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5月23日(土)、
目白キャンパスで学習院大学国際研究教育機構主催の
講演会「オックスフォードに学んで」が行われました。

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(写真)会場の様子

留学を志す学生の参考にしてもらいたいと企画されたもので、
この春から国際研究教育機構の客員研究員に就任された
彬子女王殿下を講師にお迎えし、イギリスのオックスフォード大学での
計6年間におよぶ留学生活についてお話しいただきました。

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(写真)講師の彬子女王殿下

彬子女王殿下は学習院大学文学部史学科を卒業後、
オックスフォード大学マートン・カレッジに留学し、日本美術史を専攻。
海外に流出した日本美術に関する調査・研究を専門とされています。

2010年には同大で女性皇族として史上初となる博士号を取得され、
帰国後も専門分野の第一線で活躍する研究者でいらっしゃいます。

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オックスフォードで過ごした日々の思い出や英語を習得するまでの苦労、
西欧と日本の美術品に対する考え方の違いや、
影響を受けた日本人の先達(長州五傑・古筆了任)についてなど、
留学当時のエピソードをおりまぜながらご講演いただきました。

その中で、
オックスフォードで博士論文の指導を受けた2人の恩師について、
「専門ではない人にも理解できるように書いていなければ、それは論文ではない」と
厳しくご指導いただいたこと、そして、その論文執筆の過程で身に付けた技術は、
現在でも講演や論文、寄稿文の執筆にとても役立っていると
お話しされました。

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(写真)学生からの質疑応答

講演後には質疑応答の時間が設けられ、
今年ロンドンへの留学を予定している法学部の学生からの質問に、
丁寧にお答えいただきました。

また、今回の講演会を聴講されていた皇太子殿下から、
ご自身のオックスフォード大学マートンカレッジでの留学のご経験や、
彬子女王殿下のお父上である故寛仁親王殿下との思い出話をまじえながら、
講演へのコメントをいただく場面がありました。

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皇太子殿下と彬子女王殿下の心温まるやりとりの中で、
留学経験がその後の人生においてどれほど強く印象に残り、
どれほど大切なものとなっているかということが語られました。

講演会の終わりには、
彬子女王殿下から留学を考えている学生たちに向けて、

「どうか迷わずに留学してほしい。井の中の蛙だった世界観が大きく変わる。
 留学先で出会う外国の人々にとっては、
 あなたが生涯最初で最後に出会う日本人になるかもしれないので、
 日本の代表であることを忘れず、ぜひチャレンジしてください」

とのアドバイスをいただきました。

当日は事前申し込みをした約400名の方が聴講、
彬子女王殿下のユーモアあふれる語り口に会場からはたびたび笑いの声が起こり、
和やかで楽しい雰囲気の講演会となりました。


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