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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
12月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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今年の漢字一文字は「災」。
全国規模で今まで見た事もないような自然災害を目のあたりにしました。
これまで山に親しんできたことで自然の美しさや恐ろしさは知ってきた
つもりですが、奥日光でも中禅寺湖畔や戦場ヶ原の国道沿い、
光徳園地にある大木(まさか倒れるとは思えないような大木です)が
倒れ停電になったり...、今年は改めて自然の驚異を感じた一年でした。

光徳小屋で生活していますと1年の流れが速く感じます。
山の自然の中での生活パターンは太陽が昇ると始まり沈むと終わり、
晴耕雨読とまではいきませんが仕事も食料買い出しも趣味も全て天候に左右され、
四季折々の花や草や木、昆虫や動物たちの変化する様を見ていると
アッと云う間に12月になってしまいました。
ウインターシーズンを迎え、身の回りの様々なシーンをご覧ください。

《その1:除雪》
小屋から入り口ポストまでの730メートルの道路と
小屋周りの動線を確保するため除雪が始まりました。

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道路の除雪は雪の下に砂利が隠れていて石を噛むこともあり結構難しいです。

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小屋周りの動線確保には雪を捨てる場所を先ず決めてから開始です。

《その2:アニマルトラック》
雪が降りだすとあちこちに動物たちの足跡が残り、
何の足跡か探すアニマルトラックが楽しいです。

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ヒメネズミの足跡。
雪面を注意していないと見逃すくらい小さく1センチ程です。

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タヌキの足跡。3センチ程で前後に2つが並んで残ります。
ちなみにキツネの足跡は4つ足なのに一直線に並ぶモンローウォークです。

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この足跡は20センチ近くのもので、小屋横の斜面から出て来て
道路を横切り小屋の前を通って川の方に歩いていました。
クマです!爪と掌がハッキリと分かり怖かったです。
まだ冬眠していなかったようで、小屋から外に出る時は
周りに注意しながら出ていました。

《その3:光徳牧場》
光徳牧場の牛たちは雪になると山王林道沿いの広い牧草地から
裏手の狭い場所に移動します。ちなみに山王林道沿いの広い牧草地は
クロスカントリースキーのコースになります。

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牧場裏の牧草地で草をはむ牛たち。奥の山は右が男体山で左が大真名子山です。

《その4:日光湯元温泉スキー場》
日光湯元温泉スキー場がオープン。
初日に中宮祠二荒山神社による安全祈願神事や
オープンセレモニーが行われるので参加してきました。

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快晴の青空の下で関係者によるテープカット。
奥に見える金精山が綺麗でした。

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中宮祠二荒山神社の神主さんやインストラクターによるたいまつ滑降。
神主さんのスキーやボード姿は初めて見ましたが中々の腕前でしたよ。

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オープン初日はリフトが無料開放でしたので初滑りをしました。
このスキー場は緩斜面が多く初心者向けのスキー場で、
男体山と湯の湖に向かって気持ちの良いスキーができます。
この日は10名ほどのお客様でまるでプライベートスキー場でした。

《その5:登り納め》
今年の登り納めで日光白根山に行ってきました。
先月と同じく菅沼登山口から出発ですが、今回は残念ながら
ガスと強風で写真を撮る余裕も無く、頂上に着いても
直ぐに下山と云う中々厳しい山行でした。

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弥陀ヶ池に到着しましたが何も見えません。
先月の写真と見比べていただくと違いが分かります。

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頂上はガスと強風のため三角点を踏んだら即下山し、
下る途中で弥陀ヶ池が見え始めた所でやっと写真を撮る事ができました。

今年も多くの学生さんやOB・OGの方々に光徳小屋を利用いただき、
また、光徳小屋のブログを見ていただきありがとうございました。
これからも色々な情報発信をしていきたいと思いますので
来年もよろしくお願いいたします。

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皆さま、よいお年をお迎えください。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

大学史料館では、11月28日~12月22日まで高等科生によるミニ展示
「学びの窓に吹くそよ風~高松宮旧蔵教科書展~」を開催しています。

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この展示は学習院高等科2年生総合「博物館を知ろう」の成果として、
毎年テーマを代えて行われています。
この総合では受講生に、資料の取り扱い方法から調査、展示方法を学んでもらい、
実際に展示図録の作成などを通して、学芸員が日常的に行っている業務を体験し、
博物館への興味・関心を高めてもらうことを目的としています。

