ホーム > 学習院公式ブログ

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
7月のお便りが届きましたのでご紹介します。

***********************************************************

季節やお天気で色を変える湖は、その色ごとに胸を満たしてくれます。

雨の合間の陽ざしの中で、中禅寺湖は湖面を緑がかった藍色に変えました。
うーん。空も緑も湖も今、夏色の世界・・・

雨の多い季節、
霧煙る風景、雨上がりの朝陽、みずみずしい緑や草花・・・
心静かになごみ、冷ややかな空気に身を包まれて、この世界に埋もれます。

150806_001.jpg
もう少し霧が降りてくれたらいいのに・・・
すっかり緑色になった斜面から、ハルニレと小屋を。

150806_002.jpg
雨に濡れたハクサンフウロが
ひっそりと
こっそりと斜面にピンクを散らします。
それにしても小屋のハクサンフウロはおちびちゃん。

150806_003.jpg
ヨーロッパ原産の外来種「ブタナ」だそうです。
斜面にひょろひょろ生えて来ました。
日光の植物博士も奥日光では初めてとか・・・
根こそぎ除去いたしました。

150806_004.jpg
6月初旬咲き始めのホザキシモツケも雨に濡れて・・・
咲き始めが美しいです。
戦場ヶ原の群落を見たら、とても絶滅危惧種とは思えません。
今、真っ盛りです。

150806_005.jpg
ウラギンヒョウモン。よほどイブキトラノオが気に入ったのでしょうか、
翅(はね)を広げて撮影に協力してくれました。

150806_006.jpg
同じく翅を広げてくれたシジミチョウ。
可愛くて美しくて、周りを群れが飛び回ると歓声が起こります。

150806_007.jpg
小田代原は数年前に湖と化し(数年ごとに水没)花々が激減しましたが、
今年はアヤメ、ノアザミの群落も復活して、
クガイソウもずいぶんと多くなっています。

150806_008.jpg
歩道脇の木に這い上るツタは何?・・・若いツタウルシです。
3枚葉のツタにはご用心、ご用心。
奥日光に来たてにかぶれ、お岩さんになったのは忘れられません・・・

150806_009.jpg
湯ノ湖が静かな一瞬を見せてくれています。
が、湖畔のオオツリバナが姿を消して行きます。
インパクトあったのになあ。

150806_010.jpg
ふっと見ると見事なキノコ。ウスヒラタケ。
何だか自転車いっぱいの道路風景が頭をよぎりました。

150806_011.jpg
湯ノ湖周りや、切込湖・刈込湖周辺の岩や
祠(ほこら)に出現するヒカリゴケ。
初めて見るときは結構感激です♪ 
夏の間見られますので、是非見つけて下さい。

150806_012.jpg
平地にはあるそうなウメガサソウ。今年は3株ほど湯元に出現。
無くなったり、現れたり、植物の世界は大忙しです。

暑さのせいでしょうか?
避暑地の日光光徳小屋の8月は利用申込み殺到です。
合間をぬってお出かけください。
ひんやりとした朝露がお待ちしています。

***********************************************************

日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: http://www.gakushuin.info/mt/mt-tb.cgi/932

ページの先頭へ