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11月14日から11月28日にかけて、
高等科3年・選択生物の授業(担当:鍋山 航 教諭)を取材しました。
この授業では、1年間を通して
大学の生命科学の分野に直結するような実験を行っています。

今回は、身近な食材のタンパク質を電気泳動で調べる実験(SDS-PAGE)
を行いました。

タンパク質にはたくさんの種類があります。今回の実験では、
身近な食材中に含まれるタンパク質を電気泳動し、分析することで、
それぞれの生物種がどのようなタンパク質を持っているかを、
見比べます。

11月14日、
まず、食材を用意します。

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(写真)お刺身各種
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(写真)鶏もも、豚肉
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(写真)ほたて、えのき

これらの食材をマイクロチューブに入れ、
レムリーサンプル液でタンパク質を抽出します。

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(写真)実験に参加した学生たち
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(写真)レムリーサンプル液と食材の断片を混ぜ合わせる操作
レムリーサンプル液と食材を混ぜることで、液中にタンパク質を抽出しています。

次に、タンパク質を変性させるため、95℃の湯煎に入れます。

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(写真)95℃の湯煎に入れてタンパク質を変性させる操作

続いて、ポリアクリルアミドゲルに入れ、約30分間電気泳動します。

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(写真)電源装置と泳動槽を用いて電気泳動します。

11月28日、
こうして出来上がったゲルを染色し、解析しました。

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(写真)様々な食材の解析結果

ブタ、トリ、マグロ、マダイ、アマエビ、イカ、ホタテ、エノキを比較しました。
種が離れているものほど持っているタンパク質の種類も異なるため、
それに従ってバンドパターンが大きく変化する様子が観察できました。

肉や魚などの身近な食材を使った実験を通じて、
日常を科学的な視点から観察する面白さを体験することができました。
今回のポイントは、エノキを比べてみたことでした。

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