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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
2月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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今年の奥日光の冬はどうなっているのでしょう?
1月下旬には積雪が70センチになったのですが、
2月の上旬と中旬に雨が2回も降り50センチまで減ってしまい、
光徳周辺の笹藪も雪に埋まる事なく葉が頭を出しています。
小屋入り口から小屋までの砂利道は雨の翌日には気温が下がり
アイスバーンとなって四駆車でも滑りそうになりますし、
晴れが続いて暖かい日の日中には10℃にもなって
まるで春が来たようで、なんと小鳥のさえずりまで聞こえています。

予定されていた日光自然博物館での「中禅寺温泉カマクラまつり」は
雪不足の為にカマクラやお出迎えの雪ダルマも作ることが出来ず中止に、
また「奥日光湯元温泉まつり」で行われた「スノーファンタジア
全日本氷彫刻奥日光大会」でも雪不足で氷の彫刻を覆うカマクラが
作る事ができず、野外にそのまま置かれて可哀そうな事に
お披露目した日の晩に雨が降り融けだしてしまいました。

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「スノーファンタジア全日本氷彫刻奥日光大会」では
有名ホテルのコックさんや氷彫刻師の方々によって
彫られた氷の彫刻12体が飾られています。

そんな奥日光ですが、SNS等で冬の人気スポットとなった
「庵滝(イオリタキ)の氷瀑」を今年も見に行ってきました。
今回は私たちの友人と大学の後輩「あるける同好会」の
学生を含めた5人で、赤沼茶屋から戦場ヶ原~小田代ヶ原を
経由して往復5時間ほどのスノーハイクです。
滝が全面凍りつく様は、一番気温が低いこの時期でしか
見られないものでやはり結構多くの人が訪れていました。

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小田代ヶ原に向けてスタート!
雪の量は昨年と比べて半分位ですが、皆さんはスノーシューで
主人はテレマークスキーのウロコ板で快適に進んで行きます。

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2時間程経つと外山沢の終点に「庵滝」の全貌が見えてきました。

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今年は右側の落ち口からの氷瀑が太く見えます。
高さ20メートル以上はある滝に感激です。

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人と比べると滝の大きさが分かりますね。

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滝の裏側です。空が青く晴れていて氷のブルーアイスがキレイ!

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帰りは、お決まりの小田代ヶ原の白樺「貴婦人」をパチリ!

毎年この時期になると「湯の湖」で行われる
大変過酷な訓練風景を見る事ができます。
海難救助の「海猿」でご存知の方もいらっしゃると思いますが、
第3管区海上保安部の特殊救難隊の潜水訓練で
海面が氷結した冬の海での転覆事故を想定して行うものだそうです。
湖畔から100メートル近く離れた沖の湖面で、マイナス4℃の
外気の中で厚さ50センチの氷を1メートル四方に切り、
その切り出した氷の塊を命綱の支柱にして水温3℃の
湖底に向け酸素ボンベを背負って潜水する過酷な訓練です。

20190206_008.jpg
見てるだけでも凍えそうな全面凍結の「湯の湖」。
海難事故救助のエキスパートだからこその訓練でしょうが大変なお仕事です。
映画のワンシーンを思い出します。

今年の2月は早くも春を思わせているので
3月がどうなるのか心配です。
雪のイベントで「3/2(土)奥日光湯元スキー場スノーフェスティバル」や
「3/10(日)光国際山岳スノーシューイング・レース」が予定されていますが、
それまでには何とか雪が降りますように!地元の方々と祈るばかりです。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから


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