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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
11月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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11月、日光光徳小屋はいよいよ白く雪化粧となりました。
赤や黄色の紅葉に染まっていた周りの景色が1か月で一変する様は、
2年目の冬を迎えますがその速さに驚くばかりです。

水回りの配水管の清掃と水止め、
電気系統と防災設備の点検等そしてプロパンガスや灯油の来春までの補充をし、
最後に小屋1階の外回りに雪囲いをしてしっかり冬支度を終えました。

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雪囲いを済ませた小屋。
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小屋の横の斜面ではそろそろスキーでも出来る頃かと・・・。

今回は、木々の葉も落ちて歩道も所々雪で白くなった初冬の西ノ湖(さいのこ)に行ってきました。
ここは奥日光の中でも訪れる人が少ない所で、戦場ヶ原の南に位置し大昔は中禅寺湖の一部でもあったそうです。
いくつかのハイキングコースがありますが、赤沼車庫からシャトルバスに乗り終点の千手ヶ浜から行くコースを紹介します。
なお、シャトルバスは12月から4月までの冬季期間は運行されませんので今シーズン最後のチャンスでした。

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赤沼自然情報センターの前からシャトルバスが出ます。
(千手ヶ浜までは一般車両は通行禁止なので、ここからシャトルバスになります。)

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西ノ湖に行く前に再築したばかりの千手堂に寄りました。木の香りが新しいお堂です。
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この辺りはクマも生息していて千手堂の近くの木の上にクマ棚を見つけました。
クマは木の上にドングリ等が付いた枝を持って登りここで食べるそうです。
地面には食べ散らかした殻が沢山落ちています。
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千手ヶ浜から西ノ湖までシラカンバや大きなハルニレの間を縫うように歩道が作られています。
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山の神との分岐。あまりにも静かなので時々鳥が鳴くとビックリしてしまいます。
ここの周辺にはオオワシも生息していて運が良いと見られるそうですが今回は残念でした。
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西ノ湖に向かう途中の柳沢川に架かる吊橋。
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この柳沢川は、秋にはマスの遡上が見られ川一面が婚姻色に染まった赤いマスで埋まるそうです。
来年は是非見たいものです。
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もうすぐです。
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西ノ湖に着きました。ここまで約40分。
この日は我々の他には誰もいなくて穏やかで風もなく、何時までもここに留まっていたい感じで、ちょっとティータイム。
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湖畔の岸は氷です。
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湖畔にある樹齢300年のミズナラの巨木。木の下に立っている私と比べるとその大きさが分かりますね。
それにしても扇のように大きく広がった枝が面白いです!

これから半年間、光徳小屋は極寒の雪の世界となりますが、
昨年の経験を生かして少しでも快適な生活をしていこうと思っています。
そして、奥日光での生活、色々なイベントや雪遊びもその都度ご紹介していきますので楽しみにして下さい。

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11月の桜友会栃木支部の懇親会に夫婦で参加させていただきました。
諸先輩や若い方々40数名の方々が宇都宮駅前のホテルに集まり、
挨拶の中で日光光徳小屋のPRもさせていただき楽しい一時を過ごしました。

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皆さんとの集合写真。幹事様、私共にも声を掛けてくださりありがとうございました。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
※現在は冬季休業期間中です。詳しいご案内はこちらから

10月28日(土)、
学習院女子大学図書館の「ブック・セレクト・ツアー」を
取材しました。

同じ新宿区内にある紀伊國屋書店新宿本店のご協力のもと、
図書館に置きたい本を学生自身に店頭の書棚から直接選んでもらうという
恒例企画の本年度第2回目です。今回は17名の学生が参加しました。

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(写真)紀伊國屋書店新宿本店
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(写真)選書の様子

17名の学生は書店内にある和洋書合わせて約120万冊の図書の中から
2時間以内に決められた購入予算である2万円の範囲内で
本を選書しなければなりません。

紀伊國屋書店本店は地下1階から地上8階まで様々なジャンルの本を
販売していますので、フロアを移動しながら本を選んでいると
思いのほか時間が早く過ぎてしまいます。
フロアごとのペース配分が選書を成功させる秘訣なのかもしれません。

