ホーム > 学習院公式ブログ

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

***********************************************************

3月になると晴れの日が多くなり、
気温は最低温度がマイナス10℃より下がる日も減り、
最高温度もプラス5℃近くまで上がり、
晴れた日中には太陽の暖かさを感じるようになってきました。

晴れた日の青い空と白い雪のコントラストの美しさは、
とても綺麗で何とも言えません。
1~2月中の吹雪の中で除雪していた苦労が吹き飛んでしまいます。

小屋周りの景色は見る見る変わり、
時々降る雪も昼には太陽の熱で消えて雪解けの早さには驚くばかりです!

思わずイソップ物語の「北風と太陽」が頭に浮かび、
太陽は何と暖かいのかと身に浸みて感じてしまいます。

170331_001.jpg
小屋周辺では積雪は半分となり、
除雪していた砂利道では地面が見えています。

170331_002.jpg
小屋の前から眺める男体山の景色も春めいてきました。

戦場ヶ原・三本松を走る国道120号線も随分と雪が減り、
除雪された雪で隠れていた道路脇の杭が出てきています。
除雪車の出動もめっきり少なくなりました。

170331_003.jpg
戦場ヶ原を通る国道120号線。奥に見えるのは三つ岳。
全面凍結していた湯ノ湖も水面が見え始め、冬の終わりを感じます。

170331_004.jpg
湯ノ湖とまだ白い金精峠

晴れの日が多くなると雪も締まり、天気の良い週末の戦場ヶ原や光徳の森では
スノーシューでのハイカーが多く目立ちます。
雪の上を正規の登山道から外れて思う気ままに歩いて行くのは楽しいもので、
木々の間を登っているとこんなものを見つけました。「サルの腰掛」です。

170331_005.jpg
ストックの先で突っついてもビクともしません
170331_006.jpg
手でぶら下がっても取れないほどしっかり木にへばり付いています.

ところで残念な事に、先月紹介しましたシカ達ですが、
小屋前の斜面のもみの木の下から最近姿を見せなくなりました。
雪が減った為なのか、他に安全な場所を見つけたのか
何処かへ行ってしまったようです。

今月は雪国ならではのマラソン大会を紹介いたします。
「第2回全日本山岳スノーシューイング・レースin日光」といい、
大会としては2月から3月にかけて、石川県の白山や新潟県の妙高、
そしてここ日光の3カ所で開催されます。

大会としては10年を経過していますが、
ここ日光での開催は今年で2回目となります。
雪の積もった銀世界の中をスノーシューを履いて走る市民マラソン大会ですね。

日光大会は光徳のクロスカントリーコースを利用して行われ、
15kmの距離を走る2種目の競技に男女総勢70名程の参加者が集まりました。

今回は、主人がコース誘導のボランティアとして参加し、
選手たちにコース指示をしながらの応援です。

170331_007.jpg
アストリアホテルのスタート地点でアップをする選手たち。
女性の姿も見受けられます。

170331_008.jpg
スタートです。15km・5kmコースとも一斉にスタートします。
170331_009.jpg
15kmと5kmのコース分岐点となる3.8km地点でのコース誘導。
青のウエアが主人です。

170331_010.jpg
後半10.7km地点でのコース誘導

この日は天候にも恵まれて各選手とも楽しそうに走り抜けていました。
ゴールにはなぜかダースベーダー!
最後の選手がゴールするまで、寒い中ずっと選手達を(寡黙に)盛り上げていました。
来年は主人も選手として参加したい!と言っています。

170331_011.jpg
ゴール地点でダースベーダーと!

このお便りをまとめていたら(3月下旬)、
太平洋低気圧の影響で関東地方に大雪注意報が出て、
小屋でも40センチ以上積もり積雪も再び1mを越えてしまいました。

気温は高めですので融けるのも早いでしょうが、
久しぶりに除雪機の出動となりました。
奥日光の春はまだまだでしょうか!

光徳小屋は4月下旬からオープンします。
それまでに雪が消えて、小屋の雪囲いを取外し、
皆さまをお迎えする準備に取り掛かります。

*************************************************************

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: http://www.gakushuin.info/mt/mt-tb.cgi/1231

ページの先頭へ