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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
2月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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今年の2月は昨年と比べて雪が少ないようです。
1月には腰辺りまで積もっていたのに、2月に入ってからは晴れの日が多く、
積雪は太もも位まで減ってしまいました。
その代わりに気温が低くマイナス20℃に届かんばかりの日もあり、奥日光の寒さが身に染みています。

中禅寺湖では冬のイベントとして、
2月17日(土)~18(日)に「中禅寺温泉カマクラまつり」が行われました。
日光自然博物館の前では甘酒の振る舞いや、カマクラや雪の滑り台、雪ん子衣装の貸し出し、
そして天然氷のスケートやクロスカントリースキーにスノーシューなどの
ウィンタースポーツ体験が出来るようになっていました。
都会のイベントと比べると人出は少ないのですが、訪れる観光客は雪の白さに感激しているようでした。

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中禅寺湖の入口、二荒橋前の交差点ではこんな雪だるまがお迎えです。
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藁靴や藁頭巾の雪ん子の衣装です。
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カマクラの前で雪ん子衣装を借りて写真に納まる観光客。

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今月はスノーハイカーの間で密かに人気の奥日光にある「庵滝(イオリタキ)」の氷瀑をご覧ください。
赤沼から戦場ヶ原・小田代ヶ原の奥にある外山沢の沢筋を進み、
片道2時間半ほどの行程で幻想的な凍りついた滝を見ることが出来ます。
見頃は寒さが一番厳しい1月下旬から2月上旬の間で、極寒の中気合いを入れて行ってきました。

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赤沼をスタートして小田代ヶ原に向かいます。
ここら辺りはハイカーも多く雪道も登山靴のまま歩けます。
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外山沢に入るとモフモフの新雪。
先行パーティーのトレースもあって、スノーシューで快適に進んで行きます。
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右側の尖った岸壁の下に目指す庵滝があります。
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沢筋を進んで行きますので、水の中に落ちないように注意!
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先方に氷瀑が見えてきました。
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2時間半ほどで着きました。目の前に落差約25メートルの全面氷結した庵滝が現れました!
先行されていた人の姿が小さく見えます。
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右側の滝の落ち口からよく見ると岸壁沿いにわずかですが水が流れているのが分かります。
ここだけ少し白っぽい氷になっています。
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滝の中に入ってみると、右側の滝は横から見るとこんな感じ。
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滝の裏側から見る氷瀑。青く凍りついた氷は自然の凄さを感じます。
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左側の滝の裏側。
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冬は流れる水の量が少ないため滝つぼの水量も少ないです。
自然の作り出す景色は遠くから見ても、近くに寄って見ても飽きません!
帰りがけには何人ものスノーハイカーの方とすれ違いましたが、また訪れたいものです。

3月11日(日)には、アストリアホテルにあるXCカントリスキーコースを使って、
「第3回全日本山岳スノーシューイング・レースin日光」が、ここ光徳周辺で開催されます。
光徳小屋の近くがコースになっていることもあり、
今年もボランティアで選手たちのコース誘導や応援をする予定です。
スノーシューを履いたマラソン大会がどんなものか興味のある方はご覧になってはいかがでしょう。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。※現在は冬季休業期間中です。
詳しいご案内はこちらから

2月7日(水)、
学習院高等科2年・選択音楽の授業(担当:吉川 清講師、近松博郎兼任講師)を
取材しました。

この授業では、「学習院ならではの音楽授業」を目指し、
同じ目白キャンパスで活動をしている学習院大学輔仁会音楽部管弦楽団の協力を得て、
大学生が生徒たちのレッスンを担当しています。

生徒たちはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスから1種類を選択し、
1年かけて弦楽合奏を行います。

今年の履修者は29名で、4月に初めて弦楽器にふれたという生徒が大半ですが、
大学生によるレッスンを受け、徐々に音を奏でられるようになりました。

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(写真)大学生のレッスンを受ける生徒たち

週1回の限られた時間の中でのレッスンで、
授業外での練習はありません。

生徒たちは、少し慣れてきたと思ったら夏休みや冬休みが来て、楽器にふれなくなり、
休み明けには勘を取り戻すのに苦労するという状況の中、
1学期はパッヘルベル作曲の《カノン》、2学期は久石譲作曲の《風の谷のナウシカ》に
取り組みました。

そして3学期は、この1年間の集大成として、
マスカーニ作曲のオペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》より「間奏曲」に挑戦。

今年度の授業最終日、グループごとに練習を重ねてきた
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスが一堂に会し、合奏を行いました。

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(写真)オペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》より「間奏曲」合奏の様子

オペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》は、
1890年にイタリア・ローマで初演された一幕物のオペラで、
「間奏曲」は、物語が盛り上がったところでいったん落ち着かせるために演奏される楽曲です。
静かに流れるような美しい旋律は今もなお広く世界中の人々から愛されており、
単独での演奏や、映画・ドラマなどの劇伴としても度々使用されています。

履修者の中には、輔仁会弦楽同好会のメンバーであったり、
幼少期から個人レッスンに通っていたりするとても上手な生徒がいましたが、
他のメンバーのペースにしっかりと合わせながら演奏していました。
4月からはじめた生徒も、ぎこちないところがありながらも一生懸命に演奏し、
ゆったりとした温かな音色が音楽室に響きました。

合奏後、指揮を担当した吉川先生が今年度で退職をされるにあたり、
生徒代表からサプライズで花束が贈られました。

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(写真)吉川先生へ、花束贈呈の様子

吉川先生は1980年に講師として着任後、
38年間にわたって高等科の音楽教育に携わって来られました。
1984~1998年は女子高等科講師も兼任され、
現在女子部で使用されているチャイムのメロディーの作曲者でもあります。

生徒からの花束を受け、
「学習院ならではの音楽を通じた心の交流ができ、幸せでした」と話され、
とても喜んでいる様子でした。

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大学生のレッスンによる音楽授業は今から約10年前に企画されました。
当初は学校が保有する弦楽器は少なく、
1台のヴァイオリンを2人で交互に使うということもありましたが、
毎年少しずつ増やしながら、現在に至ります。

授業で楽器に興味を持った生徒が学習院大学で管弦楽団に入り、
音楽を継続するという例もみられるようになりました。

この「学習院ならではの音楽授業」は、今後も継続して行われる予定です。


学習院高等科のホームページはこちらから
学習院大学輔仁会音楽部のホームページはこちらから
★3月4日(日)第45回卒業演奏会が行われます。詳しくはホームページをご覧ください。

1月19日(金)、
セブン&アイ・ホールディングス取締役常務執行役員の伊藤順朗氏を講師にお迎えし、
学習院マネジメントスクール(GMS)
2017年度DSCM(ディマンド&サプライ・チェーン・マネジメント)基礎コースの最終講義
および第13回GMS桜実会(※)講演会が開催されました。

※桜実会・・・GMS修了生の会

GMS受講生や修了生、学習院関係者など約120名が参加しました。

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(写真)講演会の様子
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(写真)伊藤 順朗 氏

講師の伊藤氏は、学習院中等科・高等科、学習院大学経済学部の卒業生です。
銀行勤務の後、アメリカ・クレアモント大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得、
アメリカの大手百貨店勤務を経て1990年にセブン-イレブン・ジャパンに入社しました。
2009年にセブン&アイ・ホールディングスへ転籍し、
2016年12月より取締役常務執行役員経営推進室長を務めています。

「小売業の未来/セブン&アイグループの経営方針
 ~変えること、変えてはならないこと~」と題して行われた本講演では、
グループの概要と経営哲学についてのご説明から、
セブン-イレブンやセブンプレミアムなどのさまざまな革新事例や成長要因の分析、
環境・社会構造や小売業の変化、EC・IT企業の台頭など、
同社や同社を取り巻く最新の業界事情についてお話しいただきました。

その中で伊藤氏は、今後10年のグループ全体の戦略についても言及され、
同社に限らず、企業の持続的な成長を担保するには、
お客様をはじめすべてのステークホルダーから信頼される誠実な企業であること、
自分たちの社会的使命はなにかを問い続けること、
変化の激しい世の中の動きに対応する力を持ち続けることが大事になると話しました。

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(写真)GMS受講生との質疑応答の様子

また、本講演後には2017年度DSCM基礎コースの修了証授与式が行われ、
学習院マネジメントスクール所長の上田隆穂経済学部教授より、
19名の受講生に修了証が手渡されました。

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(写真)修了証授与式の様子

学習院マネジメントスクールは、故・田島義博 24代学習院長の
『日本の企業と産業界の再活性化に教育を通じて貢献する』という構想に基づき、
2001年に設立された、社会人のための教育機関です。

企業と連携しながら、ともに将来の構想を考え、
企業のあるべき姿を模索しています。

学習院マネジメントスクールのホームページはこちらから

現在、JR新宿駅東口にある紀伊國屋書店新宿本店7階フロアで、
「学習院女子大学の学生が選んだおすすめ本」フェアが行われています。
本年度は平成29年10月に続く2回目の開催であり、
同書店においては通算4回目の開催となります。

