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大学の南1号館(目白キャンパス)の改修工事が完了し、
今年度からふたたび利用開始となりました。
既存建物の再利用のため、
理学部研究棟として使用していた南1号館を教室棟に改修しました。

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(写真)南1号館 正面(改修後)※2

南1号館は、
昭和2年に中等科・高等科の理科特別教場として竣工され、
昭和24年に大学理学部の開設とともに理学部研究棟となった建物です。
平成21年には国登録有形文化財に登録されました。

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(写真)昭和2年度の卒業式に行幸した天皇陛下


それでは、
改修工事前後を比較しながら新たな南1号館を少しご紹介いたします。


■建物外----------

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(写真)東側外観(改修前)※1
    ※1写真(改修前)は村松康行理学部教授による撮影。

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(写真)東側外観(改修後)※2
    ※2写真(改修後)は3月18日に撮影。

外壁のタイルが張り替えられましたが、
昔の良さを残した仕上がりで、周りの建物とも調和しています。


■建物内----------

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(写真)1階 中央階段(改修前)※1

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(写真)1階 中央階段(改修後)※2

アール・デコ調の趣は残しつつも、手摺の高さをあげ、安全性を高めています。
壁は白で統一、床のシートも張り替えられ、明るいイメージとなりました。


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(写真)2階 元・村松研究室(改修前)※1

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(写真)2階301教室(改修後)※2   机、椅子は後日搬入されました。

2部屋に分かれていた研究室は壁が取り払われ、
1つの大きな教室に生まれ変わりました。
この教室に残されたドラフトチャンバー※3は出窓式で、
建設当時は、電気ファンで排気するのではなく、
ガスバーナーで上昇気流を作り排気する仕組みでした。
もとの形のまま改修され科学文化財として貴重なものです。
3ドラフトチャンバーとは、化学実験などで発生する有害なガスを排気する設備。

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(写真)ドラフトチャンバー(改修後)※2


また、
建物の裏手にはエレベーターが設置されました。

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(写真)南1号館裏側(改修後)※2

新しくなった南1号館での授業が楽しみですね。

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