光徳小屋にいらして下さい。
皆様のお越しをお待ちしています。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから


 平成31年3月15日、
創立百周年記念会館1階ホワイエにて、モニュメント「理性の輝き」披露式典が行われました。

 この式典は、本院個人賛助員であり彫刻家の絹谷幸太様より、
皇太子殿下が御即位されることを記念し、
同氏作品「理性の輝き」を御寄贈いただいたことにより実現したものです。

当日は絹谷様にもお越しいただき、本院役職者・ご来賓と共にテープカットを行いました。

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制作者・絹谷幸太様

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左から大野父母会副会長・井上大学長・絹谷幸太様・内藤院長・東園桜友会長

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「理性の輝き」と絹谷幸太様

 この作品は「理性は自然に根ざさなければならない。」という想いで造形化されています。
また、その形には「世界平和は微妙なバランスの上に成り立っており、
平和を築くには石を積み上げる作業のような地道な努力が不可欠である。」
というメッセージが込められています。

 本院にお越しの際は、ぜひご覧ください。

3月10日第22回となる、目白ロードレースが開催されました。
目白ロードレースは豊島区を始めとした地元の企業や団体の協力のもと、
街の活性化と地域の人々との交流を目的に、1998年から毎年実施されています。

学習院は社会・地域連携の取り組みの一環として第1回から後援しています。

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スタート、ゴール地点となる千登世橋中学校にて
レースの受付に訪れる参加者の方々

心配されていた空模様も、穏やかな晴れ間が広がり、
開催中は絶好のランニング日和となりました。

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ゲストランナーとして、リオ五輪にも選出された
積水化学の尾西美咲さんが参加されました。
準備体操のデモンストレーターとしても登壇し、
参加者を盛り上げます。

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親子レースや、年齢・性別ごとに1.3~5.2kmまで
各種目ごとに走行距離が設定されています。
今年は約960名の出走者が参加しました。

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また今回は、豊島区の交流都市である
長野県箕輪町のみなさんも参加してくださいました。
公式キャラクターのもみじちゃんも遊びに来てくれた他、
ブースの出展や、レースにも町の方々が出走し
各種目で好成績を収められました。

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学習院目白キャンパス内の敷地もコースとしていることから
起伏に富んだユニークなコースになっています。

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中学生は2kmのコースを走り、続々とゴールして来ます。
学習院中等科は昨年男子団体戦で優勝しましたが、
今年も各種目で好成績を収めました。

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中学生男子団体戦2位。
中学生男子個人では3位に入賞しました。

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表彰式にてプレゼンターを務めた内藤院長と
見事入賞した中等科の生徒のみなさん。

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高校生~30歳未満男子では中・高等科事務職員の
芹澤さんが4位に入賞しました。
こちらはゲストランナーの尾西さんがプレゼンターを務めました。

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さらに30歳~40歳未満男子では中等科教員の
甲斐先生が5位に入賞しました。

出走されたランナーの方々、沿道で応援いただいたご家族や地域の方々、
ボランティアとして運営を支えてくださった方々、
本当にお疲れさまでした。

地域の恒例行事となった目白ロードレースに
ぜひ来年もご参加をお待ちしています。

2月12日、13日に今年度4回目となる、
高等科での調理実習が行われました。
学習院の敷地内で栽培された、内藤とうがらしを
使用したクッキー作りの後編です。
冷凍庫で凍らせたアイスボックスクッキーが
どんな出来上がりになったのでしょうか。

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冷凍庫で保存されていたクッキー生地

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2017年の鳳櫻祭で実施したスタンプラリーの用紙
※一部抜粋

伝統野菜を使った食育活動は、
学習院内で様々な取り組みを行っています。
今回調理実習に取り入れたクッキーは、
この時配布したものと同じレシピを使っています。

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長方形に成型し、冷凍された生地をまずは4等分に切ります。

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さらに5ミリ幅のスティック状に切ります。

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1班1枚分の生地が、ちょうど1枚の天板にきれいに並べられます。

