中央教育研究棟の建築に伴い、従来旧中央教室によって若干視線が
遮られがちであった西1号館や南1号館などの建物へのアプローチが
随分と変わってまいりました。

古き目白キャンパスの面影を残す西1号館は、昭和5年(1930)に竣工
され、今年で80年を迎えます。
当初は中等科教場として使用され、終戦前後には、陸軍省医務局が
置かれていた時期もありました。

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現在の西1号館

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中等科教場時代

現在館内には、マルチメディア教室が並んでいますが、2階の214教室
には、往時を偲ばせる照明やストーブ置き場などが残されています。

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いずれも214教室内

古きよきものと新しいものの調和のとれたキャンパスに、
春の爽やかな風が吹き抜けていきます。

4月18日(日)、オール学習院の集いが開催されました。
オール学習院の集いは、その名の如く、
学習院の教職員・在校生やそのご家族の方・卒業生など
学習院関係者が一同に集い、協力して企画し、
近隣の方々をはじめとしたみなさまに広く目白キャンパスを開放して、
楽しんでいただく催しです。
今年は晴天に恵まれ、桜も咲き残っており、
過去最高の11,639名の皆様にご来場いただきました。

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波多野敬雄院長の歓迎のご挨拶

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西2号館前では、校外施設の所在する新潟県魚沼市など、
学習院ゆかりの土地の物産展が開かれました。

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笑いの絶えない「めじろ寄席」

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新築の中央教育研究棟前での応援団の舞台

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桜友会ハワイアンクラブのステージ

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昨年人口芝化された北グラウンドでは、ラグビーの対外試合が
行われました。

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百周年記念会館正堂の催しのクライマックスは、「学習院の歌の集い」。
最後は、第18代学習院長安倍能成が作詞した学習院院歌を
歌詞の意味をかみしめながら斉唱し、
今年のオール学習院の集いもお開きとなりました。

4月14日、岩手県の宮古市立第一中学校のみなさんが、
修学旅行の一環として、大学見学にいらっしゃいました。

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東別館では、庇に付いている桜の院章を撮影。

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馬場にて、馬術部の活動を見学。

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緑に囲まれた血洗いの池も散策。
この池の下には、某乳酸飲料の空容器およそ4万8千本を用いた
濾過装置が埋まっており、絶えず水が循環し浄化されています。

水面にはいくつもの桜の花びらが浮かんでいました。
岩手では、桜はまだこれからとのことでした。

校内一周、「グリーン学習院」を実感したあとは、
学生ホールで大学生へのインタビューを実施。
受験勉強のことや、大学での学習内容、卒業後の将来の夢などを質問し、
熱心にメモを取る姿が印象的でした。

 終戦後、学習院大学では、当時の安倍能成学長を中心として広く国際平和を考える
平和問題土曜講座を開講していました。

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 このたび、その土曜講座の良好な状態のポスターが、学習院アーカイブズ準備室の
所蔵となりました。

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 夏目漱石の弟子であり、哲学者・教育者として知られる第18代学習院長安倍能成は、
昭和23年(1948)、学習院の学生・生徒・児童・園児ならびに教職員によって組織される
輔仁会(ほじんかい)の発行する『輔仁会雑誌』に「学習院今後の方針」と題する一文を
草しています。戦後私立学校として再発足した当初の抱負がうかがえるその文中で安倍院長は、

「国際的精神の不足が日本人の欠陥であつたのに鑑み、本院従来の長所をも考へて
 特にこの点に力を注ぎ、 文化国家、平和国家としての日本今後の国際的活動に
 役立ち得る人材を養ふことに努めたい」

という決意を表明しています。

 国際的精神の育成という戦前からの学習院の教育目標を再認識して、廃墟の上に
不死鳥のように立ち上がった学習院では、現在その伝統を受け継ぎ、波多野現院長が
提唱する 「グローバル学習院」の名のもとに広く国際平和に貢献できる人材の育成に
努めています。

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昨日(4月5日)より、目白キャンパス北2号館1階にて、学習院大学史料館
特別展「目白の森のその昔 学習院と考古学」が開催されています。

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本展覧会では、旧制学習院歴史地理標本室の収集した貴重な考古遺物や
旧制高等科史学部を中心とした発掘調査による出土資料のほか、

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昨年度竣工した目白キャンパス南7号館の建設に先立つ発掘調査によって
出土した旧石器時代・縄文時代の石器などが展示されています。

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↓こちらは、学習院中・高等科グランドで発見された、桜の校章や学習院の校名のついた食器です。

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学習院が全寮制であった時代、現在の中・高等科グランド付近に建っていた寮で使用されていた
ものと推測されます。

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会場入口付近には、屋久杉が展示されています。

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これは、日本で初めて放射性炭素による年代測定を行った木越邦彦名誉教授が、
測定の資料として用いたもので、いまでも芳しい香りをはなっています。

学習院の歴史、学問の香りに触れるこの展覧会は、6月5日まで開催されています。

新しい年度の始まりに合わせたように目白キャンパスの桜(ソメイヨシノ)が満開に
なりました。

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目白キャンパスには約150種類、4400本の樹木がありますが、そのうち
約360本が桜の木です。
また、院章、校章として使われているように、桜は学習院のシンボルでもあります。

1年間静かにこの日のために準備し、たとえ誰も見ていなくとも、自ら咲くべき時を選んで
開花する―――桜は、流されない、ぶれない生き方の大切さを学生、生徒たちに
教え示してくれているようです。

3月31日(水)、学習院大学理学部生命科学科の開設一周年を記念して、
ノーベル化学賞受賞者、下村脩博士による特別講演会が、学習院創立
百周年記念会館正堂で行われました。

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少年時代から、緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見にいたるまでの、ご自身の歩まれた
道のりについて、戦時体験、運命的な恩師たちとの出会いなどのほか、クラゲ捕りの
ご苦労話などもうかがうことができ、会場も和やかなムードとなりました。

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講演中も、講演後の質疑応答の際にも、基礎的研究の重要性を強調され、
「やってできないことはない。」
一にも二にも「努力、努力!」と、
次の時代を担う若者に対して、学問の世界においても、それ以外の世界においても揺るがない
大切なメッセージが伝えられました。

なお、この特別講演会に先立ち、下村博士への学習院大学名誉博士号の授与式が行われ、
学位記が、福井憲彦大学長から下村博士へ授与されました。

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