今回は1年生の春学期からツアーに参加している
日本文化学科4年生の渡辺さんと渡邉さんの選書に同行しました。

お二人は今年度ブック・セレクターの中で一番のベテランですが、
通算8回目となる本日のツアーが学生生活最後の選書になります。
4年間でセレクターとしての豊富な経験を積んだお二人は、
限られた時間を上手に配分して各フロアを回り選書をしていました。

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(写真)渡辺さん〔左〕と渡邉さん〔右〕

お二人に4年間ブック・セレクターとして活動した感想を伺ってみました。

はじめに渡辺さんからは
「私は高校生の時までは読書が苦手でした。
 それを克服しようと思い1年生の春からブック・セレクターの活動に参加しました。
 セレクターとしては選書以外にも、他大学との交流会や紀伊国屋書店の方によるPOP作成講習会など、
 多くのことに参加してきました。そのような経験をさせていただく中で、
 私は苦手だった読書の克服だけでは無く、学生生活も充実させることが出来ました」

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(写真)選書中のお二人

次いで渡邉さんからは、
「私はブック・セレクターの活動に入学当初から興味を持ち、参加しました。
 はじめは自分の読みたい本を選書していましたが、学年が上がるにつれて、
 学生が読みたい本は何かというのを考えながら選書し、POPも工夫して作成できるようになりました。
 その結果、選書本を多くの学生が手にとってくれるようになりました。
 その他にも書店でのPOP展示やビブリオバトルなど多くの貴重な経験をさせていただき、
 充実した活動ができました。活動を通じて、本が人に与える影響を改めて実感しました」

お二人ともブック・セレクターとしての活動が充実した学生生活の
一助となったようですね。

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(写真)ツアー当日に書店内で開催していた「学習院女子大学の学生が選んだおすすめ本」フェアの書棚の前で
「学習院女子大学の学生が選んだおすすめ本」フェアの記事はこちらから

選書後は書店のスペースをお借りして、
それぞれが選んだ中から1冊を持ち寄って、
本の紹介を1人2分以内で語る「ブックトーク」を行いました。

こちらもブック・セレクト・ツアーの恒例行事としてすっかり定着しました。
今回も各セレクターが紹介した本の中から一番読んでみたい本を投票で決める
ビブリオバトルスタイルで実施して、「チャンプ本」を選びました。

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(写真)ブックトークの様子

参加者の投票により、チャンプ本に選ばれた本を紹介してくれたのは、
今回が学生生活最後のツアーだった日本文化学科4年の渡辺さんでした。

渡辺さんからは
「1年生の春から図書館の選書基準の下、『読書が苦手な人でも読みやすい本』を自分自身のコンセプトにして、
 セレクト・ツアーに参加して参りました。読書家でもあるセレクターの皆さんに支持いただいた今回のチャンプ本獲得は、
 ツアーの最後に皆さんから自分のコンセプトを肯定していただいたようで本当に嬉しかったです。
 今回のチャンプ本を通して、本が苦手な方にも図書館に足を運んでいただければ幸いです」
とのコメントを寄せてくれました。

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(写真)チャンプ本を紹介する渡辺さん

「チャンプ本」や他のセレクターがビブリオバトルで取り上げた本などは、
図書館3階の専用コーナーに各セレクターのお薦め理由を書いたPOPと共に
配架されます。皆さん、楽しみにお待ちください。

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(写真)女子大学図書館 学生選書コーナーの様子

この取り組みは来年度も継続して行われる予定なので、
本が大好きでブック・セレクト・ツアーに興味を持った学生の皆さん、
本の好きな仲間を作りたい皆さん、充実した学生生活の一助にしたい皆さんは
ぜひブック・セレクターに参加してくださいね!