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180度に温めたオーブンで11分焼きます。
(レシピ上は10分でしたが、少し大きめの
クッキーも考慮してこの日は11分で焼きました)

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今回の実習は、年度の仕上げの調理実習となり、
様々なメニューを調理しました。
授業の始めに、各班に材料が配られます。
どんな料理ができあがるでしょうか。

手前にみえる計量カップにはかつおぶしと昆布がはいっています。

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ここにお湯をそそぎ、1分。
大きな計量カップに茶漉しをつかってこします。

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だしの半量のしょうゆ、その半量の日本酒、
さらにその半量のみりんと塩小さじ1を加えると
計量カップだけをつかって"簡単だし醤油"が完成です。

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メインの料理には、ひき肉を使用します。
鶏ひき肉、おから、なめ茸、れんこんのみじん切りを
入れて粘りが出るまでよくこねます。

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手にサラダ油を少しつけ、平たいお団子状にします。

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麦ご飯は鍋を使って調理します。
ふっくら、きれいに炊き上がりました。
先ほどのひき肉はフライパンで加熱され、
つくね団子に仕上がってきました。

フライパンで焼いた後に、"簡単だし醤油"を
ベースにみりんと砂糖を加えて作った甘めの
たれを入れて更に火を通します。
この他、油揚げにいろいろな野菜やお餅を詰めた宝袋の味付けは
"簡単だし醤油"を4倍希釈しただけで、ベースを
作っておくと応用が効くことを学びます。

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食物繊維たっぷり、栄養満点のつくね丼が完成しました。
緑鮮やかな豆苗もたっぷり添えられて、
バランスのよいメニューになっています。

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今回の実習で、特にユニークな料理がこちら。
先ほどの材料セットの中で、油揚げとなめ茸の間に置かれていた
ちょっと控えめな存在感の材料が使われています。
まずは、れんこんのみじん切りを入れてまぜます。

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まぜて丸めたものを揚げます。
すりみのこね方で各班の出来上がりもさまざまです。
※揚げ物は担当の助手さん(高等科卒業生)が揚げてくれました。

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こんがり、おいしそうに揚がりました。
こちらは蒲鉾メーカーの鈴廣さんの、
魚のすり身を使用したさつま揚げです。

出来立てのさつま揚げは、ぷりぷりの歯ごたえと、
れんこんのしゃきしゃき感が活きていて、格別の味でした。

もう1品、内藤とうがらしをつかったものが菊花だいこんです。
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輪切りにして乾燥させた内藤とうがらしを花芯に飾り、
菊の花にみたてます。

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先ほど完成したつくね丼に、宝袋、いちご大福も添えられて
今回の食卓が完成しました。

「宝袋の上にのせた梅型で抜いた人参と雪輪型でぬいた大根。
雪の白のしたから梅の紅が透けてみえる盛り付けが
今日学んでほしいことの1つです。
和菓子も塗りのお皿にのせることでさらに引き立ったように
その美しい表現も伝えていきましょう。」

高等科最後の家庭科の授業、生徒たちに
無形文化遺産にもなった和食の未来を託した先生でした。

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ここで、冒頭でオーブンに入れたクッキーの焼き上がりをご紹介します。

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各班、きれいに焼きあがっていました。
焼く前の生地のときは、唐辛子の赤みが見た目にも主張していましたが、
焼いてしまうと唐辛子の分量の違いはわからないようです。

「クッキーをつくるのは初めてだったが、
おいしいものをつくることができて良かった。」
「食べたときに甘くなって、また少しからくなったり、
おもしろい味がして良かった。」
「とうがらし入れすぎなくてよかった・・・と本当に思います。」
唐辛子クッキーを作った生徒たちからは、
以上のような感想を聞くことができました。
また、「意外と簡単だったので家でも作りたい」、
「次は自分でアレンジして作ってみたい」といった感想も聞かれ、
多くの生徒たちが調理に対してとても前向きな姿勢であると感じました。

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