大学図書館情報サービス課では、約2年に1度、冬の寒い時期、大切な貴重書の
虫干し作業を行っています。

今回は、学習院大学図書館蔵の「伊能図中図」についての今年度の作業の
様子を、皆様にも少しここでご紹介いたします。

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学習院大学図書館に保管されている伊能図(中図)は8舗(区分)あり、九州
の部を欠いた、四国測量後のものと考えられています。
これは昭和44年に、元学習院女子部教諭・堀米次氏より寄贈されたものです。

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文化元年の沿海地図中図で現在知られているものは、他に伊能記念館、国立
史料館、徳島大学附属図書館にしかないという大変貴重なもので、そのような
資料が学習院に存在することを知らない在学生や卒業生も多いのではないで
しょうか。

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『伊能図』とは、伊能忠敬の測量隊が作った日本地図のことを一般には指し、
海岸線と街道を測った線と、そこから見える山の姿を鳥の目で見たように
描いた手書きの絵図のこと--とあります。

気の遠くなるような根気のいる作業の積み重ねから、このような今現在の
地図と大差ない精巧な地図を作り上げた測量隊には、本当に脱帽です。

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今回の虫干しには、本院名誉教授で伊能図研究の第一人者である斎藤仁先生
も立ち会われ、専門家の目で伊能図の様子をチェックし、伊能図にまつわる
色々なことをお話しくださいました。

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ご寄贈下さった堀氏のご子息方も立ち会われました。

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大変珍しい、蝦夷地(東南部)部分

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驚くような細かさで、土地の名前などが記載されています。

                                       

この地図からは、当時の測量隊員たちの熱意に満ちた調査の様子が伝わって
くるようですね。

私達が今日本国内を楽しく旅することが出来るのも、このような努力の
お陰でもあり、伊能測量隊に思いを馳せて旅をすれば、ますます興味深い
ものになるのではないでしょうか。
                                         


※学習院図書館所蔵の『伊能図』に関してのこと、また斎藤先生の書かれた
『伊能図』に関する文献などは、こちらでご紹介しています。
どうぞご覧ください。
(【画像】の右手「本文」をクリックしていただくと伊能図の詳細な画像が、
また、【解説】の右手「学習院大学図書館蔵 伊能図中図について」をクリック
していただくと、詳しい説明をご覧いただけます。)

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学習院名誉教授 齋藤仁先生(右)、大学図書館情報サービス課・中村課長と


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12月13日(火)16時30分から、目白キャンパスの輔仁会館(学生食堂)前にて、
「キャンドルナイト2011 -想いをともす-」が開催されました。

これは、大学学生センター学生課が学内の意欲ある任意団体よりアイデアを
募り、学内コンペティションを経て実施に至る『キャンパス活性化プロジェクト』
の一環として行われるもので、環境サークル・Ecoowlet(エクーレット)と
総合国際協力団体・ANCHOR(アンカー)が企画と運営を行いました。


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16時30分、開会式が行われた頃には明るさも残っていましたが、皆でキャンドル
にひとつひとつ火を灯していくうちに、まわりはどんどん暗さを増し、沢山の炎が
作り出す幻想的な光景が広がっていきました。


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一人一人が想いをこめて、火を灯していきます。

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火が灯るたびに、徐々にまわりが暖かくなっていきます。

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すべてのキャンドルに火が灯り・・・

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ハートと桜の花が、くっきりと浮かび上がりました。

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音楽系サークル「スナフキン」の演奏の音に、授業の終わった学生たちも集まって
きます。

いつもの学食前広場とは全く違った空間を、皆でじっくり味わいました。

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ペットボトルキャップ回収のキャンペーンも。

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東日本大震災から9ヶ月、今年2011年も残すところあと半月となった今、
今年のキャンドルの炎はとても色々な意味を持つ、深く力強い光を放って
いたように思います。

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小さなキャンドルの光でも、多くが集まると相当な明るさと暖かさになり、
これは人々のパワーと同じだと改めて感じることも出来ました。


冷たく澄んだ空気の中、静かな優しい時間が流れました。


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秋から冬へ


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あちらこちらでカサカサという音が聞こえてきます。
見渡せば、学内は深い秋色。

今回は、学内の紅葉スポットを少しご紹介いたします。

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西5号館から図書館への道は、すっかり黄色の世界ですが、例年に
比べるとやはり葉が少ないような気がします。
すんなり季節が移ってこなかったせいでしょうか?


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それでも、十分に美しい黄色の絨毯が広がっています。

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こちらは、史料館(北別館)から東別館へ向かう小道。

東別館前、陽の光を浴びたもみじのあざやかな赤が、こげ茶色の
東別館の建物とみごとな対比をなしています。

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枝によってはまだ緑色の残った部分もあり、こちらのグラデーション
もまた見ごたえがあります。

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そして皆さんもお気づきと思いますが、美しい紅葉風景の陰には、
この学内の大量の落ち葉を毎日片付けてくださっている方々のお仕事
を忘れることは出来ません。
(応援団の学生の皆さんの姿もよく見かけます。)


目を楽しませてくれるイチョウの絨毯も、歩く道の上にあっては滑る
原因になるもの。
毎日毎日、私達の歩く道の上に落ちた枯葉は、しっかり掃いて片付けて
くださっています。

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相当な重労働ですが、そのお陰で美しいキャンパスが保たれています。


この時期が過ぎると、季節は一気に冬へと移っていきます。

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