学習院女子大学のホームページはこちらから

今年7月、ハワイのプナホウスクールから10名の日本語研修生が、
学習院中等科・高等科を訪れました。

十分な日本語力を身につけることを目標に、3週間日本に滞在するというプログラムの一環で、
最終日に中・高等科生の家庭でホームステイ体験を実施するにあたり、
高等科の留学経験者、すでに留学が決まっている生徒、
留学を希望している生徒など35名が集まり、研修生の歓迎会を行いました。

生徒たちが手作りしたウエルカムボードを装飾した会場で顔合わせをした後、
班ごとにわかれてのキャンパスツアーを行い、
理科標本室やコンピューター教室、グラウンド、野球場などを案内しました。

ツアー後、お互いの緊張がほぐれたところで和やかにティータイム。
留学についてや日本とハワイの文化のちがい、それぞれの学校での様子についてなど、
さまざまな会話が交わされ、歓迎会は大いに盛り上がりました。

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(写真)歓迎会での集合写真
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(写真)高等科の生徒が手作りしたウエルカムボード

プナホウスクールは、バラク・オバマ前アメリカ大統領を輩出したことでも知られる名門私立高校で、
学習院高等科では、世界各国の高校生を集めてグローバル問題を議論するプナホウのサマースクールに、
毎年生徒を派遣しています。

プナホウの高校生のホームステイ受け入れは今回が初めての取り組みでしたが、
双方にとって、とても有意義な時間となりました。

学習院高等科のホームページはこちらから

學習院大學應援團は2012年以降、
東日本大震災の被災地を毎年訪問し、応援する活動を行っています。

今年も10月17日に、応援団リーダー部、チアリーダー部、吹奏楽部の計103名が
福島県いわき市にある豊間中学校と泉中学校を訪れました。

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(写真)豊間中学校でのリーダー公開「福島応援」

豊間中学校は海岸に近く、震災で8メートルを超える津波に襲われ、校舎が壊滅しました。
約6年半にもおよぶ間借りやプレハブ校舎での生活を経て、
このたびようやく新校舎が竣工したとのこと。そのお祝いも兼ねた演技披露となりました。

その後、生徒の皆さんと一緒に、
チアリーディングで人の上に乗る「スタンツ」という難しい技に挑戦しました。

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(写真)チアリーディングの大技「スタンツ」に挑戦する豊間中学校の皆さん

また、今回初めての取り組みとして、生徒の皆さんと団員が一緒に、
4色のチームに分かれて応援合戦を行い、交流を深めました。
生徒の皆さんも大きな声を出したり、団員とともにかけまわったりしていました。

プログラムの終盤には、豊間中学校側からのサプライズ企画として、
生徒の皆さんが「よさこいソーラン」を披露してくれました。

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(写真)豊間中学校の皆さんによる「よさこいソーラン」披露

泉中学校では約850名の生徒を前に「福島応援」の演技を披露、
また、チアリーディング体験や双方の吹奏楽部による大合同演奏も行い、
親睦を深めました。

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(写真)「スタンツ」に挑戦する泉中学校の皆さん
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(写真)両校の吹奏楽部による大合同演奏
「栄光の架橋」を演奏し、他の生徒たちも演奏に合わせて歌いました。

プログラムの最後には、応援団が3年生に高校受験必勝の
熱いエールを送りました。

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(写真)中3生へ高校受験必勝のエールを送る
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(写真)生徒一人ひとりをハイタッチで見送るチアリーダーたち
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(写真)泉中学校の皆さんと

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【學習院大學應援團のコメント】

福島の子どもたちに元気や勇気、笑顔を届け、
今もなお東日本大震災の爪痕が残る福島へエールを送るつもりが、
かえって団員がパワーや笑顔をいただきました。
この経験が必ず私たちの今後の生きる糧となるでしょう。
福島の子どもたちにとっても、いい思い出になり、
一時でも辛い思いを忘れるきっかけになればうれしいです。
私たち応援団は、いつまでも東日本大震災を忘れずにエールを送り続けます。


學習院大學應援團のホームページはこちらから
学習院桜友会のホームページはこちらから

大学史料館主催のパリ・ストラスブール・東京巡回展「辻邦生-パリの隠者」が、
東京都渋谷区恵比寿の日仏会館ギャラリーで開催中です。

11月7日(火)毎日新聞夕刊で紹介されました。
該当記事を下記毎日新聞のサイト「@大学」でご覧いただけます。
https://mainichi.jp/univ/articles/20171108/org/00m/100/010000c

