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学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋の管理人・堺 恵子さんから、
5月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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5月。奥日光の春は例年より1週間~10日早めに
歩を進め始めました。

中禅寺湖付近、いつもはGW後のサクラはGW中に満開。
小さな小さな花たちが足元付近でおしゃべりを始め、
新緑は足早に空色を狭くして行きます。

それにしてもなんと多くの新緑の色!
カラーチャートの合間を抜けて緑の数を増やします。
やっとの春の日光光徳小屋。今朝の最低気温は10℃に届きませんでした。

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突然の悲鳴!騒がしい声が続きます。
本棟を巡り、管理棟を巡り、ハルニレの枝先にまで走ります。
「運動場じゃあないんです!!」と出て見ると、テンの縄張り争い?
まだ若い、ちょっと薄汚れたひとまわり小さいテンでした。頑張って生きてね♪

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ニョキニョキときのこのような
「カラマツの芽吹き」です。
あっという間に緑に包まれるカラマツの緑はとても清々しいです。

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赤沼から戦場ヶ原入口の水路付近は
いつも何かの鳥がいてバードウォッチングポイントです。
黄色~オレンジの胸を「綺麗でしょ!」とばかりに見せながら
美しい声で皆を誘うキビタキ。

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戦場ヶ原もすでに春景色。写真ではちょっと見られませんが、
薮の中には、早いワタスゲが実をつけて、
クロミノウグイスカグラが黄色く転々としています。

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やっぱり早いズミの花。赤いつぼみはピンクとなって、
白い花が咲き始めています。
今年は、6月1週目の週末で満開となるでしょう。

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さて、戦場ヶ原~小田代原付近。
足元の笹薮の中、美しいシロバナエンレイソウを見つけました。
小屋に来るまで全く知らなかった山野草。心にやさしく響きます。

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真っ先に春を囁くヒメイチゲ。花もとってもかわいいのですが
すでに金平糖の実を付けました。
転々とある金平糖に心が和む一瞬、幸せ感に包まれて・・・

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今年も日光光徳小屋の敷地内は、
シロバナノヘビイチゴの白い花が咲き誇っています。

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斜面では、ミツバツチグリが黄色く一面を彩っています。

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小鳥たちの声に包まれて、小枝から風に飛ばされる雨音を聞きながら、
雨上がりの今朝の小屋はすっきりと、緑の額に収まりました。
それでも頑張るハルニレ君。新緑はまだ2分ほどの枝先です。

春から季節はどんどんと移り替わります。
春も、夏も、秋も・・・皆様を素晴らしい自然が待っています。

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日光光徳小屋には、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究などに
多くの学生が訪れています。(冬季は雪のため閉鎖しています)
詳しいご案内はこちらから

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