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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
1月のお便りが届きましたのでご紹介します。
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明けましておめでとうございます。

日光光徳小屋にきて初めて迎える冬ですが、
今シーズンの雪の訪れは遅く、
日光湯元スキー場では、12月中の営業が出来ないほどでした。

光徳小屋周辺でも、雪が積もったり消えたりで
冬でもこんなものかな...と思っていたら、来ました!

10日過ぎからの大寒波で毎日20㎝近く降り続き、
一気に腰辺りまで積り、周辺の景色は一面真っ白です。

心配していた日光湯元スキー場も、ようやくゲレンデ整備ができて、
修学旅行で来ている子供たちのスキー教室で賑やかになりました。

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(写真)大寒波後の光徳小屋

そして、光徳牧場やアストリアホテル周辺では
スノーシューのツアーやクロスカントリースキーを楽しむ人が増えて、
土日の光徳公営駐車場は他県ナンバーの車で一杯です。

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(写真)光徳沼からの男体山。スノーシューや写真を撮りに来る人も沢山います。

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(写真)アストリアホテルと太郎山。
ホテルではクロスカントリーやスノーシューのレンタルもあります。

毎日降る雪に、生活のリズムもまだまだ慣れませんが、
一日の始まりは除雪から始まります。

小屋周りの動線確保や、光徳小屋から舗装道路までの林道の除雪で
3~4時間ほど掛かりますので、結構な肉体労働です。

日中でもマイナス10℃の野外での仕事では、
冬山用の手袋やソックス、毛糸の帽子、ゴーグル等が役に立っていますが、
一番便利なのは長めのベンチコートです。持っていて良かった!

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(写真)管理棟と本棟を結ぶ道を作るために雪スコップで除雪に奮闘中。

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(写真)5mもある雪掻き棒で管理棟裏の屋根の雪下ろし。遠く離れていますので安全です。

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(写真)初めて経験する除雪機ですが毎日フル活動で扱いにも慣れてきました。林道での除雪です。

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今月は、雪遊びに欠かせないスノーシューとBCクロカンを紹介します。

<スノーシュー>
雪が深いシーンで、登山靴等に装着してストックを使って歩きます。

左の赤い方は、小屋に備え付けのもので、平地の散策に適しています。
右は、私が使っている登山向けのもので、結構急な斜面でも使えます。

戦場ヶ原や光徳周辺のスノーハイクでしたら、左のスノーシューで充分です。
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靴に装着して歩きますが、踵が上がりますので普通に歩けばOK、こんな感じです。
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靴だけでは膝上まで沈んでしまう新雪の斜面も、
スノーシューだと脛(すね)の下辺りまでしか潜りません。
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<BCクロカン>
クロスカントリースキーは、
整備された専用のコースを歩くスキー(競技では走ってますが...)で、
スキー板はエッジが無くて細身で長く、踵が上がるビンディングと専用の靴を使います。

BCクロカンは、クロスカントリーと似ていますが、
整備されていない野山を歩いたり、斜面を登ったり滑ったりのスノーハイク用で、
スキー板にはエッジがあり滑走面にはウロコ状の凸凹があります。

踵の上がるビンディングと専用の靴を使うのは共通です。
靴は山靴のように紐で結ぶもので、スキーブーツのような安定感はありませんが、
歩くには軽くて快適です。

最近、徐々に見かけられるようになり、奥日光周辺の雪の散策にピッタリです。
今シーズンからこの遊び道具に初めて挑戦しますが、
シーズン終わりにはどの程度上達するか(しないか)楽しみにしています。

これが私のBCクロカンのスキー板です。
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踵が上がり滑走面にウロコがあるため、ある程度の斜面なら快適に登っていきます。

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新雪の斜面ではスノーシュー以上に沈むことなく、踝(くるぶし)くらいです。

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斜面を滑る時は、テレマーク(※)技術が必要なので、ただいま猛特訓中!
(※両スキーを前後にずらして片方のひざを折り、腰を落として滑降・回転する技術のこと。)

冬の奥日光のホテルや旅館等では、
スノーシューやクロスカントリーの宿泊セットが組まれています。
今年の冬、スノーシューデビューしてみてはいかがでしょうか。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

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