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(写真)巡回展「辻邦生-パリの隠者」

会期は11月18日(土)までです。
詳しくは学習院大学史料館ホームページをごらんください。

学習院大学史料館ホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
10月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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9月29日の朝方は随分と冷え込み、
もしやと思い外を見ると小屋の周りは薄っすらと白くなっていました。初霜です!
空も晴れ、このように冷え込んだ朝の戦場ヶ原は見逃してはいけませんので、早速見に行きました。
この日の戦場ヶ原の気温はマイナスで初霜と初氷となりました。

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国道沿いからの男体山。太陽はまだ山の陰にあって、麓は朝もやに覆われて幻想的です。
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戦場ヶ原にも朝もやがかかり...、高山が頂をのぞかせています。
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湿原の草木には霜が降りて、白く覆われていました。

国道沿いには、この日の初霜や朝もやを期待して、他にも何人ものカメラマン(高級一眼レフを持った方々)が
シャッターをきっていました。

奥日光は紅葉のハイシーズンとなり大勢の観光客やハイカーが訪れています。
上旬に戦場ヶ原の代表的なハイキングコース「光徳牧場~泉門池(イズミヤドイケ)~赤沼」を
のんびりと行ってきましたのでご覧ください。

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光徳牧場からスタートです。牧場の牛達が見送ってくれます。
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光徳沼では草紅葉が始まり、山の斜面も色付いています。
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光徳沼から逆川(サカサガワ)に架かる橋を渡り、川沿いを歩いていると、
水中の水藻の緑と木々の紅葉の清々しさに思わず立ち止まってしまいます。
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途中に設置されているシカ柵。シカによる植物の食害を防ぐために所々に設置されています。
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黄色くなったカツラの葉。丸いハート形をしてカワイイです。
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コースの殆どは木道になっていて、足元も安定していて迷う事なく歩いて行けます。
ズミの林の中を進んで行くと、前方が開けてシラカンバの幼樹が散在する明るい湿原に出ます。
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要所要所に道標がありコースを迷うことはありません。
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泉門池(イズミヤドイケ)に着きました。
池と紅葉と男体山を眺めながらの絶好の休憩ポイントで、ベンチもあり皆さんここで一休み。ここまで約1時間チョット。
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湯川に架かる青木橋を渡り先に進んで行きます。
木道沿いの黄色になった小さなカラマツ、足元の湿地帯は枯れたホザキシモツケやノアザミの茎が縞模様を描いています。
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右手に流れる湯川(ユカワ)にはカモが泳いでいたり、左手のシラカンバの奥には太郎山が見えてきます。
この辺りは鳥類も多く、バードウオッチングする人や超望遠レンズの一眼レフで鳥を撮っている人が大勢いました。
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木道わきに咲いていたリンドウ。
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この橋を渡って左に曲がるとゴールの赤沼に出ます。
途中の道標に戦場ヶ原伝説の説明があり、『むかしむかし、中禅寺湖をめぐって男体山の神と上州赤城山の神が、
ヘビとムカデをひきつれて戦ったという伝説から戦場ヶ原という名がつけられました。』とありました。

のんびりと山や紅葉を眺め、秋の花を見て、バードウオッチングしながら約3時間の戦場ヶ原を楽しんできました。

そして全国的に一番の冷え込みを記録した19日には、
光徳小屋でも初雪となり朝方は辺り一面が薄っすらと白くなりました。

これで奥日光の紅葉は終わり、11月に掛けて紅葉はいろは坂を下り、
日光東照宮や鬼怒川方面が見頃になることでしょう。

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小屋の屋根も周りの樹木も白くなりました。

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今月のゼミ・サークル紹介は文学部日本語日本文学科の3年生有志の皆さんです。
1泊2日で奥日光の紅葉を見て、夕食には鍋を囲んで賑やかに楽しんでいかれました。

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天候は雨続きで残念でしたが元気な7名の方々でした。

11月になると光徳小屋では、定期清掃や水止め、電気点検、小屋の雪囲い等の冬を迎える準備を始めます。
皆様も気候の変化に注意されて、寒さ対策を万全にしてお過ごしください。

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日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

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