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さつき晴れの5月21日の土曜日、生涯学習センターの人気プログラムの一つ、
「学習院キャンパスまるごとミュージアムツアー」が大学史料館のご協力を頂き、
学芸員の皆さんの解説のもと行われました。

まずは、教室での講義から。

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パワーポイントを使用して、学習院の創立から、神田~虎ノ門~四谷~目白と
繋がる歴史の流れについて説明を受け、要点を掴んでおきます。
そして平成21(2009)年に国登録有形文化財建造物に登録された目白キャンパス
内の7棟について、設計者や建物の特徴を学びます。
目白移転から100年以上が経ち、時代時代を見つめてきた7棟はどれも魅力的な
造りです。


講義の後は外に出て、いよいよキャンパスツアーのスタートです。

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ここは、7つの有形文化財建造物の一つ、正門です。
目白開校時の明治41(1908)年に建築され、当時の門柱の頭部には、現在は
ありませんが照明器具がついていたそうです。

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国登録有形文化財建造物を表す表示板


正門を入り、まぶしいほどの日差しの下、学内の歴史的建造物をめぐるツアー
が続きます。

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北別館(旧:図書館)(明治42年建築)

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東別館(旧:皇族寮)(大正2年建築)

東別館の車寄せのひさしは、皇族の方々が乗り降りする馬車に合わせて高く
造られました。


4つ目の文化財は・・・

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西1号館(旧:中等科教場)(昭和5年建築)

現在も多くの学生達が語学の授業などで使用しています。
外壁の特徴であるスクラッチタイルが、教育の場に相応しい落ち着いた
雰囲気を作り出しています。

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 ※スクラッチタイルとは・・・
     タイルの表面を櫛引して縦の筋の模様をつけた粘土
     タイルで、大正から昭和初期に建設された建築に多用
     されました。機械ではなく手作業で模様がつけられた
     ものは大変珍しく、今では代替品は無いそうです。

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スクラッチタイルの感触は・・?

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南1号館(旧:理科特別教場)(昭和2年建築)
こちらもまた重厚な造りです。


木立の中の乃木館(明治41年建築、昭和19年に現在地へ移築)を見学して、
いよいよ馬場の厩舎へ・・。
厩舎もまた明治41年の目白移転時からのもので、こちらも大変古いものです
が、現在でも立派な現役!
(現在の場所には昭和2年、目白通りをはさんだ正門の向かい側から移され
ました)
馬術部の馬達12頭が馬術部員からの愛情をいっぱいに受けて暮しています。
馬達の名前は、すべて「□□桜」と桜のついた名前です。


約1時間のツアーで、汗ばむほどの良い運動になりましたが、目白の沢山の
木々が涼しい木陰を作ってくれているおかげで、爽やかな風と一緒に巡る
キャンパスツアーになりました。

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ここで各建物の特色やエピソードを細かくご紹介するのはとても難しいこと
なので、学生の皆さんもどうぞお昼の休み時間などにそれぞれの建物を
じっくり眺めて、学習院の歴史を感じてみてくださいね。
きっと、ひとりひとりに違った発見があるはずです。


※生涯学習センターの講座については、こちらをご覧下さい。

※なお、この「学習院キャンパスまるごとミュージアムツアー」はご好評に
つき春期は既にいっぱいになっておりますが、秋期にもまた実施予定です。
どうぞお楽しみに。


      


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