平成30年度は、大正天皇の3人目の皇子・高松宮宣仁親王(1905~1987)
が使用していた学習院初等学科・中等学科時代の教科書を取り上げています。
史料館には高松宮家から寄贈された教科書が120点ほど収蔵されていますが、
教科書をテーマとして展示を行うのは初めての試みということです。

受講生は1冊ずつ担当の教科書について調査し、1、2学期を通して
展示図録の内容を執筆し掲載する写真も撮影にあたっています。
また実際の展示の準備やパネルの作成も全て自分たちで作り上げています。

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(写真)『動物学新教科書』冒頭カラー頁 1917年12月13日発行 
この教科書には人間や動物の細胞についての記述がないことから
当時の顕微鏡はあまり発達していなかったと考えられる。
本資料は高松宮が中等科の時に使用されたと思われる。
(展示図録より抜粋)

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(写真左)『馬術教程 陸軍中央幼年学校本科用 全』
乗馬の方法 1916年7月発行
展示パネルでは、学習院が日本で初めて学生馬術教育を正規の授業と定め、
現在は「馬術部」として伝統を受け継いでいることが解説されている。

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(写真中央)『大正改版 中学読本 巻一』1912年11月5日発行

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(写真)展示図録 表紙
『大正改版 中学読本 巻一』を元に受講生が表紙のデザインも行っている。
展示された教科書について、筆者や関連項目についても分かりやすく解説されている。
会場にて無料配布。

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(写真)『新定 漢文読本 二』目次下書き込み
「外国のことのは習ふ 我々の 学びのまどに吹く そよかぜ」
ミニ展示のタイトルは、この書き込みの発見から受講生たちが考案した。

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(写真)受講生が描いたイラストを使用したポスター。
展示した教科書の内容をモチーフに、精彩に描かれた力作。

今回展示されている多くの教科書は一般に流通しており、
そこまで珍しいものではないかも知れませんが、随所に宮自身の印や
書き込みが残されており、この世に1点しかないものになっています。
また実際に学習院で教鞭をとっていた筆者が多く、
この点に注目して見学するのも興味深く感じました。
12名の受講生がそれぞれ1、2学期を通して1冊の教科書と向き合い、
会場全体の見やすさや、デザインにもアイデアが詰まった展示となっています。

このミニ展示は12月22日(土)まで学習院大学史料館にて開催中です。

学習院高等科のホームページはこちらから
学習院大学史料館のホームページはこちらから


現在、JR新宿駅東口にある紀伊國屋書店新宿本店7階フロアで、
都内の女子大学図書館合同企画「東京の女子大学学生が選んだおすすめ本」フェアが
12月3日(月)から27日(木)まで開催されています。
開催期間中は本学学生がデザインしたポスターも書店内に貼られ
フェアを盛り上げています。

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(写真)本学学生がデザインしたフェアのポスター

このフェアは各女子大学の学生が厳選した60冊のおすすめ本と、
本ごとに「おすすめコメント」が書かれた学生手作りのPOPカードを合同で展示して、
広く一般の方にご覧いただこうという企画です。
都内の女子大学による学生選書本の合同展示は今回が2回目となります。
白百合女子大学・聖心女子大学・清泉女子大学・東京家政大学・
東京女子大学・日本女子大学そして本学が協力して開催しました。

また今回のフェアにお越しいただけない方にも展示を楽しんでいただけるよう、
紀伊國屋書店のご協力により、おすすめ本とPOPカードの画像を
紀伊國屋書店のWebサイト上において、ご覧いただけることになりました。
紀伊國屋書店新宿本店のWebサイトはこちらから
(サイト内のPOP画像をクリックすると詳細をご覧いただけます)

「東京の女子大学学生が選んだおすすめ本」フェアは、
紀伊國屋書店新宿本店7階で、12月27日(木)まで開催されています。
各女子大学の学生が厳選したおすすめ本と素敵なPOPが皆様をお待ちしていますので、
お近くにお出かけの際はぜひご覧ください!

学習院女子大学図書館のホームページはこちらから
学習院女子大学のホームページはこちらから


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