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(写真)紀伊國屋書店新宿本店 7階フロア 展示の様子
 ※柱を挟んで背中合わせの状態で展示されています。

これは昨年の10月に紀伊國屋書店ご協力のもと行われた、
書店の店頭で大学図書館に所蔵してもらいたい本を直接選ぶことができる、
「ブック・セレクト・ツアー」(女子大学図書館主催)において、
ブック・セレクター(学生選書委員)が選んだ本と
そのお薦めコメントを書いたセレクター手作りのPOPカードを
広く一般の方にもご覧いただこうという好評の企画です。
10月の「ブック・セレクト・ツアー」の記事はこちらから

今回からは過去3回開催した8階から移動して7階での開催となります。
7階は学習参考書を中心としたフロアのため
大学受験や大学への入学を控えた方などが多いと予想されますので、
それらの方々や関係者の皆さまには
今回のフェアを特に興味深くご覧いただけることと思います。
前回のフェアの記事はこちらから

また前回同様、紀伊國屋書店のご協力により、
新宿本店のWebページ上には学生が選書した本と共に
セレクターのPOPカードの画像も掲載いただきました。
フェアにお越しいただけない方々にもお楽しみいただけると存じますので
ぜひアクセスして個性溢れるPOPカードをご覧ください。
紀伊國屋書店新宿本店のWebサイトはこちらから

フェア初日の2月14日(水)にセレクターの代表学生4名が
新宿本店を訪れてフェアを見学させていただきました。
本学図書館キャラクター「さくらちゃん」の広報グッズが配された展示棚には
ツアーで選んだ200冊以上の本の中から厳選された23タイトルと、
23枚のPOPカードが華やかに並び本の魅力を来場者に伝えています。

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(写真)今回見学したブック・セレクターの皆さん

フェアを見学したセレクターたちからは、

「今回から展示フロアが変更になり、
受験生や大学入学前の高校生にも目にしてもらえる機会が増えたと思います。
一冊一冊が異なり、多様性に富んでいる本の魅力を伝えることが出来るよう、
今後も努力していきたいと思います」

「今回は前回までと違い背の高い展示棚だったので店内でも目につきやすく、
またフロアの中央でエレベーターの前に位置しているので多くの方に見ていただけると思いました。
展示は全体的にまとまっていたため、スッキリした印象を受けました」

「自分の書いたPOPが書店に飾られていることがとても嬉しく思いました。
書店に展示されることによって多くの方に見ていただくことになりますので、
学習院女子大学図書館で行われている取り組みを知っていただける良い機会だと思いました」

「フェアが学習参考書のフロアに変更されたことは、
セレクターの活動を年代の近い受験生にも知ってもらえる機会になると思いました。
また木製の展示棚と手作りPOPは相性が良く、そのため温かみのある雰囲気の展示になったと思います」

という声が聞かれました。

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(写真)学生選書本と学生が手作りしたPOP①
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(写真)学生選書本と学生が手作りしたPOP②

「学習院女子大学の学生が選んだおすすめ本」フェアは、
紀伊國屋書店新宿本店7階の学参コーナーで、
2月28日(水)まで開催されています。
本を"選ぶ"楽しさや本を"読む"楽しさを皆さまにお届けできるよう
ブック・セレクター達は頑張って準備してくれました。
お近くにお出かけの際にはぜひお立寄りください!

紀伊國屋書店新宿本店のホームページはこちらから
(選書した本のタイトルとPOPの画像をご覧いただけます)

学習院女子大学図書館のホームページはこちらから
学習院女子大学のホームページはこちらから

1月31日(水)の夜、月が地球の影にかくれる「皆既月食」が起こり、
東京の学習院目白キャンパスでは、月食のはじまりから終わりまでを見ることができました。
学習院高等科地学部の3年生が校舎の屋上から観測を行いました。

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(写真)中・高等科校舎屋上での観測の様子

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(写真)皆既食の直前の様子〔21時41分撮影〕

月は20時48分に欠け始め(部分食)、21時51分には完全に欠けて皆既食となりました。

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(写真)食の最大時の様子〔22時26分撮影〕赤銅色に輝く

皆既食の状態が1時間17分続いた後、月は再び元の姿に戻りました。


日本で皆既月食が見られたのは約3年ぶりのことですが、
今回は、ひと月に満月が2回めぐる「ブルームーン」と重なったということでも、
大きな話題となっていました。

太陽と地球と月が一直線に並ぶことによって起きる皆既月食を、
次に東京で見ることができるのは2018年7月28日とのことです。

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(写真)皆既中に撮影した月と正門

学習院高等科のホームページはこちらから

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