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昨年の9月3日(木)~11日(金)、
学習院女子大学では、「ラオス国際協力研修」を実施しました。

この研修は、開発途上国の生活を体験し、
国際協力の意味を理解することを目的として、
2004年から継続して実施されています。
今回は1年生から4年生まで26名の学生が参加しました。

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(写真)ラトゥアン村の皆さんと一緒に

毎回、ラオス国内で電気も水道も通っていない村に滞在し、
テーマを設定して活動します。

今回は、ラオス北部に位置する世界遺産都市ルアンパバンから
陸路と水路で 3 時間ほどの距離にあるラトゥアン村を訪れ、
「豊かさ再考」をテーマに研修を行いました。

学生たちは4月から5ヶ月間の事前学習を行い、
現地で実施する活動やワークショップ、調査内容等について議論を重ねてきました。

現地ではホームステイをしながら、子どもたちと交流したり、
「幸せ」について村の人々と語り合うワークショップを開き、
「豊かさ」と「人々のつながり」に関する調査を行ったりしました。

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(写真)子どもたちと折り紙でメダル作り
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(写真)ラオス語での手作り紙芝居の披露
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(写真)グループに分かれて「幸福度」の調査を実施

学生たちの調査の結果、「人間関係・家族」が「豊かさ」を感じるために
重要な要素であると感じると答えた人が最も多い結果となりました。
これは日本でも同様ですが、明らかに異なったのが、
ラトゥアン村ではご近所づきあいが密であり、
日本では地域のつながりが限定的であるという点でした。

このことが、村人の幸福度の高さにつながっていると、
学生たちは考えました。

帰国後には研修の締めくくりとして、
学生が主体となって、研修で学んだことや調査の結果をもとに、
首都圏の中学校や高校において、「開発教育」という授業を実施しました。

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(写真)授業の様子

「開発教育」とは、開発をめぐるさまざまな問題を理解し、
望ましい開発のあり方について考え、ともに生きることのできる
公正な社会づくりに参加することを目的とした教育活動です。

今年は3つの中学校と1つの高校で授業を実施しました。

その中の一つ、東京都東村山市にある明治学院中学校で
1年生の皆さんを対象に実施した授業では、
ラオスの基礎情報についてクイズ形式で紹介した後、
グループワークを行い、ラトゥアン村で行った調査をもとに、
村の人たちが何を大切にしているのかを話し合い、
村人たちの幸福度の高さの理由を考えました。

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この研修を通じて、学生たちは自分なりに、開発途上国の現状を理解することができました。
また、国際社会でどのように貢献できるかを考えるきっかけとなったようです。

学習院女子大学「ラオス国際協力研修2015」の報告はこちらから
学習院女子大学ホームページはこちらから

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